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概要

マウンテンガリバー5号

別名:MG-005-RX、スーパーロボット

全長:58m

重量:60000t

開発責任者:ホリイ マサミ

起動日:2018年4月1日

機体番号:ヘ-0001号

MG-0005-RX  マウンテンガリバー5号

火星マリネリス基地でホリイが「こんなこともあろうかと思って」開発していた巨大ロボット兵器。ギアはオートマ且つアルチハンド方式で、人間が乗って操縦するが、設計ミスでコクピットが小さく、小柄な人物しか乗れないため一番背の低かったマイが操縦する事になった。

スペシウム砲の試作品を装備しており、その威力は絶大だが、3発しか撃てない上に、隕石迎撃には射程が短すぎて使えない。それ以外の武装はホリイ曰く「今日はない」(別の日には装備されるのかは不明)。一応殴るだけでもレギュラン円盤群を破壊する程度のパワーはあり、それを見ていたホリイは開発者のくせに呑気に感心していた(ウルトラマン列伝で放送された際には、ウルトラマンゼロからスペシウム砲の威力はウルトラマンのスペシウム光線に匹敵すると解説されている。確かに凄まじい威力である)。

ヅウォーカァ将軍の攻撃に対して出撃し、スペシウム砲で小惑星を片っ端から一掃したが、レギュラン円盤群の攻撃でスペシウム砲を破壊され撤退する羽目になった。その後、火星に落下しようとしている巨大隕石を止めようと押し返すダイナに協力し、隕石のあまりの大きさにへばってしまったダイナを激励する。


なぜか、出撃の際にはミラーボールを使ってライトアップされたり、発進方法はスキージャンプ方式で、分析モニターの表示は巨大隕石を指してたぶん10キロメートルくらい」と出すなど非常にいい加減。


被弾音はガンダムシリーズで使われている懐かしのもの。


うたかたの空夢

このマウンテンガリバー5号が登場した42話は、ウルトラシリーズ屈指のギャグ回であり、様々なパロディーとボケが満載でツッコミが追い付かないまさにカオス回である。

そのほんの一部


登場人物は「ウルトラマンダイナ」のメイン勢の他に、ゲストとして前作のメイン勢の大半が揃って登場するという豪華さを誇る。なんというキャストの無駄遣いでしょう

しかもこの話は朝寝坊したアスカの見ていた夢という、完全な夢オチ。壮大なドタバタ劇の最後は寝坊したアスカと慌てて起こしに来たマイが作戦の時間に遅刻しヒビキ隊長に怒られるという締めくくりであった。一瞬表示される起動画面で4月1日と表示されるのもある意味伏線であったと言える。


ウルトラマンクロニクルD』ではアスカの夢=アスカしか知り得ない出来事であるにもかかわらず、デバン映像を所持しており、勿論夢オチである事も知っている。

マルゥルとハルキがそれぞれの求めるロボットの設計の参考にしようと試みたが、映像しか残っていない為にハルキはサンプル探しの旅に出かける事になった。


元ネタ

マウンテンガリバー5号という名前は、前作にてまだ呼び名が決まっていなかったティガに対してムナカタ副隊長が提案した「マウンテンガリバー」が元となっている(なお、その際ホリイは「トイレで気張ってるような名前」とこき下ろしていた)。

また、マウンテンガリバー5号が登場する回のタイトル「うたかたの空夢」は『ティガ』28話「うたかたの…」が元になっている。片や猛烈なギャグ回、片や猛烈なシリアス回なのだが、どちらも監督は同じ人である。

なお、劇中ではちょくちょく墓場が映るシーンがあるが、これは恐らく…。


余談

スーツアクターは三宅敏夫氏。


デザインの元ネタはもちろん某ロボットアニメからだが、足の甲の市松模様の塗装は、略称が同じである資生堂の男性用化粧品「MG5」から取っている。


この化粧品ブランドが誕生したときの広告モデルだったのは、帰ってきたウルトラマン郷秀樹役、団時朗である。


SSSS.GRIDMAN』#09「夢・想」の冒頭にこの回の展開の伏線としてソフビが登場している。


ウルトラマン列伝』の公式ページではヒーローとして紹介されているが、バンダイの見解的には放送当時からウルトラ怪獣としてカウントされており、公式書籍である『ウルトラマンオフィシャルデータファイル』(デアゴスティーニ)の第33号でも同様に怪獣扱いとなっている。


立体化も行われており、ウルトラ怪獣シリーズ121として商品化された後、2011年には脚部の造形を大幅に見直したEX版、2022年では『ウルトラマンクロニクルD』での放送に合わせてウルトラ怪獣シリーズ170として販売された。


関連タグ

ウルトラマンダイナ ウルトラ怪獣 ライドメカ


夢オチ


イングラマン:反対に巨大特撮ヒーローのパロディをおこなったロボットアニメ。


後の作品における防衛チームが所有するロボット

XIGアドベンチャー次作防衛チームが所有する巨大ロボット。凄まじい機能を持つが戦う相手が悪かった故に防御力があまり良くなく登場は一回のみとなった。


特空機:同じく防衛チームが所有するロボット。こちらは本格的にTVシリーズで活躍している。さらに、点で4台が登場し、劇中で宇宙にも移動ができるロボットの存在を思わせる描写があることからマウンテンガリバーの登場をネット上で期待する声が多い(登場できれば"5"番目の機体になれるというわけである)。


テラフェイザーダイナのリブート作品に登場する防衛チームの巨大ロボットでこちらは同じくダイナ怪獣のデスフェイザーとテラノイドが元ネタである模様。

マウンテンガリバーⅡ-Ⅴ:ウルトラマンのイベントショーにおけるマウンテンガリバー5号のリブート。こちらは通常の人型で意志を持つ。そして総集編番組においてまさかのナビゲートキャラに就任している。

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