概要
長崎県長崎市において毎年10月7日~9日に開催される祭り。地元の諏訪神社の例祭である。
国の重要無形文化財指定。
「龍踊り(じゃおどり)」、「太鼓山」(「コッコデショ」)等の中国・南蛮(ポルトガル・オランダ)文化の影響を受けた奉納踊が特色となっている。
その年の祭町(奉納踊)を担当する住民はほぼ半年かけて「おくんち」の開催まで猛練習を積む為、地元長崎ではその様子を毎回各メディアが密着取材している。
裏くんち
これは非公式であるが、かつて見物席の確保で徹夜する(いわゆる徹夜組)住民達が徹夜での暇を持て余す為におくんちの演目の真似事をしていた事から始まる「裏くんち」というものがあり、風物詩ともなっていたが、見物席が有料かつ指定となった為に現在では廃れてしまっている。