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ブラック指令

ぶらっくしれい

『ウルトラマンレオ』および『ウルトラマンオーブ』に登場した悪の宇宙人。ウルトラシリーズ最大のトラウマの元凶。
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「地球の諸君。レオは死んだ。地球はもうブラックスターのものだ!ブニョ、戦えぇぃ!!」

身長189cm(レオ) / 171㎝(オーブ)
体重80kg(レオ) / 67kg(オーブ)
出身ブラックスター
演者大林丈史(レオ)、赤星昇一郎(オーブ)

概要

黒づくめの服に身を包んだ不気味な風貌の男。その正体は、悪魔の惑星:ブラックスターから地球侵略のために差し向けられた尖兵である。
手にした水晶玉で円盤生物を次々と地球へ呼び寄せ、様々な侵略・破壊活動を行わせた。

その円盤生物第1号シルバーブルーメは、宇宙ステーションごと丸呑みにしてMACを全滅させるというウルトラシリーズ最大最悪のトラウマを引き起こす。
それ以降もアブソーバブラックテリナノーバなどで人間の心の弱さにつけこむような陰湿な作戦を展開し、挙句にはブニョによって捕えられたレオを氷漬けにした上で、ノコギリでバラバラにしてしまうという前代未聞の悪行までやってのけた。

しかし最終回、最強最後の円盤生物ブラックエンドを呼び寄せ、トオル少年を人質に取ってレオを痛めつけたまではよかったが、子供たちに飛びかかられ、押さえ込まれた隙に水晶玉を奪われてしまう。
レオの手に渡った水晶玉を投げつけられたブラックエンドは爆死し、ブラック指令も苦悶しながら泡になって溶けてしまうという悲惨な最期を遂げた。

地球防衛チームを全滅させた悪役が、よりにもよって子供たちによってたかってボコられ敗北するという、ある意味衝撃的なラストは語り草で、むしろこっちの方がトラウマになっているという視聴者も多い。

ブラック指令だが、もう俺は限界かもしれない


また、このことから、ブラック指令としての姿は地球で活動するために設えた仮の肉体であり、本体は水晶玉の方だったのではないかと考えるファンも少なからず存在している。

ちなみに、ブニョによって指摘されるまで、仇敵であるレオの変身者がゲンであることを知らなかった。配下には当のブニョだけでなく、デモスのようにゲンがレオであることを前提に作戦を展開した者もいたにもかかわらず、肝心の事を何も聞いていなかったのだろうか。

ウルトラマンオーブ

星空に愛をこめて

カフェブラックスター店長  ブラック指令
地図にないカフェ


第22話「地図にないカフェ」にて登場。
映像作品への出演は、『レオ』最終回以来実に41年ぶり
ただし、以前レオと戦ったブラック指令や円盤生物の故郷であるブラックスターとどういった関係にある存在なのかは不明である。

正式名称は初代と同様“ブラック指令”だが、その立ち位置(後述)などからファンの間では(初代と区別する目的も含めて)ブラック店長とも呼ばれている。

地図にないカフェ


知る人ぞ知るカフェ「ブラックスター」の店長。円盤生物ノーバを相棒として連れている。
店は地球侵略を目論む宇宙人達の憩いの場になっており、ババリュー先輩ジャグラーも常連客であった(店内のメッセージボードには、その他の常連客としてザラブ星人ダダペガッサ星人フック星人スチール星人レギュラン星人マノン星人ゼネキンダール人ネリル星人の写真が飾られている)。

侵略者たちの夢


カフェには迷い込んだ地球人やウルトラ戦士であるガイもやってきていたが、差別することなくコーヒーを振舞っていた(そもそも常連客には善良な宇宙人も含まれている)。また、店主として侵略者とそれを阻止しようとするウルトラマンの戦いに関しては干渉せずに中立の立場を取っており、店の中で一触即発の状態になったガイとピット星人をたしなめる一幕もあった。

彼の淹れるコーヒー(1230円のブラックコーヒーのみ)は、一度口にした者を虜にさせてしまうほどの絶品だが、地球人に対しては帰り際にカフェのある場所を忘れさせていたため、「地図に無いカフェ」として話題を呼んでしまいSSPが店にやってきてしまう。

ウルトラマンオーブ22話


店に来た宇宙人たちが次々と地球を去ったことで店の閉店を決意しており、SSPの面々を店から追い出した後、ピット星人の誘いを断ってノーバと共に旅立とうとしたが、地球侵略を諦めていなかったノーバが巨大化したことで、かつて自身の抱いていた地球侵略の夢を思い出し、ノーバと一体化。オーブを追い詰めるが一歩及ばず敗れ去り、ノーバが爆死したことで一人生き残ることになる。

戦いを終えた後、ガイと再び対峙、「大切な相棒を失った私には、もう何も残っていませんよ」と悲嘆にくれるが、ガイから「あんたのコーヒーを美味しいって言った奴らがいるじゃないか」と諭され、それを聞いて安堵したような表情を浮かべ、カフェの看板を残して一人静かに姿を消した。

その後SSPのオフィスを訪れた渋川一徹の言葉から「ラーメン★ブラックスター」というラーメン店を経営していることが発覚した(これは赤星氏が『ウルトラマンティガ』にて演じたオビコと絡めたネタであると思われる)。

『レオ』では冷酷無比な性格として描かれていたが、今作のブラック指令は(地球侵略を目論んで破壊活動は行ったものの)部下を自分の相棒として大切に扱っていたり、地球人にも自分の淹れたコーヒーや料理をふるまったり、戦いの際にはコミカルな発言をしたりと、以前ほど凶悪な人物としては描かれていない。
また、子どもに殺されるという悲惨な末路を辿った原典とは異なり、地球で生活していく道を選び、地球人として一から再出発するという対照的な結末を迎えることとなった。

ちなみにこの回の「ガイのウルトラヒーロー大研究」で紹介されたのはレオだった。

その他派生作品での活躍

漫画

ウルトラマンレオ(漫画版)

内山まもるが『小学二年生』に掲載した漫画版では「ブラック司令官」名義で登場。こちらではウルトラマンサイズの巨人である。
ババルウ星人(TVに登場した個体の弟)曰く「宇宙で最も強い」らしく、ウルトラ兄弟から這う這うの体で逃げ延びたババルウと共謀し地球を殲滅するために暴れ回った。TV版同様シルバーブルーメを嗾けてMACを壊滅させ、ババルウの捕まえたレオの両親をタテに地球を攻め落とそうとするも、夫妻が脱出に成功すると形勢逆転。(既に死亡したセブンを除く)ウルトラ兄弟に円盤生物軍を叩きのめされ、逃げようとしたところをアストラに足止めを喰らい、最後はレオが投げつけたセブンの片身のアイスラッガーで胴体を突き破られ死亡した。

ウルトラ怪獣かっとび!ランド

ノーバを率いて舞台となる惑星ヨイトマカを襲撃したが、子供にボコボコにされる、しょぼい超能力(サイコキネシス念写など)をさも宇宙最強であるかのように語る、人質を取ろうとするなどヘボさは相変わらずであった。

ウルトラマン超闘士激伝

エンペラ星人配下の空軍参謀として登場。
『小2』版同様ウルトラマン同様の巨体で、顔を半分道化仮面で隠している。
怪獣司祭ジェロニモンと共謀し、ウルトラセブン21洗脳してウルトラキーを奪取し、水星に陣取って太陽狙撃させるという脅しに出て三大秘宝最後の一つ「ウルトラミラー」を奪わせようとした。しかし駆け付けた超闘士ウルトラマンと守護四闘士により21の洗脳は解かれ、親友や罪なき人々の命を奪わせようとした怒りに燃える21のヴェルザードで水晶を破壊されドロドロに溶けて消滅した(この辺のやり取りは明らかに『小2』版を意識した演出になっている)。

ウルトラマン超闘士激伝新章』では皇帝空間「鎧の間」でジェロニモンにより復活させられ、ジュダの兄モルドの鎧と合体し闘士ゾフィーに挑む。固有戦力差に加え、ジュダと合体したジェロニモン&アーマードダークネスと合体した元海軍参謀バルキー星人という圧倒的優位な状態でゾフィーを蹂躙するも、ダークストリームM87により穿たれたブラックホールに飲み込まれてしまう。

ウルトラマンSTORY0

文庫版最終巻に収録されている書き下ろしの特別篇に登場。
アストラが漂着したとある惑星にノーバを送り込み、破壊の限りを尽くさせるがアストラにノーバが倒されると不気味に復讐を誓い消えていった。

ULTRAMAN

星団評議会配下のエージェント。
現段階では、評議員の1人であるウバラズからその名が語られたのみであり、ブラック指令自身は直接登場はしていない(そのため、原作と同じような容姿・恰好だったのかも不明である)。
作中の描写から、原典同様、ノーバを操り、香港の街で獅子兄弟アダドを抹殺しようと暗躍していた模様。

ゲーム

ロストヒーローズ2

顔出し出演キャラは出せないため丸カットかと思いきやカイザーベリアル配下として登場。水晶玉の輝きで目から上が隠れているという苦肉の策であった。
「並行世界の地球を一個やる」という豪快な契約でベリアルに雇用された。
戦闘時にはどんどん円盤生物を召喚してくる厄介なボス。

ウルトラ怪獣擬人化計画

ブラック指令ちゃん


2015年10月11月にかけて開催された第2回原画展・大阪会場(ゲーマーズなんば店)で、サプライズ発表された。
デザインは先行のノーバシルバーブルーメに続いて、爆天童氏が担当。

元々が人間型(宇宙人)のブラック指令だが、当然の如くオリジナルの顔色の悪いおっさんではなく、色白(蒼白?)の美少女にアレンジされている。擬人化というよりも「女体化」と呼んだほうが相応しいかも(実際、発表当初から今に至るまでそうしたツッコミは多い)。

黒基調のマント(あまり知られていないが、よく見るとこのマント、なんと髪と一体化している)を羽織った衣装に、ステッキと水晶玉、左胸の“どくろマーク”といった基本パーツはほぼ踏襲されているものの、帽子だけはつばの部分だけを残した“天使の輪”型となっており、代わりに頭にはちょうちょ結びの黒いリボンがあしらわれているなど、かなり女子力の高いデザインになっている。ステッキや水晶玉といった小道具と相まって、正に魔法少女風の出で立ちである。髪型も黒のぱっつんロングヘアーとなっているが、おかげで遠目にはどこぞの軍事系魔法少女っぽく見えなくもない?
さらに、胸回りが大変けしからんことになっており、特に後述する劇場版はこれでもかというくらいに胸元を強調したアングルが多用されており、普通に乳揺れもある。出演声優である八木侑紀から「布のスペースが少ない」「肌色が多い」、演じた新田ひより本人からも「本人はそんなに主張してないけど結構な爆弾を抱えてらっしゃる」等と言われる始末である。

ちなみに、公開された10月31日ハロウィン
子供に“いたずら”されて落命したブラック指令には相応しい公開日であった……?

爆天童氏のツイートによると、最初はもう少しおとなしそうな雰囲気のデザインであったらしく、円盤生物組はノーバと同じ褐色肌で統一するという案もあったようだ(ちなみに、どくろマークを共通の意匠にする案はこの時からあった模様)。
また、やはりというか、外見がモロにおじさんだったためにデザインには相当苦労したらしく、他の円盤生物に乗り換えることも考えたようだが、やはりブラック指令は外せないだろうという考えから思いとどまったらしい。

漫画版

円盤生物の家賃


ノーバとシルバーブルーメと共に番外編で登場。
原作通り、ブラックスターから地球へと侵攻してきたはいいものの、侵略どころか明日の食事家賃に困窮するほど貧乏な生活を余儀なくされており、生活費の足しにしようと単行本第2巻の製本作業のアルバイトをしていた。

その後、第3巻発売直前の番外編で再び登場。
「うまくいけば漫画の本編に出られるかもしれない」と、ブルーメとノーバに発破をかけていた。

ウルトラ怪獣擬人化計画イラストまとめ3


『オーブ』にゲスト出現したことを踏まえてか、ガイ役の俳優:石黒英雄が好きになったらしく、自作のフュージョンカードを作って「自分の力もお貸ししたい」と言うほどに熱中していた様子(なお、残念ながら怪獣同士の融合に今のところ円盤生物は組み込まれていない)。
その後も販促用の番外編には部下のブルーメとノーバ共々必ずと言っていいほど登場しており、本編には全く絡んでいないにもかかわらず一種の準レギュラー的ポジションを確立しつつあった。

ところが、第46話でメトロン星人の経営する店の2階にある貸し部屋に、ノーバとシルバーブルーメ共々居候していたことが判明。何らかの目的のために行動しているようだが……?

しかし、彼女の活躍はそれだけに留まることはなく……

怪獣娘(黒)〜ウルトラ怪獣擬人化計画〜

CV:新田ひより

ブラック指令ちゃん(アニメ版)


なんと、主人公の1人に抜擢されるというシリーズ史上初の快挙を達成。
本作では悪の組織「BLACK STARS」の首領格として登場する。
詳細は上記のリンク先を参照。

なお、アニメ化に際してデザインが若干描き直されており、の色がではなく肌色に近い色になっているほか、髪もマントと分離して別のパーツとして独立している。頭のリボンの色も赤色に変わり、より女子力のアップしたデザインになっている。
こうした変更について、キャラクターデザインを担当したこまごま氏は、「色調がワントーンで、ほかのキャラクターと並んだ時にどうしても地味に映ってしまうので変更を加えた」とインタビュー内で語っている。

余談

「ブラック『司令』」と間違えられることが多いが、「ブラック『指令』」が正式な名前である。ただし、後述する『小2』版では「ブラック司令官表記になっていたほか、『ギャラクシー☆デイズ』でもノーバから初登場時に「司令」と呼ばれている。

『レオ』でブラック指令を演じた大林氏は、時代劇「木枯らし紋次郎」で主演の中村敦夫氏の吹き替えを務めていたことがあり、ブラック指令の帽子・マント・ステッキは、紋次郎の三度笠合羽・長楊枝を意識していたとの事。また、偶然にも大林氏の息子と娘の名前は「トオル」と「カオル」、飼い猫の名前は「レオ」である。

『オーブ』に出演した際、ノーバのことを「シンプル・イズ・ザ・ベスト。最近の怪獣はこちゃごちゃし過ぎていていかん」と言うシーンがあるが、市野龍一監督によると、この台詞は脚本にはなく、演じた赤星氏のアドリブだったとか。
この発言はある意味、醜悪な外見に拘り過ぎてしまった平成の円盤生物への批判ともとれるがその外見が結果として本人を含むブラックスター出身の円盤生物や宇宙人が別の道を歩めるようになったとなったのはある意味怪我の功名と言える。

何かとノーバとタッグを組むことが多かったりする。
『レオ』放映時とオーブ放映時に演じた役者が違った事と「指令」という名称が付く事から「ブラック指令は特定の個人を指す名称ではなく、円盤生物を操る怪獣使いの役職に対する名称ではないか?」という説が一部の間で話題となっている。そう考えると擬人化版も「同じ役職についている同族の女性」と解釈できなくもない(『怪獣娘(黒)』でブラック指令を演じた新田ひよりもイベントで「もしもブラック指令が女の子だったらこんな感じなのかも」とコメントしている)。

関連イラスト

ブラック指令壁紙(1024×768)



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ブラックスター(ウルトラマンレオ)
コーヒー

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