データ
別名 | 雲怪獣 |
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身長 | 67m |
体重 | 5万8千t |
出身地 | 日本アルプス上空 |
概要
第4話「謎の赤い雲を追え!!」に登場。
突如として日本アルプスの上空に発生した赤い雲が、大雨に打たれる事により固形化し実体化、怪獣と化した存在。
赤い雲の正体は実は生命体であり、乾燥状態では本来の姿である気体(赤い雲)の形態をとり大人しく無害な存在であるが、低温になったり水分を含むと固形化と共に苦痛を感じ、余りのもの苦しさで赤いザザーンのような怪獣形態となり凶暴化し、暴れ回ってしまう。一度固形化した場合は、水中でも活動可能。そもそも宇宙空間でも生きていけるので呼吸も必要ないのだろう。
また、元々が気体状生命体のためミサイルやレーザー攻撃などあらゆる物理攻撃を受け付けない不死身の肉体を持つ。
山間部に出現し、大雨に打たれた事により固形化し、怪獣化。想像を絶する苦痛から暴れ回り、そばのダムを破壊しようとした所を間一髪駆けつけたウルトラマンジョーニアスに阻止され、動きを止められた隙に彼がプラニウム光線(Aタイプ)を使い雨雲を散らした事で体が乾燥し、安らかな表情を浮かべながら元の気体へと戻る。
そして、二度と苦しんで暴れることがないよう配慮したジョーニアスの手によりバリヤーガスで保護され、雨が決して降ることがない宇宙空間へと運ばれていった。
その後の作品での登場
『ウルトラ銀河伝説』
ベリュドラの左腕を構成する怪獣の1体としてまさかの再登場。アニメ版のウルトラマンからは唯一の選出であり、『ウルトラマン列伝』でもベリアル陛下による100回記念回で紹介された。この時同じくナビゲーターを務めていたダークネスファイブは、レッドスモーギそのものよりも映像がアニメである事に驚き、その出来栄えに感心するなどメタ発言ばかりしていた。
ヴィラニアス「手書きアニメでこの水しぶき感!職人技を感じさせるなぁ!」
グロッケン「この水中戦も見応えあるなぁ!」
因みに、『大怪獣バトルウルトラ銀河伝説 THE MOVIE 超全集』(小学館)での造形チーム座談会にて明かされた話によると、「誤ってザザーンを2体加えていたため、左肩のザザーンを赤く塗ってレッドスモーギにした」との事。
『戦え!セブンガー』
第5話に登場。
原作同様、赤い雲の姿で東京上空に現れたため、ナツカワ・ハルキが操縦する特空機1号セブンガーによるサンプル回収作戦が行われた(なお、サンプル回収に使われたのは巨大アイスクリームディッシャーである)。サンプルを回収しようとするセブンガーから逃げようと雷雲の中に逃げ込み、雨を取り込んで実体化し、落下しながらセブンガーに殴りかかった。
実体化した体はゴムのような弾力性を持ち、地上に落ちるとスーパーボールよろしく跳ね回り、セブンガーをビルに叩きつける。
オオタ・ユカの分析で雨水で固体化した事が判明し、雲の切れ目に向かって運ばれ、ロケットのブースターによる『セブンガー爆熱ドライヤー』を受け、原作同様に安らかな笑みを浮かべて赤い雲に戻った。なお事件後、ユカはサンプル回収に張り切り、怪獣研究センターに連絡するというヘビクラ・ショウタ隊長の命令を聞かずに飛び出していった。
第8話ではユカの閃きによってサンプルとして回収されていたレッドスモーギが作戦に駆り出された。
その作戦とはタンクに収容したレッドスモーギに江戸川の水を大量に吸わせ、ボルテックファイヤーにぶつけて冷却してしまおうというものであった。空輸中に暴れて作戦が失敗しかけるも、ヨウコ、イダテンランがリレー方式で現場に輸送した甲斐あって作戦は見事に成功した。