データ
別名 | L85星人 |
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身長 | 2~48m |
体重 | 100kg~2万t |
出身地 | アンドロメダ系L85星 |
演 | 大林丈史 |
概要
等身大時 | 巨大化時 |
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第21話「永遠(とわ)に輝け!!宇宙Gメン85」に登場。
アンドロメダ系L85星の宇宙怪獣専門捜査官で、これまで400体以上の凶悪な怪獣を捕らえてきた実力者。
20年前に妻と息子のジュピターを殺した宇宙No.2の凶悪犯ガモスを追って宇宙を旅していた。
モフモフの紫色の毛に覆われた姿をしており、目つきは子犬のようにやさしい。
テレパシーで相手の脳波を攻撃する能力を持っており、木で作った剣を使用しての剣術でウルトラマン80こと矢的猛と互角の戦闘を行えるなど高い戦闘スキルを持っている。
ウルトラ戦士と違って他の星の住人に擬態する能力は持っておらず、そのためにUGM隊員から侵略宇宙人と誤認されて狙撃されてしまった。この負傷が結果的に命取りとなる。
宇宙Gメンには定年制度があるらしく、あと2日で宇宙Gメンを退職しなければならないため、その前にガモスを倒そうとなりふり構わず行動する。ガモスを発見すると最後の手段として巨大なゴリラのような姿に変身してガモスと戦うが、地球来訪時に負った傷が原因で満足に戦えず、返り討ちにされてしまう。
最後は80にガモスの弱点が高周波の音であることを教え、ガモスが倒されたのを見届けると80に感謝を伝え、「これで心安らかに妻と息子の元に行ける」と呟き落命した。
80はその後、ザッカルの遺体を宇宙葬とした。
余談
ウルトラシリーズに「無害な宇宙人」が登場することは今までも数々の例がある(ルパーツ星人、ミラクル星人、ニケの女神他)が、率先して悪の怪獣を懲らしめる武闘派はこのザッカルが恐らく初である。
ウルトラマン超闘士激伝のカードダス2弾ではさして強くない凶悪犯を取り押さえている。
パワーレベルは同時発進するベータミーとバーディ以下、スパイダーショットを持った科特隊隊員以上と微妙。
なお、『ウルトラマンギンガ劇場スペシャル2』でも、冒頭で一条寺友也の描いているスケッチブックのイラストとして他のメジャー怪獣と共に登場している。
ザッカル役の大林氏は過去に『ウルトラマンレオ』にも出演しており、ブラック指令役で強烈な印象を残した。
矢的役の長谷川初範氏と大林氏は2002年に放送された『恋ノチカラ』第1話でも出演している。