概要
「TSUBURAYA IMAGINATION」にて配信される、新・特撮短編シリーズ。監督は『ウルトラファイトVR』の監督も務めた経験がある田口清隆。脚本は足木淳一郎が担当。
なお、シリーズの映像作品としては珍しくタイトルに『ウルトラ』がない。『ウルトラセブン』が入ってしまうからか?
テレビ本篇の裏にあった特空機1号セブンガーの戦いを描く、1話5分全10話の短編ドラマ。その内1~7話まではサブスク、残りの3話は『ウルトラマンZ完全超全集ストレイジBOX』に同封されるDVDで観ることができる。収録形式が有料サイト+特典という特撮シリーズの外伝系全体を見ても複雑であり、『てれびくん』内における特集での視聴解説でも他ページで「TSUBURAYA IMAGINATION」の解説と超全集の詳細を「レガシーてれびくんさん」での検索を推奨するというややこしい解説になっている。
時系列は第5話までが本編の幕間、第6話以降が本編完結後の設定である。
本編のサイドストーリーではあるものの、タイトル画面や野外ロケで殴り合うだけの作風は近年のファイトシリーズ以上に本家『ウルトラファイト』をオマージュしている(というかOPは映像もBGMもほぼ『ウルトラファイト』のまま)。しかしあちらと異なり爆発演出やジオラマを使った市街地戦もある模様。
登場人物
ストレイジ
ウルトラマン
登場怪獣/宇宙人
全話
ゲスト登場
- ジラース
- ヘルズキング改
- エレキング
- ダンカン
- ガラモン
- ピグモン
- ガゾート
- イカルス星人
- ガンダー
- 改造パンドン
- ゴース星人
- ビームミサイルキング
- ペスター
- サタンビートル
- ボーズ星人
- アクマニヤ星人
- ケットル星人
- オニオン
- ジャグラスジャグラー魔人態
登場が予定されている怪獣はいずれも再登場の機会に恵まれなかったレアな面子ばかりである(やはりというかアトラクション用スーツ率が高い)。
主な怪獣の人選は『ウルトラセブン』や『ウルトラマンレオ』からの出典が多い。また、ガゾートはスーツの質感から「ウルトラヒーローからのメッセージ」に登場した個体と同じスーツを使用しているものと思われる。
また、本格的に映像作品に参戦するビームミサイルキングはウルトラマンゼロは勿論、ゼットとも意外な形で接点のあるロボット怪獣である。詳しくは該当項目にて。
各話リスト
TSUBURAYA_IMAGINATION配信分
話数 | サブタイトル | 登場怪獣 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | 必殺! セブンガーかすみ斬り | ジラース | 時系列は第1話以前 |
2 | 本家特空機の意地を見せろ | ヘルズキング改 | " |
3 | その銃弾で血に染めろ | エレキング | 第8話の後 |
4 | ダンカン捕獲作戦! | ダンカン | - |
5 | 壮絶! セブンガー引退試合 | ガラモン、ピグモン | 時系列は第11話の前 |
6 | 怪獣無法惑星 | エレキング、ガゾート、改造パンドン | 時系列は最終回後 |
7 | 帰ってきた赤いあいつ | 改造パンドン、イカルス星人、ガンダー、ガラモン、ゴース星人、ジャグラスジャグラー魔人態 | " |
スフラン島3部作
8 | 恐怖の要塞ロボット | ビームミサイルキング | 時系列は第4.5話1日目 |
---|---|---|---|
9 | 灼熱!凍結!大地獄!! | ペスター、ガンダー | 時系列は第4.5話2日目 |
10 | 獅子の瞳が輝く時 | アクマニヤ星人、サタンビートル、ボーズ星人、ケットル星人、オニオン | 時系列は第4.5話3日目 |
PV
余談
ロケ地は、仮面ライダーシリーズやスーパー戦隊シリーズ等でもお馴染みの栃木県の岩舟山が使われている。
また、セブンガーとレオの共演はTV本編以来47年ぶりとなる。
関連タグ
戦え!セブンガー:同じくセブンガーのスピンオフ作品。登場怪獣もロボット怪獣、特殊武器を使い戦ったマイナー怪獣、完全オリジナル怪獣(こちらは視聴者に対して作者。後に視聴者公募怪獣も登場)、ラスボス合体怪獣の構成パーツのようにオマージュ要素が強い。
グリッドナイトファイト:SSSS.DYNAZENONのスピンオフ作品。本作同様のスタイルで製作された短編実写映像がアニメ本編BDの特典として収録される。
ウルトラマンニュージェネレーションスターズ(2024):第1話がセブンガーをフィーチャーした内容で第3話の映像が使われている。