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データ

別名同居怪獣
身長83m(チョウ)、80m(ジン)、79m(サン)※
体重13万2千t(5万3千t(チョウ)、4万2千t(ジン)、3万4千t(サン))※
出身地海底

※ピグの目視では身長63m、体重2万5千t

概要

第12話「怪獣とピグだけの不思議な会話」に登場。

一つの殻に長男のチョウ(メイン画像右)、次男のジン(メイン画像中央)、三男のサン(メイン画像左)の三兄弟で一緒に暮らしている、後ろ足のないサンショウウオのような怪獣。

本来は殻に入っておらず大人しい性格だったのだが、人間たちの海洋汚染によって凶暴化し、チョウとジンには鋭い牙と角が生え目つきも悪くなり、石油石炭を食らい、口から火炎溶解液を吐き出すようになった。一方サンは兄思いで大人しい性格のままであるが、兄たちから栄養を貰わないと生きていけない体になっていた。知能も高く、怪獣の鳴き声の波長を解析できるピグを介して人間にメッセージを送っている。

チョウとジンの意思でタンカーを襲っては石油を飲み干していたが、やがてに上陸。石炭を食らい暴れ回った末チョウとジンが眠りに付いたため活動を停止する。

当初は宇宙船に乗せて宇宙に追放する方針だったが、科学警備隊のピグがサンと対話したことで経緯が明らかになり、兄達を殺す事を望まないサンは兄達を説得しに帰ることを約束した。

だが目覚めたチョウとジンはサンの説得を聞き入れず、逆にサンを殻から無理矢理追い出し、再び暴れ出してしまう。

現れたウルトラマンジョーニアスが海に帰るよう指示しても耳を貸さず戦闘に突入、やむを得ず退治される事になった。

追い出され衰弱したサンは尚も戦いを止めようと後を追いかけたが、間に合わずプラニウム光線によってチョウとジンが倒されてしまう。

兄達を救いたいという願いを踏みにじられてしまったサンは、途端に牙と角が生え凶暴化。

ジョーニアスに襲い掛かったが、すでに力は残されておらず寸前で力尽きて死亡。

その亡骸はジョーニアスによって清らかな南極の海に葬られた。すると牙と角は消え、その表情は元の穏やかなものに戻ったのだった。

余談

第11話での次回予告では「どうきょかいじゅう」と誤ってルビが振られていた。

本エピソードは後に『80』『グリッドマン』『ティガ』等ウルトラシリーズの脚本を多く手掛けた平野靖士(当時は平野靖「司」名義)氏のデビュー作となっている。

また、極東ゾーンの食堂で働く野島ユリ子の初登場回でもある。

関連タグ

ザ☆ウルトラマン ザ☆マン怪獣 ウルトラ怪獣

哀しき悪役 涙腺崩壊

ファイヤードラコ:ほぼ同一の経緯を辿りながらも正反対の結末を迎えた、次回作の三つ首怪獣。

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