概要
『ウルトラマンメビウス』第12話「初めてのお使い」に登場。
木彫りの鯛のような怪獣(?)で、間接的ながら鯛モチーフの怪獣という珍しい存在。
本体のコダイゴンジアザーは元々恵比寿の木像が怪獣化したものなので、普段は彼の右脇に抱えられている。
大砲ならぬ鯛砲という名前通り強力なエネルギー弾を撃ち、これによって本体は肉弾戦、コイツが砲撃という遠近揃った攻撃手段を持つ他、「ショーバイハンジョー!!」と叫ぶ。
しかも分離して自力で飛行することもでき、ヒカリが参戦した後は飛び回ってタイ当たりする形で本体を援護。単鯛でも意外な強さを見せてメビウスとヒカリを苦戦させた。
だがメビウスは渾身の力で鯛砲を投擲し、本体を転ばせてスキを作る事に成功(ちなみに体勢を立て直した際本体の小脇に戻っている)。
そして本体の弱点である右足のヒビにメビュームシュートとナイトシュートを同時に撃ち込まれたことで、怪獣化した原因である物質・グロテスセルが気化。本体共々元の恵比寿像に戻ったのだった。
ウルトラマントリガー
第7話「インター・ユニバース」にて、バロッサ星人(四代目)の所持品として登場。
バロッサ星人が巨大化するとこちらも例の如く巨大サイズになり、トリガーとの戦闘でも「ショーバイハンジョー!!」と叫びながら噛みつきトリガーを苦しめた。
ゼットが参戦したことでトリガーから引き離されるも、すぐさまゼットに噛みついて攻撃を続行。しかしトリガーハンドスラッシュでダメージを受け、全力で地面に叩きつけられ目の光が消えた事で機能停止した。
その後はゼットに雑に投げ捨てられたのだが、爆散などはしていないためトリガー世界にはまだコイツが残り続けていることに……。
因みに鯛砲はイグニスが「どこで手に入れた」と驚くほどのかなりのレア物らしいのだが、事故で生まれたコダイゴンジアザーの鯛砲など、本当にどうやって手に入れたのだろうか……?