ブラック指令「ブラックスター地球侵略3号機、アブソーバー!来ぉいぃぃぃぃーっ!」
データ
全長:0.15 - 70メートル
体重:900グラム - 1万トン
概要
第42話「レオが危ない! 暗殺者は円盤生物」に登場した円盤生物。
ブラックスターより飛来した、クラゲに似た姿をしている円盤生物第3号機。水星や金星に生息する生物の合成体とも言われている。
手足を収納した小型円盤に変化する能力を備え、目から放つ光線「パラライズショック」や触手から放つ4000℃の炎「コスモファイヤー」で戦う。また地震を発生させる事が出来るほか、有害な青いガスも吐く。
好物はオイルや人間の生命で1日に3000tもの量を触手から摂取する。ただし、木の棒であっさり叩き落されるぐらいには虚弱。
小型円盤形態で地球に飛来し、地震を発生させる。その後に小型円盤形態で潜伏していたところを、傷ついた動物を保護している英行少年によって保護される。
…前回で「円盤を呼び寄せる」として地球に来たブラックドームを、手鏡の反射光で引き寄せた少年といい、ホントこのご時世に何やってんだと言わざるをえない。
その後も下妻英行少年(演:善福和則)に世話をされていたが、彼からひっそりと生体エネルギーを奪うなど、所詮は少年の優しさにつけ込み、利用していたにすぎなかった。
そして英行少年の小屋を拠点として時折巨大化し、体から透明のパイプのような器官を出してタンクに貯蔵されているオイルを吸い上げたり、火を放って破壊活動を行っていた。
ゲンとトオルに発見されると、小屋に火を放って巨大化、秀行が保護していたスズメを焼殺、さらにトオルと秀行を人質に取る悪質な方法を使った。
レオキックに耐えきる程の頑丈さ(浮いてるから衝撃が100%伝わらないのだろう)を見せつけるが、最後はキックを受けた箇所にタイマーショットを受けて墜落し、粉々に吹き飛んだ。
派生作品
内山まもるが『小学二年生』で掲載していた漫画版ではブラック司令官(そういう名前で登場する)配下の戦闘員として無数に登場したが、地球の危機を知って駆け付けたウルトラ兄弟により全滅した。
『ウルトラマン超闘士激伝』ではエンペラ空軍の使い魔として登場。空軍参謀ブラック指令と共謀し、ウルトラセブン21をノーバやデモス、ブニョと共に幻術空間で襲撃するも瞬殺される。指令もハナからこいつら如きで宇宙警備隊屈指の実力を持つ21を抑えられるとは思っておらず、完全な捨て石として利用されていた。
余談
名前は「吸収(absorber)」から。劇中でも生体エネルギーやオイルを吸収している。
手違いなのか、当時の少年サンデーではデモスと名前を入れ替えて紹介されてしまった。
関連タグ
シルバーブルーメ:クラゲの円盤生物つながり。