概要
講談社の雑誌「ぼくら」1966年8月号に掲載された一峰大二の漫画版『ウルトラマン』第1話「ネロンガの巻」の冒頭に登場するオリジナル怪獣。
その名の通り海底に棲息している人型の生命体で、外見こそ半魚人のような姿をしているが、その顔はイソギンチャクのような触角が生え、鋭い牙が生えた口の中に目玉があり、その下に鼻の穴が付いているという極めてグロテスクなもの。
「ぐわー」「ガオーッ」と言う鳴き声を上げる。知性の欠片も見られない。
弱点は石油で、これを浴びると弱ってしまう。
本編冒頭でいきなり港で自衛隊と戦っており、戦車の砲撃や戦闘機の攻撃をものともせずに暴れ回った。
逃げ遅れた自衛隊員の退路を足で塞ぎ、捕まえようとしたがそこにウルトラマンが現れる。
ウルトラマンの手刀を胸に受けて怯んだところにタンカーをぶつけられ、流れ出した石油が体に染み込みもがき苦しむも、最後の力を振り絞りウルトラマンに掴みかかろうとした。しかし強烈なパンチを顔面に食らい、そのまま海へと沈んでいった。
関連タグ
:海底に棲む人型生命体