概要
いわゆるウルトラ怪獣のうち、『ウルトラセブン』で初登場したもの。
傾向
『ウルトラセブン』の設定として、銀河の広い範囲で遊星間侵略戦争が激化しており、その影響で地球も多くの侵略宇宙人に狙われているという背景がある。
そのため大多数のエピソードで「地球侵略を目論む宇宙人」が登場し、その主戦力は怪獣の場合もあるが、宇宙円盤の艦隊や、宇宙人自らがウルトラセブンと対峙するパターンが多い。
また中には劇中には黒幕が全く不明の怪獣や怪人が登場する事もいくつかあった。
なお、OPで登場怪獣が紹介されない事もあって、怪獣の名前が判明しないパターンもそれなりにあり、キングジョーのように後から名前が設定されたものもある。
尚、後年の作品で過去作品では敵だった怪獣・宇宙人がウルトラ戦士の味方になるケースがいくつもあるが、その頻度が高いのはエレキングやメトロン星人等と今作の怪獣・宇宙人である。
放映リストと登場した怪獣、宇宙人
※太字は平成以降の映像作品で再登場。
※1:第12話は現在欠番。
※2:書籍によっては本体と怪獣形態を分け、本体をアンノン星人、活動できる姿を単なるアンノンとして紹介しているものもある。
※3:名称は円谷プロ創立50周年記念で販売された「円谷プロ全怪獣図鑑」より
※4:裏設定の宇宙人のため劇中では勿論、後に発売された数多くの文献でもその名称が言及される事はあまりない
その他の媒体に登場する怪獣たち
前述したように当初は『ウルトラマン』との関わりはないという体で作られていたものの、企画時から『ウルトラマン』と同一世界観とする案はあり、未発表脚本には『ウルトラマン』の登場怪獣が再登場するものもあった。
(漫画『ウルトラセブン 一峰大二版)
(公式外伝漫画『COMIC'S★ウルトラ大全集 ウルトラセブン-古都に燃ゆ-』)
(漫画小学二年生版『ウルトラセブン』1970年4月号)
(公式外伝小説『ウルトラセブン VOL.1 -狙われた星-』
(私が愛したウルトラセブン)
(フィギュアのみの存在)
※ボツシナリオで漫画などメディア化されたものや公式外伝に登場するものやフィギア化されたオリジナル怪獣のみを掲載。
(外伝小説『変身障害』)
手書き怪獣パソコンオンチ
イラスト怪獣ソザイナイダー
宛名怪獣ジヘタキング
写真怪獣ツカエマセン
乗り換え怪獣メンドイヤー
(ネット動画「ウルトラカンタン年賀状」より)
カプセル怪獣
普段はダンが持つカプセルの中に収納されており、ダンが何らかの事情で変身できない時に彼らを使役して戦わせることで場をしのぐ。本編ではあくまで時間稼ぎ要員だが、その後ベムスターなどの強敵を倒すほど成長した模様(セブンがカプセル怪獣の特性を勉強したのかもしれない)。
カプセルは6本確認できるが、判明しているのはこの三体のみ。
他には、カプセル怪獣と少し違うが怪獣ボールというものに入ったセブンガーもいる。