概要
ウルトラマンニュージェネレーションスターズ(2024)第20話より、オオタ・ユカ隊員がこれまでの特空機のデータを集めた結果考えた形態。
ユカ曰く「全部盛りこそ正義」ということで、3号機のペダニウムランチャー、2号機の高機動を活かした大型ブースターを備えている。
……ちなみにウルトロイドゼロは参考に入っていない。
あきらかにバランスが悪いので作中でエディオムに言われたのと同様に、視聴者は上層部からペーパープランで終わるのではないか?との声が多いが……?
スペック
ウィンダムの高速移動ジェット(推力:4000ニュートン)
ジェット噴射装置増設(推力:3500万ニュートン)
キングジョーの火器(Eパック搭載)
硬芯鉄拳弾の増設3発
脚部を外骨格による強化
装甲…ペダニウム合金
エンジン…ペダニウムエンジン
4機分離合体可能
特空機の集大成である(D4レイを抜いた)ウルトロイドゼロとほぼ同等のスペックを持っている。
計画の行方
結論から言うと計画は白紙化された。
当初、構想が出来上がりプランを練り上げる最中、マウンテンガリバーⅡ-Ⅴ(エディオム)から見せられた戦いの記録、それはビクトリウム・キャノンの一件のもの。
実はエディオムはユカが強力すぎる兵器を作り出すことを危惧し始めており、彼女に戒めの意味を込めてこれを見せた。翌週では強大な計画に悪用されたテラフェイザーのことが語れ同時に彼女もストレイジでもデストルドスの一件のように過去に超兵器が悪の手に渡り大惨事を引き起こした事例があり彼女をスランプに陥らせてしまう。
そんな時、宝探しから戻ったイグニスが相談に乗ってくれ、かつて自身が仇討ちの戦いの経験を元に心の重要さを説く。
そんな彼女にエディオムはビクトルギエル、グリーザとのそれぞれの時空の防衛チームの決戦を引き合いに出しつつ、ユカ他ストレイジの面々もデストルドスとの最終決戦でも敵に利用された仲間を見捨てずに戦い抜いた立派な誇りがあることを示し、それを受けてユカはついにこの計画の是非に決定を下す。
彼女の出した結論、パーフェクトセブンガーのプランを破り捨て記憶消去を行うと言うものだった。他宇宙の防衛チームの面々に恥じぬよう、彼らから見せられた別世界の知識を捨て己の力で平和利用プランを立ち上げると言うものだった。
気がつくと彼女はここ数日の記憶がなく、心に穴が空いたような感覚があるものの、どこか誇らしげであった…