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概要編集

種別宇宙鳥人
身長ミクロ~30m
体重ほぼ0~1万3千t
出身地アイロス星
CV矢田耕司

ウルトラセブン第13話「V3から来た男」に登場した宇宙人。

出身地であるアイロス星は岩山だらけで住みにくくなったため、地球にやってきたらしい。


口から吐く球体型の光線「マウスショット」が主な武器。

宇宙人の中でも防御に長けており、両手を合わせエメリウム光線を完全に防いだり、自らを高速回転させアイスラッガーを弾き返すといった活躍を見せた。


地球侵略を目論み、円盤に乗り込んで地球に侵入する際に地球防衛軍の宇宙ステーションV3のレーダーに引っかかり、ステーションホーク1号と応戦。

3機のステーションホークの内、2機撃破したところで地球侵入に成功するも戦闘に手間取り、宇宙船は燃料切れを起こしてしまう、そこでステーションホークの残りの1機とウルトラホーク1号を攻撃し、これらを撃墜。不時着脱出したウルトラ警備隊のフルハシ、アマギを拉致し、彼らそっくりの偽物を生み出し地球防衛軍の固形燃料を盗ませようとした。

しかし、ダンに二人の様子の異変を見抜かれ、作戦は失敗に終わる。次に人質解放の引き換えに固形燃料との交換取引をウルトラ警備隊に打診、取引成立となるも、約束を破り、ウルトラホーク3号に乗り込んだキリヤマ隊長を攻撃、そのまま戦闘になる。その最中、円盤に乗り込んできたセブンにフルハシとアマギを救出されると、自らも円盤から出て巨大化し、セブンと闘った。

セブンの二大必殺技であるエメリウム光線とアイスラッガーを跳ね返したが、最後はセブンの奥の手の必殺技ワイドショットをまともに喰らい、断末魔の叫びを上げながら大爆発した。その後逃走を図った円盤もウルトラホーク1号、3号の連携攻撃で撃墜されている。


その後の活躍編集

ウルトラマンメビウス編集

プレイムービー版「超銀河大戦」で登場。

GUYSスペーシーのステーションホーク1号を撃墜後、地球へ潜入し…以降の流れは映像はほぼ全て原作の流用なので割愛。あくまで原作とは別個体なので留意されたし。

恐らくはアークボガールの配下だと思われる。


ロストヒーローズ編集

アジト・キューブに登場するザコ敵と、ウルトラ・キューブリジェス・ファイトに参加する選手として登場する。ヒーロー達を抹殺(または決勝戦失格)をすべくマスターガンダムの差し金であるグランドガンダムの袋叩きに巻き込まれて死んでしまうという悲しい最期を迎えた。(他にもティエレンハイザック等も巻き添えを食らった。)


余談編集

  • このエピソードがワイドショットの初披露となった。
  • 名前の由来は古代アテナイの3大悲劇詩人アイスキュロスから。デザインを担当した成田亨曰く「星人とも怪獣とも判別しにくいデザインにさせた」と供述している。
  • 身長30mと他の怪獣に比べて背が低いが、これは中のスーツアクターが膝をついて演じているからである。

本当にこれが「アイロス星人」か?編集

出現の仕方や、怪獣的な形状から、これを星人そのものではなく、星人の送り込んだ宇宙怪獣だとする説が存在する。劇中でも台詞こそあるものの、円盤内部のシーンで星人は登場しておらずこの姿で名乗っているわけではないため、本来の「アイロス星人」は劇中では姿を見せていないのではないか、というものである(『セブン』には劇中で姿を見せていない宇宙人は他にも存在する)。


もちろん、書籍等ではこの姿がアイロス星人と紹介されており、少なくとも現在の公式設定では誤った解釈である。

ただ、第13話の準備稿は円盤から姿を見せない「シリウス星人」とその配下の怪獣「アイスキュロス」が登場するものとなっていたようで、このように受け取るファンがいるのも自然と言えば自然なのだろう。

また決定稿ではアイロス星人は等身大で登場して巨大化した後、赤・黄・青の体色の3体に分裂して戦う予定であり、制作段階での設定の変遷が大きかったウルトラ怪獣には違いないようだ。


関連イラスト編集

宇宙鳥人 アイロス星人V3から来た男(アイロス星人)


関連タグ編集

ウルトラセブン ウルトラ怪獣 鳥人

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