第11話「魔の山へ飛べ」に登場。
別名:宇宙野人
身長:2.2メートル
体重:150キログラム
出身地:ワイルド星
スーツアクターは荒垣輝雄、CVは丸山詠二が担当。
概要
寒冷化の為に生物が絶滅の危機に瀕したワイルド星から、滅びかかった種族を救う手立てとして「地球人の若い生命」を奪いに来た毛むくじゃらの宇宙人。科学力は大変発達しているが、肉体が老衰して種族としては絶滅寸前の状態にある(前々作にも似たような境遇の宇宙人がいたが、向こうが狙っていたのは「地球人の若い肉体」であった。もし利害の被らない両者が連携を取っていれば、と考えると恐ろしい…)。
宇宙竜ナースは彼等が製造(?)したロボット怪獣である。
生命を奪う際には「生命カメラ」を使用し、被写体の肉体と霊魂を切り離して霊魂のみをフィルムに閉じ込めてしまう。また、頭部の触角から金縛り光線を出して人間を麻痺させ、一時的に操ることもできる。
山中の氷穴に住居を構えて獲物となる人間を待ちうけており、山中の連続失踪事件を調査に来たモロボシ・ダンをも生命カメラの餌食にしてしまうが、ダンの弔い合戦に来たキリヤマ隊長達に山を追われ、最後は背後からソガ隊員にウルトラガンで撃たれ死亡した。
桑田次郎の漫画版では第3話『金色の龍』に登場。
黒い体毛、瞳が無い目をした外見。フルハシ隊員は「くまとゴリラのチャンポンみたいなおっさん」と評している。
ナースがセブンに倒されたことで任務を失敗した上に帰る手段を失い、触角からの熱光線で自害した。
派生作品
『ウルトラゾーン』第12話アイキャッチにて、長崎くんちの龍踊り(龍はナース)で玉持ちと龍衆の先頭を演じている様子が描かれた。
『大怪獣バトルウルトラアドベンチャーではコールドスリープを繰り返すことで大怪獣バトルの時代でも何とか生き残り、バトルナイザーの怪獣組成能力に目をつけ、アイたちに頼んでバトルナイザーをもらうはずだったが、金目当てのカネゴンに邪魔されて逆上。生命カメラでアイとカネゴンを殺そうとするも突如出現したナメゴンの光線で殺されてしまった。
余談
Pixivでは、その名前からお笑い芸人・スギちゃんと絡めたネタもまま見受けられる。
関連タグ
ウルトラセブン 宇宙竜ナース ウルトラ怪獣 高齢化
クランチュラ:同じく演者の顔が出ているにも拘らず声が声優による吹替えの特撮怪人
ヴィラン・ギルド:52年後の宇宙人犯罪組織。時代が時代ならスカウトされていても不思議ではない。