データ
- 身長:54m
- 体重:4万5千t
- 別名:戦神
- 出身地:ターラ星
概要
第19話「扉より来たる者」に登場。
ターラ星人が操っている巨大な人型の石像の怪獣。
ターラ星人の転送ゲートに巻き込まれたミズキ隊員を救出するためにゲートを通ってターラ星にやってきたDASHやウルトラマンマックスを敵とみなして襲い掛かってきた。以前マックスと戦ったことがあるらしく、トウマ・カイトが朝焼けの中で戦うマックスとギルファスのイメージを見たり、マックスがギルファスの頭の角に見覚えがあるような素振りを見せている。
武器は胸から発射する火炎弾(『決定版 ウルトラ最強怪獣 50大図解超百科』(講談社・2011年)のP20によれば、太陽と同じ温度であるらしく、同書ではギルファスには自己修復機能があると解説されている)と、剣やブーメランになる巨大な刃を仕込んだ頭部の角「グラディウス」(要するにでかいアイスラッガー)。グラディウスは巨大な岩をも両断する威力を持ち、手に持っている盾はマクシウムカノンやマクシウムソードをも阻んでしまう。
これらの武器でかつてはマックスをパワータイマーが点滅するほどにまで追い込んだらしく、今回も同様に苦戦させたが、マックスを崖に押し付けていた時にマクシウムカノンで大きく吹き飛ばされた後、ギャラクシーカノンで盾ごと粉砕された。決着がついたのはパワータイマーが点滅する前であり、見事雪辱を果たしたと言える。
派生作品
『ウルトラマン超闘士激伝』
エンペラ星人に鎧を奪われ(というか殺害され)、皇帝空間の鎧コレクションの一つにされていた。闘士ゾフィーと闘士ウルトラマンメビウスの侵攻に伴い、怪獣司祭ジェロニモンに操られアパテーやボーグ星人と共に暴れまわる。
『ウルトラマントリガー』
第7話「インター・ユニバース」にて、バロッサ星人(四代目)がギルファスの剣を武器として所持しており、トリガーとゼットとの戦闘で使用した。バロッサ星人はターラ星の守護神の武器やコレをどうやって手に入れたのだろうか……?
余談
角飾りを飛ばすシーンはCGで表現されている。
当初、カイトがマックスとギルファスのイメージを見るシーンでは、マックスではなくウルトラセブンらしき巨人の予定だった(同回では森次晃嗣氏がゲスト出演している)。
関節部分は『仮面の忍者 赤影』の赤影から鎖帷子のイメージである。