データ
所属: | ウルトラ警備隊 |
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型式名: | 「TDF MR-1」 |
全長: | 24メートル |
重量: | 180トン |
最高速度: | 時速100km(地上)・25km(地中) |
乗員: | 6名(座席以外のスペースや貨物室も使えばもっと大勢搭乗可能だと思われる |
武装: | 岩石破壊光線・ロケット砲 |
登場話
第17話「地底GO! GO! GO!」
第20話「地震源Xを倒せ」
第30話「栄光は誰れのために」
第40話「セブン暗殺計画(後編)」
第49話「史上最大の侵略(後編)」
概要
ウルトラ警備隊の使用する地底戦車で、ダイヤモンドの数倍の硬度のジェットドリルで地面を掘り進む(ドリルが効かない場合は光線で破壊する)補給なしで最大で12日間連続の地下走行が可能である。車内には乗員が使用する小型爆弾・MS爆弾を装備しており、多数設置してユートムの地底都市を爆破している。
主に地下への探索で使われるが、地上戦では無人戦車部隊のコントロール中枢としても運用され、訓練時には一般隊員も使用することがある。
操縦自体は難しくないらしく、プラチク星人に奪取された事もある。ガッツ星人の警戒網をくぐり抜けてウルトラセブンを救出したり、最終話では爆弾を満載し自動操縦でゴース星人の基地に突入して爆破するなど印象深い活躍を残した。
そのデザインのかっこ良さから、ウルトラシリーズに登場する防衛チームのメカの中でも人気が高い。
現実にはこのデザインで地中を掘り進むのは不可能だが目を瞑りましょう。
……と言いたい所だが、実はこのマグマライザーは、かつてペガッサ星人が地球に持ち込んでいた地球破壊用の爆弾に備えられていた装置(岩石を音波で砂レベルで破砕するシステム、早い話が超振動波)が応用されてる事が小説版「ウルトラマンメビウス」で明らかにされており、言わばドリルと音波破砕装置の併用で地中を掘り進むので、あのようなスタイルでも何の問題もないと言う事である。
またこの小説中においては「元々地球外の技術に由来する」ことに加え「量産化された技術である」という理由から「人類が創り出した最初のメテオール」であるという評価もなされている。※ただし、ペガッサ星人の記事でも触れられている通り、この小説の内容はセブン本編の描写と矛盾しており、一種のパラレルワールドと考えるのが妥当と思われる。
(ちなみに高周波振動を利用した掘削技術自体は1988年にホビージャパンから刊行された『U.W.W.ウルトラシリーズ_超兵器の世界』における『マグマライザー開発史』で既に採用されている。)
その後のマグマライザー
OVA『ウルトラマン超闘士激伝』
31世紀のウルトラ警備隊が最新型マグマライザー「ライザーG」を使用。科学特捜隊のビートルG同様に人型に変形できるが、ツイフォンには意味が無かった。作中ではアンヌ(の子孫と思しき人)とキリヤマ隊長(の子孫と思しき人)が搭乗している。
怪獣バスターズ/怪獣バスターズパワード(ニンテンドーDS)
マグマライザーを模した武器『マグマライザーハンド』を作製可能。
『ULTRAMAN SUIT ANOTHER UNIVERSE』
時空歪曲点に飲み込まれたZEROの救出にあたり、登場した一人乗りの科特隊のマシン。
大まかなデザインは原作とほぼ一緒だが、操縦方法のイメージとして一番近いのは『科学戦隊ダイナマン』のブルーサーフジェット。
潜航時の時空の歪みが赤方偏移で溶岩のように見えるから「マグマライザー」。実に単純明快である。
現時点ではセブン専用であり、別人用に改造するには訓練も込みで2ヶ月を要してしまう。
原作でのオマージュでダイモード鉱石から生成したマグネリュームエネルギーを多目的光線砲より発射してスーツのエネルギーを補給するシステムも装備されている。
関連項目
ベルシダー:科特隊のドリル戦車。