データ
身長:0.48 ~ 59m 体重:13kg ~ 1万7千t 飛行速度:マッハ7.5(円盤形態)
概要
第45話『恐怖の円盤生物シリーズ!まぼろしの少女』に登場。
ブラックスターより飛来した、ヒトデやイカに似た姿をしている円盤生物第6号機。資料によっては宇宙胞子から生み出されたらしく、本質は軟体動物ではなく、菌類系ということになる。
アシュランと同じく前後に顔を持ち、赤と青の色で異なっている。腹部にそれぞれ青と赤の噴射口を持つ。青い噴射口からは零下100℃の凍結ガス、赤い噴射口からは1000℃の高熱火炎「烈怒火炎地獄」を発射する(円盤形態でも発射可能)体は鏡面になっており、太陽の光を強く反射する性質がある。
ブラックスターの存在を調査する科学者が現れ始めたため、ブラック指令が科学者たちの抹殺を目的に呼び寄せた。地球に侵入後は湖の湖底に身を潜め、少女・眉子(演:池田恭子)とフランス人形を操って次々と科学者たちを殺害した。おおとりゲンに感づかれると眉子と人形を回収、戦闘形態に変身しウルトラマンレオに戦いを挑んだ。
レオを冷気で氷付けにするが、つららで噴射口を塞がれる。負けじと「烈怒火炎地獄」で応戦するもウルトラショットでダメージを受けたため、円盤形態で湖に逃げ込み湖面を炎上させて近寄れないようにしたが、ウルトラマントで消火され、逃げようと飛び立ったところをハンドビームで倒された。
なお、少女・眉子とフランス人形はブリザードの分身体と思われるが、眉子の方は虐められている所を庇ってくれたりしたトオルの殺害を躊躇するなど、明らかにただの分身体だけでは説明出来ない行動(自我を持っているかのような行動)を見せていた。ブリザードが倒された今となってはその真相は闇に包まれたままである。
『ウルトラ怪獣大百科』では従来の円盤生物が円盤の姿で同じ地点(ブラックスター)から飛んで来る事を地球の科学者たちに気づかれてしまった為に、「こりゃイカン」と思ったブラック指令がこれまでとは異なるタイプの円盤生物=ブリザードを使って口封じをしようと呼び出したと解説されている。とうとうナレーションにまでそりゃそうだと突っ込まれてしまった。また、その際の必殺技は「エネルギー光球」となっている。
余談
デザイン画では左右分割して赤と青に塗り分けられており、円盤状態も描かれていた。
鳴き声はザンボラーの流用。
この回の予告と前回の予告のセリフの音声が全く同じである。しかしBlu-rayの収録でナレーションの瑳川哲朗氏のナレーションが新録された。
関連タグ
レイキュバス、ラゴラスエヴォ・・・冷気と炎熱を操る怪獣繋がり。
フレイザード:炎と冷気の相反するはずの両方の属性持ちつながり。彼の場合は体の左右の半身ずつがそれぞれの属性のものとなっている。