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本名:寺田国治(1935年12月19日~2020年11月27日)


概要編集

東京都出身の漫画家

ヒーロー番組コミカライズを数多く手掛け、特にピー・プロダクション作品は大半を漫画化している。

岡友彦の弟子で、桑田次郎森田拳次は同門。


略歴編集

1935年12月19日、荒川区東日暮里(東京都)に誕生。実家は酒屋。戦時中に家族は石川町福島県)に疎開

1954年、実家に戻って店を手伝っていたが、体を壊し腎臓を一つ摘出する手術を受ける。静養中に漫画家になろうと決意。絵物語作家の岡友彦に弟子入りする。


1956年、岡の紹介で『少年 増刊号』(光文社)に「からくり屋敷の秘密」が掲載されデビュー。

1958年、金園社より『大菩薩峠』(中里介山)のコミカライズを書き下ろし。

1959年、『ぼくら』(講談社)で『七色仮面』のコミカライズを連載。

1960年、『冒険王』(秋田書店)で『白馬童子』、『ぼくら』(講談社)で『ナショナルキッド』のコミカライズを連載。

1963年、『週刊少年マガジン』(講談社)で『黒い秘密兵器』(原作:福本和也)を連載。

1964年、『少年』で『電人アロー』を連載する。

1965年、東京ムービーが『電人アロー』のアニメ化を発表するが、スポンサーが降りたため中止となる。

1966年、『ぼくら』に『ウルトラマン』のコミカライズを連載。

1967年、『ぼくら』に『ウルトラセブン』のコミカライズを連載。

1968年、学習雑誌『小学四年生』(小学館)に読み切りで『ヒョウと兵隊』を掲載。

1971年、『冒険王』と『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)に『スペクトルマン』のコミカライズを連載。一峰にとって思い入れ深い作品。

1972年、『冒険王』に『快傑ライオン丸』のコミカライズを連載。

1973年、『冒険王』と『別冊冒険王映画テレビマガジン』(秋田書店)に『風雲ライオン丸』のコミカライズを連載。

1974年、『冒険王』に『電人ザボーガー』、学習雑誌『小学一年生』(小学館)に『ウルトラマンレオ』のコミカライズを連載。

1976年、『冒険王』に『ブロッカー軍団Ⅳマシーンブラスター』のコミカライズを連載。


2006年、『特撮エース』にて『帰ってきたスペクトルマン』を掲載。

2007年、『フィギュア王』にて実相寺昭雄一周忌特別読切として『セブン』の完結編である『宇宙獣神ゴードの巻』を掲載。

2013年、仮面ライダーアート展に仮面ライダーと電人アローがダブルキックするイラストを寄稿。

2017年、『電エース ザ・ファイナル ~気楽に生きよう~』にて本人役で出演。

2017年、コミックマーケットで『電人アロー』(株式会社サザンウインド)の新作を発刊。

2018年、『ウルトラマン』の最終完全版刊行に因み長らく描かれていなかった『さらばウルトラマン』のコミカライズを執筆。

2020年11月27日、脳出血大葉性肺炎により死去。享年84歳。


コミカライズオリジナルキャラ(ウルトラシリーズ没怪獣)編集

深海人 ヤマトン タンギラー ゴルダー 吸水怪獣ウェットン 宇宙獣神ゴード

※深海人は完全オリジナル怪獣。また、ゴルダーは『ウルトラセブン』などに3回も登場している。

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