ピクシブ百科事典

ペダン星人

ぺだんせいじん

特撮番組「ウルトラセブン」に登場する宇宙人。 キングジョーを作った宇宙人として有名。
目次[非表示]

データ

身長2メートル
体重50キロ
別名策略宇宙人
出身地ペダン星
CV八代駿 田辺洋


概要

地球からは暗黒の星とされ、生命体は生息していないと言われてきた第8銀河系ペダン星の宇宙人。

登場初期は、明確に地球を侵略する意思を持った悪役として描かれていたが、『大怪獣バトル』シリーズでの活躍(後述)以降、作品によっては主人公の味方として活躍してくれたり、悪役として登場する場合も何らかの複雑な事情で仕方なく悪事に加担していたという設定が加えられたりと、完全な悪役として描写されない作品も増えてきている。

デザインについて

初登場した『ウルトラセブン』では終始シルエットのみしか映し出されなかったため、全体像が不明であった。『ウルトラマンSTORY0』や『ウルトラかいじゅう絵本』では人間態ではなく本来の姿で登場する。

大怪獣バトル』ではようやく全体像が明かされ、ヒューマノイドタイプの宇宙人であったことが判明。以降の作品も概ねこの設定を踏襲している。

なお、後にセブン本編で一瞬だけ登場した姿を元に新たに公式でデザイン画が起こされており、此方も公式の姿として扱われているようなので、もしかするとセブン本編で登場した個体は大怪獣バトルで登場した姿ではなく此方の姿の方が正しいのかもしれない。

ペダン星人
ペダン星人


とはいえ大怪獣バトルの姿も公式となっているので、もしかすると彼らペダン星人は新しいデザインバージョンの姿の種族と大怪獣バトルに登場したヒューマノイドの姿の種族の二つが存在しているのかもしれない(その他にもファンの間では、スーツ版は被り物説や大怪獣バトルでの姿はかつて侵略し損ねた憧れの地球人を模した姿説など、様々な解釈がなされているらしい)。

ウルトラセブン

第14話「ウルトラ警備隊西へ・前編」
第15話「ウルトラ警備隊西へ・後編」に登場。

地球防衛軍が打ち上げた観測ロケットを侵略行為と誤解し、その報復としてキングジョーを送り込んできた。
地球人変身することが可能で、科学者ドロシー・アンダーソン博士に化けて地球防衛軍を欺いていた。
モロボシ・ダンともこの姿で対話し、一度は宇宙人同士の約束として本物のドロシー博士を返却し、地球から手を引くことを約束するが、あっさり裏切り神戸港にキングジョーを送り込んできた。
本物のドロシー博士が開発したライトンR30爆弾でキングジョーが破壊され、内部に隠していた円盤で逃走を図るが、ウルトラセブンワイドショット円盤ごと撃墜された。

ウルトラギャラクシー大怪獣バトル

ペダン星人ダイル(レイオニクスハンター・ダイル)

ペダン星の戦士、ダイル。


演:加藤厚成
ウルトラギャラクシー大怪獣バトルNEVER ENDING ODESSEY」に登場。
50年後の未来のペダン星から派遣されたレイオニクスハンターで、未来のペダン星がレイオニクスバトルによって滅びたため、歴史を改変するために派遣されてきた。かなりの愛国主義者でレイオニクスを憎悪し、レイオニクスの滅亡を望んでいる。
しかし、襲撃したレイに命を助けられてから心境が変化し、自身の操るキングジョーブラックが敗れてからはレイに可能性を見出し撤退を上司であるハーランに進言。レイを母船に案内するがハーランの計画変更に反発したため攻撃されて負傷する。
人質になっていたZAPクルーを解放した際、一般部隊から銃撃を浴びせられ瀕死の重傷を負い、レイに未来を託し落命。墓標には形見のヘルメットが置かれ、ZAPクルーから敬礼を受けた。

ちなみにダイルを演じた加藤氏はネクサスでは物語の諸悪の根源であった紳士メビウスでは地球人の面汚しな外道ジャーナリストとそれぞれ改心する余地もない程に邪悪な役を演じてきており、一部のファンからは出演する度にウルトラ戦士(とその関係者)を苦しめてばかりいると思われていたが、今回のダイル役で、見事そのジンクスを脱却している。

当初は主人公サイドと和解する予定のない完全な悪役として設定されていたが、演じた加藤氏が上記の理由で一部のファンから「ウルトラシリーズの疫病神」と評されていることを知った制作サイドがそのイメージを払拭すべくキャラ設定を変更したという裏話がある。

ペダン星人ハーラン(ハーラン司令)

演:中丸シオン
惑星ハマーに派遣されたレイオニクスハンターの指揮官で、ペダンの科学力に絶対の自信を持っている。
ダイルの進言でレイを母船に迎え入れるが、上層部から「レイオニクスを洗脳し、新たな戦力とする」といった命令を受け取っており、その実行のためZAPクルーを人質にし、反発したダイルを銃撃して負傷させる。
レイの召喚したゴモラにキングジョーブラックの大戦力を差し向けレイをとらえようとするが、ダイルの手によりZAPクルーが解放され、レイが新たにリトラミクラス召喚したためどんどん後がなくなってくるが、最後まで自身の敗北を認めなかったため脱出が遅れ、飛んできたキングジョースカーレットの頭部パーツの下敷きになった。

演じた中丸女史はネクサスでは前述した諸悪の根源の手下の悪のウルトラマンを演じていたが、今回手下であるダイルを演じた加藤氏はその親玉役を演じており、奇しくも本作では上下関係や主人公側との交流による結末が逆の役柄で共演となっている。

ペダン星人(レイオニクスハンター)

ペダン兵、ペダン兵士とも呼ばれるレイオニクスの力を自分たちの物にしようとして失敗(建前上はレイオニクス同士の戦いに巻き込まれた事になっている)し、壊滅状態になった50年後の未来のペダン星からやって来たペダン星の兵士
未来を変える為にレイオニクスたちの根絶やしを使命としている…というのは建て前で懲りずにレイオニクスの力を得るため、最強のレイオニクスを捕え洗脳し、自分たちの配下に置く事を使命としている(ただしその事実を知っていたのはごく一部の者たちだけだと思われる)。
惑星ハマーに派遣されたレイオニクスハンターたちはハーランの配下であり、任務遂行の際は基本的、2人一組で行動する。

素顔はバイザーを常に閉じているため、劇中では素顔は確認できないが、上記のダイルやハーランの素顔から彼らも地球人とほぼ同じ姿をしていると推測されるが、もしかすると上記にあるセブ打本編で一瞬だけ登場した姿を元に新しく書き起こされたデザインの姿の可能性もある。

主な戦力は遠隔操作型や搭乗様式のキングジョーブラックで、これを繰りレイオニクス同士の戦いに乱入してはレイオニクスや彼らが操る怪獣たちを次々に抹殺している。

最終的には指揮官のハーランが死亡したことで任務の遂行の失敗を悟り、全員が元居た時代へと撤退した。

スーツは後にチブロイドに改造された。

ウルトラゾーン

ペダン星人(洋子)

演:石橋けい
ウルトラゾーンのドラマパート「最後の攻撃命令」(前編・後編)に登場。
地球に飛来したキングジョーのパイロットで、普段はその身分を隠して防衛軍の隊員、山本の妻として生活していた。山本が飛来物体襲来によって非常招集される前に自身が異星人であり、飛来物体はキングジョーであることを告白。

彼女を止めるために山本が腹部からキングジョーに乗り込むがキングジョーを止めることはせず防衛軍に大損害を与える。
しかし地球での長い暮らしの間に夫や地球に愛着を芽生えさせてしまい、侵攻を止め新型ミサイルを受け消滅した。

その後、山本は彼女が妊娠していることを知り悲しみに暮れる。だがその時、彼の自宅に何者かが入ってきた…

劇中で彼女はペダン星人と名乗ってはいないが、DVDの解説書ではペダン星人と表記されている為ここに記載する。

ウルトラマンX

ペダン星人本人は登場しないが、第11話で地球に襲来したキングジョーを裏で操っていた黒幕としてその名前が出てくる。グルマン博士によると、これまでにもキングジョーを操って他の星の7つの文明を滅ぼしてきたらしい。何が目的で破壊活動を行っているのか、その真相は不明だが、グルマン博士は「交渉の通じる相手じゃない」と発言していることから、今作のペダン星人はかなり過激な種族として設定されているようである(まるでそっくりさん達のようである)。

ちなみに今回初めてある意味ペダン星人ととても深いつながりのあるウルトラマンと間接的ながら初共演した(キングジョー登場時はわからなかったが)。

ウルトラマンジード

策略宇宙人  ペダン星人(ジード版)


声 - うのちひろ(OPクレジットでは“AIB観測員”と表記)

第11話でAIBの隊員の1人として登場した。
『大怪獣バトル』シリーズに登場したレイオニクスハンターのようなヘルメットを装着した姿で登場しており、ヒューマノイドタイプなのかそうでないタイプなのかは不明。

なお、声を担当したうのちひろ氏は『大怪獣ラッシュ ウルトラフロンティア』でカネゴン・ア・キンドを演じたことがある。

その他の作品での活躍

漫画

ウルトラマンSTORY0

とある遊牧民族の住まう惑星に、キングジョーのプロトタイプに搭乗して侵略を開始するが、ミクラスの援護を受けたセブンの猛攻や、戦死した部族の族長の遺したブーメランなどによりキングジョーは大破。最後はキングジョーの爆発と運命を共にし、全滅した。

なお、原典同様シルエットのみの登場だったが、キングジョーが爆発するシーンで、一瞬だけ素顔が映るシーンがある。ただ、その顔は醜悪なクリーチャーのようなものであり、実写作品とは全く異なるものであった(連載当時はまだ大怪獣バトルが稼働すらしておらず、ペダン星人の公式デザインも存在していなかったため、仕方ないと言えば仕方ないのだが……)。

大怪獣バトルシリーズ

ペダン星人のおじさん(本名不明)
アーケードゲーム『大怪獣バトルシリーズ』とリンクした漫画『大怪獣バトル ウルトラアドベンチャー』に登場。とある任務遂行中、敵からの攻撃を受けてキングジョーと共に未知の惑星に不時着し何年もの間、暮らし続けていたペダン星人の男性

故郷であるペダン星へ帰還するためにキングジョーを修理している最中に偶然に出会った地球の新たなるレイオニクスであるイオから「ペダン星人のおじさん」と慕われ、彼と交流を深めていった。
その最中、バトルナイザーを狙うヒッポリト星人の襲撃に巻き込まれ、一度は自身の目的を成し遂げるためイオも見捨てようかとも考えるが、交流を通じて友情を育んでいた彼にはどうしてもイオを見捨てることが出来ず、最後はイオを救うため、搭乗したキングジョーでヒッポリト星人に特攻して戦死。

その後、彼の死を悲しんだイオの手によりが立てられた。

ドロシー
アーケードゲーム『大怪獣バトルシリーズ』とリンクした漫画『大怪獣バトル ウルトラアドベンチャー』の登場人物の1人。
ペダン星からペダン星人のおじさんが発信していた救難信号を受け派遣された女艦長。

上記のキングジョーを捜索のために部下を率いて未知の惑星を訪れ、そこでイオと出会う。同胞を手厚く葬ってくれたという理由から(相手が子供という理由もあり)イオを地球へ送り届ける約束をするが、対価としてナックル星との戦争を終結させるべく彼に協力を求める。
実は彼の持つバトルナイザーを解析し、それを量産することでナックル星との戦争を終結した後、全宇宙を支配しようと考える上層部の意向を受けイオからバトルナイザーを奪おうと考えていた。

キングジョースカーレットと言う自身の専用機を持っており、戦闘の際はこれに搭乗して戦う。
ナックル星人レイブラッド星人の復活を恐れ、彼らに一時協力関係を結んだヤプールの送り込んだ超獣軍団の総攻撃の際、バトルナイザーの複製の試作品で一度はEXタイラントを手懐けナックル星人軍を壊滅させることに成功するが、突如として制御不能に陥り失敗。その結果、EXタイラントが引き寄せた小惑星直撃により自分以外のペダン星人の軍部の人間を全滅させてペダン星に壊滅的な被害を齎す結果となってしまった。
自身たちのおこがましさを悟り、頭部だけになったキングジョースカーレットを使ってせめて最初の約束を果たそうとイオを地球に送り届けようとするも、EXタイラント(デスボーン)の攻撃で致命傷を負ってしまい、その時に感じたイオに未来を作っていく可能性があるのかもしれないと悟った後、静かに息を引き取った。

なお、この事件の後、生き残ったペダン星人達は自分達の行った行為を棚に上げて、悲惨な未来を回避する為、レイオニクスハンター部隊を結成。50年前の惑星ハマーへと飛び立つことになる(しかもこの時の教訓を生かすこと無く、懲りずに今度はレイオニクスそのものを洗脳して操ろうと考えているし…)。

名前の由来は、『ウルトラセブン』でペダン星人が擬態していた地球人の女性科学者:ドロシー・アンダーソンだと思われる。

ウルトラジャーニー

メインキャラクターの1人であるキングジョー(通称:お嬢)の故郷の名前であるペダンシティーとして間接的に登場している。
なお、お嬢の「兵器であった過去を捨てた」という発言や、主人公の1人であるナタが街の様子を見て「どう見ても地球じゃないよな」と言っていたことなどから、街のロボットたちは、元々地球外生命体によって製作されたロボット型の兵器である可能性も考えられるが、彼らを製作した存在がペダン星人だったかどうかは詳しい言及がないため不明である。

ULTRAMAN

選民思想集団“暗黒の星”のリーダーとして登場。

大怪獣バトルに登場したペダン星人のヘルメットのシルエットを踏まえつつ、セブン本編で一瞬だけ見せた姿を元に新たに書き起こされたデザインをベースとしたような顔(剣道マスクっぽい?)と目が頭頂部に近い所に付いているデザインにリファインされている。

また、侵略兵器黄金の城壁を制作する程の高い技術力を持つ一方で、策略家の一面を持っているようだ。

ただの侵略者だと思われていたがその実態はアジテーター(扇動者)であり、何者かの依頼を受けて地球人がいかに愚か者であるかを地球に移住している宇宙人たちに見せ付けた上でウルトラマンに殺害されるというのが真の目的であり、最後は自分達がばら撒いていた謎の薬品を大量に飲んで怪獣化。

薬の副作用で数分で息絶える身体になりながらも口から吐き出す強力な破壊光線で破壊の限りを尽くすが、最後は黒幕の目論見通り進次郎ベムラー(その正体は地球を守り抜いた伝説の英雄(リンク先ネタバレ注意))のスペシウム光線を受け爆散。それでも顔が半分だけが残された状態でも生きていたが、タロウの炎によって完全に焼き尽くされ引導を渡された。

なお、彼のバックにいる真の黒幕は如何やら12年前の星団評議会の要人暗殺未遂事件を始め、エイダシク星人エースキラーたちが係った事件の背後にいる黒幕と同一人物の様だが、その人物が星団評議会という事以外は未だに謎に包まれている。

ゲーム

怪獣バスターズ

ペダン星人・ラルバ
怪獣バスターズPOWEREDに登場する主人公ライバルキャラ。
主人公に高圧的な態度で接し、やたらとペダン星の科学を自慢する嫌な奴…と思われがちだが、実は仲間想いのツンデレなナイスガイ。
時折不可解な行動を見せるが、実はウルトラマンベリアルに故郷の同胞たちを人質に取られ仕方なく彼の封印を解くために行動していたことが物語の中盤にて発覚する。
その後、主人公によりベリアルが斃された後は主人公の良き兄貴分兼ライバルとして共に宇宙の平和の為に戦っていくことを決意することになった。

ペダン星人・アッシュ
怪獣バスターズPOWEREDに登場するペダン星のキャラバン隊を率いるペダン星人。
ベリアルの支配から解放されたエンディング後、ミッションクリアの度に25%の確率で出現し様々なアイテムを有料で譲ってくれる。

余談

  • ダンとの話し合いの時「地球の平和のためならほかの星はどうなってもいいのか」「他人の家をのぞいたりを投げたりするのはルールに反することだ」と発言していたが、その後あっさり約束を破っているため、そもそも最初から約束を守る気など無かったのではないかと考えられている。
  • 名前の由来は、学者ぶって知識をひけらかすものを皮肉る英単語、pedant。(ペテンからとったという説もある。)
  • アニメ『俗・さよなら絶望先生』でペダン星人を露骨にパロディした侵略宇宙人「エルニーニョ星人」が登場している。無数の巨大ロボットを投下して自衛隊をあっという間に壊滅させ(この時主人公は絶望している姿を「珍しく普通のことで絶望している」と脇役に突っ込まれている)、地球を滅ぼそうとした。しかし地球人の女性の裸を覗こうと(上記の台詞の意趣返しか?)ヤッキになって戦闘をロボ任せにしたのが運のつき、石仮面を被って巨大化した木津千里によってたちまちロボット群は全滅。最後は母艦もろともスペシウム光線もどきで粉砕された。


関連タグ

ウルトラセブン ウルトラ怪獣 キングジョー

アンノン 同じくセブンに登場した宇宙人。こちらも同様に地球防衛軍が打ち上げた観測ロケットを侵略行為と誤解し、その報復として地球に訪れるが、宇宙人同士の約束を律儀に守り、セブンの説得を受け入れ母星に帰還した
ギエロン星獣 だから学習しろよ地球防衛軍!
ウルトラマンネクサス:共通の演者が多いウルトラシリーズ


ターミネーター

pixivに投稿された作品 pixivで「ペダン星人」のイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 14400

コメント