データ
概要
第35話「月世界の戦慄」に登場。
3年前に宇宙船団で地球に侵攻しようとしたが、ウルトラ警備隊のキリヤマと宇宙ステーションV3のクラタ両隊長によってヘルメス第3惑星での戦闘で壊滅させられた船団の生き残り。
両隊長に復讐するため、今回の事件が起こる2日前にクラタの部下であるシラハマ隊員(下記イラストの人物)を殺害してなり替わって行動を開始。ペテロを操り月面基地を破壊させた。
月面基地爆破後にウルトラ警備隊とステーションV3にその報せが入ると自身もクラタ隊長の乗るステーションホーク2号に同乗して出撃。そしてキリヤマとクラタの会話中に物語冒頭でコーヒーを入れるために使っていた遠隔指示器でホーク1号の機能を狂わせ、更にはホーク1号とステーションホーク2号及びウルトラ警備隊本部との連絡を遮断させる(この時の遠隔指示器がモロボシ・ダンに気づかれてしまうが、前述の通りホーク1号は外部と連絡できなかったので失敗した)。
月面基地到着後は隙を見てクラタの酸素器のホースを外そうとするが、2度目に気づかれたために乱闘に発展。乱闘の末に叩き落されて死亡したふりをしてクラタが近づいた直後に本性を現した(この時、クラタはシラハマの酸素器のホースが外れていたのを見て死亡したと思っていた)。
キリヤマとダンが近づいてくると脅迫してクラタのウルトラガンを奪う事には成功するが、それをダンに見抜かれた事により計画が失敗。
最終的にはキリヤマによって遠隔指示器を破壊され、続けてダンのレーザーガンの攻撃を頭に受けて正体を暴かれてしまう。それでも襲いかかろうとするも再度レーザーガンを受けて死亡した。
派生作品
一峰大二の漫画版セブン最終章『ゴードの巻』ではチブル星人とコンビを組んでセブンを襲った。原作では使用していないステッキ状の武器を振り回しセブンを挟撃するも、アイスラッガーで胴を切り裂かれて敗れる。
余談
- 着ぐるみは頭と腕だけ新造。着ている宇宙服は『怪獣総進撃』の国連科学委員の宇宙服の流用(設定上は地球防衛軍(TDF)のもので、ダン達も着ていた。つまり、顔と腕だけが人間から変化した形になる)。
- 名前の由来はフェデリコ・フェリーニ監督映画「道」に登場する大道芸人「ザンパノ」から
- キリヤマとクラタの2名に戦闘船団が全滅させられた事から最弱の(侵略)宇宙人という不名誉な扱いを扱いをされることもあるらしい。なお、全滅させられたのは飽くまで船団でありザンパ星そのものではない。
- たった一人の残存勢力であるザンパ星人がペテロを操ったり高度な装置を設計できる可能性を疑問視されヤプールと結託していたのではないかという噂がある(復讐を望むザンパ星人と地球制服を企むヤプールは打倒地球防衛軍・ウルトラ警備隊という共通の目的があるため)。