玉の付いた長い棒を持ち、それに合わせて蛇(竜)の飾りを生きているかのように動かす舞踊。
元来は古代中国での雨乞いがその起源とされ、日本では中国文化の深く根付いた長崎県での「長崎くんち」における蛇踊りが有名。
漢字表記では蛇=龍神(蛇が空から見た川の流れに似ていることから水神のイメージを付与された)を祭るということで「龍踊」とも書く。即ち、玉は太陽や月のメタファーであり、それを蛇が喰らうことは雨雲が空を覆い、雨を齎すということでもある。農耕民族ならではの祭祀といえよう。
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