アンドロイド少女ゼロワン
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あんどろいどしょうじょぜろわん
「アンドロイド少女ゼロワン」は、ウルトラセブンに登場するチブル星人が使役するアンドロイド。
演:小林夕岐子
普段はマネキンに化けているが、チブル星人の指令で地球人女性の姿に変身するアンドロイド。
マネキンから人間の姿に一瞬で変形したり、手から電撃を放ったり、車も追いつけない速さで走る等、諜報や暗殺に有効な性能を備えている。
電撃は握手によって直接流し込む他、パーの状態で五指それぞれから発射する事も可能。前者はフルハシ隊員を悶絶させ、ショック死寸前に追い込むが、後者は避けられたので、威力は不明。
ただし戦闘力はウルトラセブンには及ばないようで、対峙した時は人間態のチブル星人共々すぐさま逃走を図り「何もかも終わりです」とさえ口にしていた。
最期は人間態のチブル星人共々セブンに追い詰められ、女性の姿のまま電撃を放とうとするもエメリウム光線を受け、マネキンに戻って機能停止。横転して砕け散った。
監督の満田かずほによると、演者の小林氏の人形を思わせる無機質な美貌に触発されてアンドロイドの少女が登場するエピソードを考えたとのこと。
彼女の被害にあったフルハシ隊員役の毒蝮三太夫(当時の芸名は石井伊吉)氏は前作でアラシ隊員を演じたが、こちらも怪獣の電撃で気絶したことがある。