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概要

ウルトラセブン』第49話(最終回)「史上最大の侵略(後編)」に登場。

ウルトラセブン』におけるラスボス

第48話でセブンに左手と右足を切断されたパンドンに、ゴース星人が改造を施した怪獣。

切断された部位には銀色に輝く義手(なぜか5本指なので別の兵器か何かの流用なのだろうか)と義足が取り付けられ、左右非対称な姿になっている。

義手義足の取り付けは改造というよりもむしろ修理といった側面が強く、いまいち身体に馴染んでいないようで動きはぎこちないが、本来のパワーは健在。さらに(過労死寸前の状態とはいえ)セブンの放ったアイスラッガーを、改造してない方の手でキャッチしてしまう程の反応速度も持つ。(義手側でアイスラッガーを受け止める描写も脚本には存在したが、本編中のぎこちない動きとの整合を取ったと思われる)

ウルトラ警備隊の無人マグマライザーの突撃によって、ゴース星人の基地が破壊された後、地面をぶち破って最後の敵として登場、瀕死のセブンを一方的に攻撃し苦しめた。

形勢逆転の一撃としてセブンが放ったアイスラッガーを素手で掴み取り、それを用いてセブンにとどめを刺そうとする。だが、ダン=セブンという事実を知ったウルトラ警備隊が奮起(先の一件でダンを非難したクラタも「許してくれ」と謝罪していた)、分離したウルトラホーク1号の援護射撃を受けて怯み、集中力をかき乱してしまう。

それでもアイスラッガーを投げつけるが、この隙をついてセブンは体勢を立て直しており、渾身のウルトラ念力で跳ね返されてしまう。そうして自分が首を切断され、今度こそ本当に絶命した。

ウルトラ警備隊の援護射撃がセブンの勝利につながり、地球の平和を守り抜いたセブンは故郷・M78星雲へと帰っていった。

ウルトラヒーローズEXPO2017バトルステージ

冒頭でファイヤーゴルザとコンビを組んでティガを苦しめたが、初代ウルトラマンが参戦。

ウルトラマンに持ち上げられ、ファイヤーゴルザに激突させられた後に、ブレーンバスターでグロッキーになった所をゼペリオン光線とスペシウム光線の同時発射に敗れた。

なお、マガパンドンの元ネタであるにもかかわらず、ウルトラマンゼロとは戦っていない。

第7話に登場。

怪獣無法惑星にてゴース星人によって改造された。

ガゾートエレキングを倒したセブンガーの元に現れ、立て続けに現れたイカルス星人ガンダーガラモンと共に数の暴力でセブンガーを苦戦させるが、ウルトラマンゼットベータスマッシュが現れて怪獣軍団を蹴散らされ、トドメにセブンガーとベータスマッシュのダブルパンチを受けて大爆発した。

余談

  • アイスラッガーを避けたり跳ね返したりする怪獣はいたが、受け止めたのはパンドンが初めて。また、この形態では火炎放射を用いていない。(ウルバトでは火球で攻撃をしているので使えないわけでは無いようだ。)
    • 赤い身体に銀の鎧(義手義足)と何の因果かセブンと同じカラーリングでセブン自身の武器を使っていることになる。
  • SFCゲーム『ウルトラセブン』でもラスボスとして登場。恐ろしい強さを持つ。シューマン協奏曲のアレンジをBGMに、決着はTV本編の再現が成される。
  • 一部の資料には「中途半端な機械化でパワーこそ上昇しているが、総合的なバランスが悪く弱体化している」と記載されている。
  • 着ぐるみの義手や義足は型抜きで造られた。
  • パンドン族はたびたび外見をトンカツに喩えられており、「ウルトラ怪獣バトルブリーダーズ」での参戦予告ツイートにはパンドン型のトンカツの画像が貼られていた。ご丁寧に左腕と右足が切断されているのが芸コマ。

関連項目

ウルトラセブン セブン怪獣 ウルトラ怪獣

パンドン ゴース星人

キングパンドン:同じくパンドンを改造して生み出したとされる怪獣。ただし、こちらは生体改造と思われる。

メカレーターノワール星人によって怪獣に施さた機械的改造技術。

メカキングギドラ:メカ改造怪獣繋がり。

エドワード・エルリック:片手片足が義手義足繋繋がり。ちなみに両者の義手義足はそれぞれ左右反対。

ゼットンパンドン/改造パンドンバット星人/ゼットン二代目

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