概要
横浜放送映画専門学校(現・日本映画大学)卒行後、永原秀一に師事し脚本家を目指す。
円谷プロダクション文芸部を経て80~90年代にかけてアニメ・特撮の脚本を担当するようになる。最初期は平野靖司名義で活動していた。
特に谷田部勝義の作品に多く参加し谷田部が監督していた勇者シリーズの『勇者エクスカイザー』から『伝説の勇者ダ・ガーン』の3作でシリーズ構成を務めていた。(『勇者王ガオガイガー』にも参加)
円谷プロ出身であるためか、特撮の脚本は『ウルトラマン80』や『電光超人グリッドマン』、『ウルトラマンティガ』など円谷プロ作品が多い。『グリッドマン』で脚本を担当していた平野美枝は元妻である。
キャラクターものだけでなく一般作品では刑事ドラマやアクションも手掛けている。
また、永原秀一、前田陽一、冨岡淳広らとともに脚本家集団「ラグス」の設立に参加。永原の死後、同グループの代表を務めたが現在は解散している。「ラグス」という名称は、永原の主宰していた草野球チームに由来している。