データ
別名 | 双頭合成獣 |
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身長 | 60m |
体重 | 6万4000t |
出身地 | ゴース星 |
概要
EPISODE:3「ネバーランド」に登場。
パンドンとは異なり、キングギドラのように完全に頭が分かれており、パンドンの没デザインをリメイク・実現したものとなっている。また鳴き声もパンドンとは全く異なる。
植物統治後の世界征服を狙う宇宙人・ガルト星人に唆された男性・スワによりコントロールされ、ウルトラセブンと戦う。コントロール装置はかつてゴース星人が使用したものとされており、使用者の怒りや憎しみと言った負の感情でネオパンドンをコントロールする。そのため穏やかな心を持った者が手に取ればネオパンドンはおとなしくなるが、怒りや憎しみを持った者が手に取ると狂暴化する。
口からは赤と青の火炎を吐き出し、アイスラッガーをキャッチするなど初代と同様の挙動を見せたほか、セブンがかつての戦いでパンドンにトラウマを抱いていたこともあり万全の状態ながら圧倒してみせた。それもそのはず、この個体は初代パンドンの遺伝子を組み込んで誕生した存在だからである。
セブンとは二度戦い、初戦では体から将来人類に変わって地球を統治すると言われている植物生命体の種である黄金の種子を散布した後撤退。
二戦目では、一度は植物生命体ミツコがコントロール装置を手に取ったことで鎮静化するも、それを奪ったシマ隊員の植物生命体への敵意が読み取られたため、再び暴れ出してしまう(この時、苦戦するセブンを見たシマ隊員は「パンドンをぶっ潰せ!」と声援を送ったが、皮肉な事にネオパンドンへの敵意が読み取られた事でさらに狂暴化させ逆効果になってしまった)。
最後は敵意がなかったミツコに発砲してしまい放心状態となったシマ隊員がコントロール装置を落とし、今度こそコントロールを失いおとなしくなったところを、エメリウム光線と新技ウルトラクロスアタッカーの連続攻撃で倒される。
なお小説版では黄金の種子を散布したのち地底に潜り、それっきり二度と現れなかった。カザモリは「目的は黄金の種子を蒔く事だけであり、自分の使命を全うして二度と目覚めぬ永遠の休息に入ったのではないか」と推測している。
因みに作中では一貫して「パンドン」とのみ呼ばれており、ネオパンドンという名前は1回も出て来なかった。
その後は『ウルトラ銀河伝説』でベリュドラの胴体を構成する怪獣の一体として登場した。
関連項目
キングパンドン:同族かつ初代パンドンの没デザインをモデルにしている。