データ
別名 | 宇宙海獣 |
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英表記 | Space Sea Monster REICUBAS |
身長 | 65m |
体重 | 7万2000t |
出現地 | 南極 |
概要
第25話「移動要塞(クラーコフ)浮上せず!(前編)」、第26話「移動要塞(クラーコフ)浮上せず!(後編)」に登場。
エビとカニを合成したような外見で、前脚はシオマネキのような左右非対称の大きさのハサミになっている。計六本の脚を持つが、歩行に使うのは逞しく発達した後ろ脚のみで、中脚は細く自重を支えるのに向かないため、ほとんど動かさない。
※赤い目のイラストは2枚目
高熱と冷気の両方の特性を持ち、目が赤く光った時は火球を、目が青く光った時は冷却ガスを口から放つ。火球は成層圏の標的を地表から狙撃できるほどの射程を持ち、ガスはダイナを一瞬で氷漬けにするほど強力。
甲殻類だけに防御力も折り紙付きで、GUTSイーグルの爆撃はおろかダイナの攻撃すら寄せ付けない。
行動記録
海面上昇によって地球を水没惑星に変えるというスヒュームの企てに則り、南極の海水温度を上昇させて氷を溶かす工作を行っていた。
スヒュームに制御システムを乗っ取られ、海底に沈んでしまったクラーコフの内部でディゴンの群れに襲われながらも変身し、クラーコフを引き揚げるべく艦外に躍り出たアスカ=ダイナを奇襲し、戦場を地上へ移すと、格闘戦の末に隠し球の冷却ガスで氷漬けにして戦闘不能にしてしまう。
しかし、駆けつけたイーグルβを撃墜すべく吐いた火炎弾が外れ、凍結したダイナに誤爆したことで氷が解け、復活を許してしまう。
二度目の対決では、ダイナから猛反撃を受けるも、既にダイナのエネルギーが底を突いていたため優位に立ち、再び氷漬けにしようとするが、間一髪でミラクルタイプに変身して宇宙へ飛び、残り少ないエネルギーを光弾にして人工太陽試験機「NSPカンパネラ」にぶつけ、増幅したエネルギーを受け取って回復したことで形勢は逆転。
大気圏外からのミラクルロケットアタックの一撃で大ダメージを受け、最後はレボリウムウェーブで発生したブラックホールに飲み込まれて消滅した。
以降の作品での扱い
劇中で初めてダイナを追い詰めた強敵であり、シリーズ内でも貴重な甲殻類系の強豪怪獣という個性の強さと登場エピソードの評価の高さもあり『ダイナ』登場怪獣の中でも知名度及び人気は高い。純粋敵であり話的にも単発でも扱いやすい為か列伝シリーズでもダイナ特集で度々再放送再編集版が扱われており、それに連動してソフビが何度も発売されるなど、宿敵のスフィアを差し置いてダイナの代表怪獣扱いされる事が多くゴルザやガンQと共に平成怪獣の顔としてのポディションを確立している。
但しゲーム作品を除けばレイキュバス単体としての再登場は未だになく、もっぱらファイブキングのパーツとしての出番であり怪獣単体としての出番は恵まれていない。この為かメルバやコッヴと共に再登場を希望するファンは多い。
ウルトラマンギンガS
スパークドールズとして登場。
チブル星人エクセラーがチブルスパークで連続モンスライブし、ファイブキングの右腕を構成する怪獣となった。
また、「DXビクトリーランサー」でこれとファイヤーゴルザ、メルバ、ガンQ、超コッヴの5体のスパークドールズを立て続けにリードさせてトリガーを引くと…
ウルトラマンZ
第8話「神秘の力」にて、レイキュバスの体組織が含まれた鉱石が登場。
ある大富豪がガンQの体組織入りの石と共に持っていたのだが、ピット星人に奪取され、それがセレブロの手に渡り、レイキュバスの怪獣メダルの材料に使われる。
ゲーム作品
ファイティングエボリューション3
プレイヤーキャラクターとして参戦。
ウルトラ戦士を一度下した強豪とはいえ、再登場の機会に恵まれなかったレイキュバスだが、本作への参戦でポリゴンが作成され、後に大怪獣バトルシリーズなどデータカードダスにも参戦。映像作品以外での活躍の場が増えている。いつか再びお茶の間に姿を見せる時が来るのを期待したいものである。
炎モードは必殺技の威力が高く、冷モードは防御力が高くなる。
リーチの長いハサミ攻撃が自慢。特にジャストアタックは相手のふらふらゲージを一気に最大まで上げるほどの威力。
反面、攻撃は単調という欠点を抱えており、敵として現れた際には炎モードになっている時が攻め時。
なお、ウルトラモードでは原作の第25話と第26話が追体験できるが、ビームスライサーでダイナがエネルギー補給する展開は削られている他、ミラクルロケットアタックが使えないので原作再現度は控えめ。
ただし、高ランクを収める為には原作通りにレボリウムウェーブでフィニッシュする必要がある。
大怪獣バトル
AC版の無印1弾からプレイアブルとして実装されている、最古参キャラの一体。
アタックは1000~1200、ディフェンスは900~1100、スピードは500~700、パワー(HP)は900~1100と、スピード以外は最大で1000を上回る高い数値が割り振られ、スピードバトルで遅れを取ってもアタックバトルで勝ちの目を充分に見出だせるステータス配分になっており、攻守共に優れたキャラと言える。しかし最上位カードはレア止まりで、スーパーレア以上のカードは一枚も登場していない。
巨大なハサミで殴りつける「ハサミでの一撃」、火球を連射する「火炎弾連打」、そしてウルトラ戦士をも凍てつかす「冷却ガス」が必殺技に設定されており、特に冷却ガスはグローザムの実装まで冷気属性最強の座をほしいままにしていた。
大怪獣バトルウルトラコロシアム
主人公が多々良島で休暇を楽しんでいる最中にバルタン星人(RB)に召喚され、勝負を挑んできた。
姿はこれまでの個体と全く変わりないが、バルタン星人によって超改造がなされており、通常よりも素早い。
主人公に倒されると、バルタン星人に捨てられてしまった。
ウルトラアドベンチャー
大阪に出現したブルトンが並行宇宙から呼び寄せた怪獣の一体として登場。ジェロニモン、超コッヴと共にイオの召喚したゴモラを圧倒するも、ゴモラの地中戦法に惑わされて超コッヴと同士討ちしてしまった。
大怪獣ラッシュ
青いプラズマソウルを身体中に生やしたプラズマ怪獣として登場。
「ビッグシザークロー」や「回転ハサミ攻撃」が新たに必殺技に設定されている。
ウルトラ怪獣バトルブリーダーズ
☆1レアのキャラとして最初期より実装されていた最古参キャラの一体。
火傷と凍結の能力を併せ持ち、更に育てやすいため多くのプレイヤーに重宝されている。
余談
- 脚本での名称は「ブルーザ」。
- デザインはエビとカニのほか、背中の広がった甲羅は貝殻をイメージしている。
- ダイナの放送当時から「ウルトラ怪獣シリーズ」にてソフビ化がなされている怪獣だが、当初は茹で上がったカニのように劇中よりも赤く彩色されており、腕の関節付近も青かった(ウルトラ怪獣シリーズ117)。
- 『大怪獣バトル』シリーズ展開期のもの(ウルトラ怪獣シリーズ06)は劇中通りのカラーリングに近づき、模様もはっきりと色分けされている。
- 「ウルトラ怪獣500シリーズ」展開期のものは模様などの塗装が簡略化されているが、大まかなカラーリング自体は劇中に近付けられている。
関連タグ
モンスアーガー:こちらもゲームに出演して知名度を上げた怪獣。こちらもディフェンスに定評がある。