データ
- 身長:52.5m
- 体重:5万2千500t
- 別名:金属生命体
- 出身地:宇宙
概要
第3話「その名はガイア」に登場。金属生命体と呼ばれるカテゴリーに入る怪獣の第一号である。
宇宙から飛来した意思を持つ金属で、体の形状を液体のようにして変化させることができる。
また象のような鳴き声を上げる。
胸にはガイア同様ライフゲージが存在し、体の部位を変化させて強化装甲とすることが可能。腕を剣のような形に変化させたり、槍を出現させることができ、それらの武器を駆使することで相手を攻撃する。
これ以外にも飛行形態や複数の槍に変形することができ、槍の時には全体から電撃を放って攻撃した。
前述した通りガイアのデータを参考にしているためか、構え方の動きもガイアと非常によく似ている。(片腕の手を開いて突き出し、片方の腕は引いて拳を握っているポーズ)
学習能力はガイアの模倣を試みている時点で高い部類であると思われ、戦闘時でもガイアの攻撃を防御するために肩と腰の部分に鎧を新たに生み出し、その直後にガイアから受けた投げ技を逆にガイアに食らわせている。
後のアルギュロスやミーモスと違って、感情らしき描写は無く、むしろ機械的な容赦のなさが際立つ。
宇宙で光の巨人こと、ウルトラマンガイアのニュースをキャッチし飛行形態で地球に来訪、大気圏内からニュースの発信源である東京に向かおうとしたが、中東上空でXIGのチーム・ライトニングの攻撃で撃墜され、砂漠に不時着。
ガイアのデータを基に人型の鎧をまとったような姿に変身した。
その後はガイアと戦い、形状変化能力を巧みに使用して優位に立ち、ガイアのクァンタムストリームで倒されたかに思われたがすぐに復活。
エネルギーの減ったガイアをあと一歩にまで追い詰めるものの、突如繰り出されたウルトラマンアグルのフォトンクラッシャーを受けて爆死した。
その後、飛び散った破片はアルギュロスの破片と共にジオベースのラボに運ばれ分析していたが、さらなる金属生命体を生み出す事になる。
派生作品
ウルトラマンプレミアステージ2
アルギュロスやミーモスと共にアーマードダークネスを狙う怪獣軍団の幹部として登場し、ウルトラマンコスモスにイカ明太と間違われ、訂正した後に「貴様こそ飛んで火にいる名古屋の味噌カツ」という迷言を生み出した。
ガイアのリキデイター、フォトンスクリューで倒されたかに見えたが、生きており、最後は他の幹部と共に自らを生贄にすることでアーマードダークネスを復活させた。
ウルトラマンファンタジックライブ2007
槍を持った個体と持たない個体の二体出現し、メビウスと80を相手に戦い、最期はメビュームシュートとサクシウム光線に敗れた。
なお、このライブステージではガイアとアグルは登場しない。
ウルトラヒーローバトル劇場第16弾
ザラブ星人、ミーモスと共にババルウ星人の配下として登場。にせファイヤーマンに変身した。
ウルトラマン超闘士激伝新章
ガイア怪獣としては初登場を果たすが、既にエンペラ星人に倒されて鎧を奪い取られており、怪獣司祭ジェロニモンにより傀儡兵士にされている。
なお、第1話では別個体が観客として登場している。
ダイダルの野望
ガイアが参戦するゲーム「スーパーヒーロー作戦 ダイダルの野望」にも登場しているがこのゲームではアルギュロスとミーモスは参戦しておらず唯一の金属生命体として登場している(クリシスゴーストの設定自体は存在する)。そればかりかアグル復活の回ではΣズイグルの代わりに登場し(ガンQがお供している)、我夢を捕縛して宇宙へ連れていこうとしたが復活したアグルに阻止された。
また後にジオベースに保管されていたアパテーの破片が敵組織ダイダルに奪取され、それがニセガイアとニセアグル、更にはにせウルトラマンとにせウルトラセブンに擬態して本物4人に襲い掛かった(ちなみにこのゲームではザラブ星人は登場しない)。
余談
第3話目にもかかわらず、極めて強い上に、怪獣と呼ぶには異質なデザインをしている事からガイアのキャラの中でも知名度が高い。
デザインは「他世界でウルトラマンになりえる存在」として描いている。
名前の由来は不正の女神アパテーから。
後に登場したアルギュロスはアグルを模した外殻を身に纏い、ウルトラマンアグルにそっくりなニセウルトラマンアグルにも変身していたが、アパテーがニセウルトラマンガイアに変身できたかは不明である(劇中でニセガイアに変身したのはミーモスだった)。