概要
TPCがネオフロンティアの象徴として建造した移動ベース基地。
2011年に宇宙戦闘艦と共に開発が始まり、アートデッセイ号開発者であるヤオ・ナバン博士が脱退した為に開発が遅れていた宇宙戦闘艦に先んじて2014年に完成。
ネオフロンティア時代を通して活躍した。
武装は各種迎撃式ビーム砲とミサイル、大型ビーム砲「ギューベルン砲」(本編未使用)。最終章ではガニメデ基地でキサラギ・ルイ博士から託される形でネオマキシマ砲を搭載した。
アルファベットのXに似た形状をしており、4本のセクトを伸ばすことで移動形態、畳むことで基地形態へ変形ができる。
ネオマキシマが搭載されており、陸海空宇宙にわたってネオフロンティア計画の最前線に赴いての調査と探査を目的とする。
内部にはコントロールルームを備えたサテライト司令室や各種メカを搭載する格納庫が備わっており、緊急時にはスーパーGUTSの前線基地としても運用される。
また最悪の事態を想定してコンピューターの干渉を受けないキーロック式の自爆装置がセットされている。
6話から登場し、フォーガスを宇宙から観測したがTPCヨーロッパ支部のコンピューターが乗っ取られミサイル攻撃をしたときには撃ち洩らしはあったが撃墜している。
その後は、人工太陽カンパネラを火星基地に輸送する任務に参加したが、南極の調査でスヒュームに取りつかれて浮上システムに異常が発生し、海に墜落。潜水形態への変形が間に合わず基地内に浸水が発生。さらにシステムを乗っ取られて、カンパネラを南極に向けて誘導されてしまいディゴンに侵入されて、危機に陥いり自爆装置まで起動させる事態になってしまった。
その後もスフィアによってネオマキシマエンジンに取りつかれて大阪に墜落しそうになったり、グライキス相手に金星の大気に阻まれて武器が届かず撤退するなどさんざんな目にあい続けたが、最終章では人類最後の希望としてダイナとともにグランスフィアに立ち向かい、ダイナ勝利のきっかけを作った。
ちなみに、「ティガ」のアートデッセイ号や「ガイア」のエリアル・ベースは玩具が発売されたが、クラーコフの玩具は発売されなかっただけでなく、立体化の機会にもあまり恵まれない。本編で散々な目に遭っているからだろうか、こんなところでも不遇である…
関係者
ハラシマ主任
演:志村知幸
コミヤ
演:豊泉由樹緒
サワキ
演:外山謙介