DATA
正式名称: | 対怪獣特殊空挺機甲1号機改 宇宙セブンガー |
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形式番号: | SC-1M |
身長: | 55m |
体重: | 3万8千t |
SA: | 梶川賢司 |
概要
特空機1号セブンガーを宇宙仕様に改造したもの。
正式名称「特空機1号改宇宙セブンガー」
セブンガーとは異なり、複座式で二人乗りが可能。
ブルトンのデータを解析して得られたワープ航法を実験中な他、特空機3号キングジョーストレイジカスタムのデータもフィードバックされている為、ユカ曰く「見た目は同じでも中身は最新式な別物」
体には無重力下での活動を想定した動力パイプと姿勢制御スラスターが搭載してあるほか、高性能バッテリーの使用により稼働時間も飛躍的に向上した。
なお、大幅に改造が施されているが身長体重はセブンガーと同じである(ただゼット(に変身していたハルキ)からは「ちょっと重くなりました?」と聞かれていた)。
宇宙では硬芯鉄拳弾が使えないため(どこまでも飛んで行ってしまうためらしい)、超硬芯回転鉄拳が換装されている。
その他武装として巨大警棒「20式多用途電磁警棒」を持つ。
劇中での活躍
セブンガーファイト
- 第6話「怪獣無法惑星」
火星へのワープ実験に失敗し、怪獣が跋扈する未知の惑星に飛ばされてしまう。
惑星を探索する途中で、エレキングとガゾートの喧嘩に出くわす。
ヨウコは物陰に隠れつつ様子見をしようとしていたが、ユカが勝手に操縦して近づいてしまい、結果的に両者の喧嘩に巻き込まれてしまう。
もみくちゃにされて段々と腹が立ってきたヨウコが20式多用途電磁警棒を取り出して攻撃。
ガゾート、次にエレキングの頭に重い一撃を喰らわして(ちなみにエレキングは真剣白刃取りをしようとしたものの一歩遅かった)撃沈したが、直後に新たな怪獣が現れ…
- 第7話「帰ってきた赤いあいつ」
改造パンドンの強襲、更にイカルス、ガンダー、ガラモンも現れ窮地に陥るも、ヘビクラ元隊長ことジャグラスジャグラーの救援によって体勢を立て直した…と思ったら今度はジャグラーがイカルスに捕まり投降を促されて、再び窮地に陥ってしまう。
しかしウルトラマンゼット・ベータスマッシュが駆けつけ(その際イカルスに飛び蹴りを仕掛け、元隊長はあらぬ方向へ飛んでいってしまった…)、共闘することになる。
改造パンドンを相手とって戦うも、動力パイプを外され首絞めに利用されてしまうが、先に怪獣3体を片付けたベータスマッシュが改造パンドンを引き離し、最後はダブルパンチで撃退した。
その後、バッテリーが切れて行動不能となってしまい、ベータスマッシュに運ばれて地球に帰還することとなった。
ウルトラマントリガー
- 第7話「インター・ユニバース」
超硬芯回転鉄拳を装備した状態で登場。操縦者はヨウコ(声のみの登場)。
キングジョーSCを強奪したバロッサ星人四代目をゼット デルタライズクローと共に追っていた。バロッサ星人の放ったブルトンの四次元空間に巻き込まれそうになったがゼットに助けられ巻き込まれずに済んだ。
商品化
『ウルトラマンクロニクルD』第17話(内容は特空機を特集したもの)が放送された2022年5月21日に、ウルトラ怪獣シリーズのソフビ人形が発売された。
造形は右腕にドリルを装備した『ウルトラマントリガー』客演時の仕様で、発売済みの通常版とそれぞれの右腕を嵌め変える事によって『セブンガーファイト』版の宇宙セブンガーと『Z』最終回仕様のセブンガーを再現する事ができる。
ちなみに本商品をもって、『トリガー』TV本編に登場した怪獣が全てソフビ人形化したこととなる。
そして同日に、S.H.Figuartsでの発売も告知された。
5月23日から予約を開始しており、12月22日発送。
前回発売された物から全体の塗装変更、足腰の関節の強化等がなされている。
また動力パイプは取り外し可能で、通常のセブンガーの再現もできる。
付属品も充実しており、『セブンガーファイト』で使用した特空機支援火器40ミリ汎用機関砲、20式多用途電磁警棒、20式銃剣2型の他、『ウルトラマンZ』第6話で見せた驚いた目のパーツや、第22話の活躍を再現するためのベリアロク保持用の手首パーツも付いてくる(その代わり、前回付属していた硬芯鉄拳弾に関連したパーツは除かれている)。
2024年2月10日発売の「ウルトラアクションフィギュア 特空機1号セブンガー ニュージェネレーションスターズセット」には動力パイプのパーツが付属するため、宇宙セブンガーの再現が可能。超硬芯回転鉄拳も付くため、トリガー登場時の姿も再現できる。
余談
動力パイプは、ホームセンターにある洗濯機用のジャバラホースをLSSが塗装してつけたもの。
ちなみによく見ればわかるが、たすき掛けの要領で肩に這わせてあるだけで体のどこに付いてなく、実はただの輪っかである。
また途中で改造パンドンによって外されてしまうが、実は最後の爆発シーンを先に撮っていた際に、セブンガーにパイプが付いてないことに後で足木氏が気付き、翌日外されるシーンを撮った、という裏話がある。
複座型となった経緯は、セブンガーファイト第7話でストレイジのメンバーが再会する際に一人(この場合は恐らくユカ)出番が無くなってしまうためを防ぐためである。