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概要

1959年6月から1960年6月にかけて、NETテレビ毎日放送ほかにて放送された。

原作を月光仮面川内康範が担当し、同作の劇場版を制作した東映が制作した東映初の特撮TV番組で、当時のTV番組としては破格の一本500万円の制作予算という本気っぷりである(ちなみに月光仮面の制作予算は100万以下と言われている)。

これには訳があり、東映は自社制作のTVドラマを再編集して劇場公開する「東映特別娯楽版」というシリーズの一作として七色仮面が企画されたからである。

また、主役を演じる俳優が途中から変更されており、1部~4部を波島進が、5部(1960年1月スタート)以降を当時20歳前後だった千葉真一が担当している。それに伴い、5部以降を「新・七色仮面」とタイトルが変更されている。

七色仮面の「七色」という名前の由来は、変装の名人であることに引っ掛けた「七変化」「七つの顔」を意味する他に、人間にとって最も大切な「七つの心」を表す「智」「仁」「愛」「力」「徳」「忍耐」「義」にも引っ掛けているという。

余談

本作には後に地獄大使を演じる潮健児が悪役で出演している他、後年の東映特撮で馴染みの俳優が出演している。

関連タグ

川内康範 東映特撮 多羅尾伴内本作のモデルとなった戦後初期のミステリー映画シリーズ

カバヤ食品(本作の単独スポンサー)

七人のおたく(七色仮面が登場する映画)

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