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HANE2

はねじろー

「HANE2」とは、特撮番組『ウルトラマンデッカー』に登場するキャラクターである。
目次 [非表示]

「HANE2と申します。以後よろしくお願い致します」


カナタぁ、お前さ、操縦荒くねぇ?

概要編集

プロフィール

別名:電脳友機
身長:30cm
体重:2kg
所属:TPU・GUTS-SELECT
CV:土田大

スフィア部隊として再編成されたGUTS-SELECTの新型無人戦闘機GUTSホークや電脳魔人テラフェイザーを操縦するAIユニット。


本来は宇宙開拓用のAIユニットとして、自らが「頭脳」となり操縦するGUTSホークと共にTPUによって開発されたが、スフィアの襲来により方針転換され、対スフィア用AIとしてGUTSホークを操る任に就いた。普段はナースデッセイ号の指令室にいて音声で隊員たちと会話することができ、出動時にはGUTSファルコンを駆るカナタソウマの「空」の相棒として活躍する。


特にカナタとは彼がデッカーだという秘密を共有しており、周囲にバレる危険性が生じた際のフォローから、デッカーとして戦う際に、戦略面におけるアドバイス、そしてGUTSホークやテラフェイザーを駆使しての攻撃のアシストや連携攻撃など、日常・戦闘共に頼れるパートナーとなっている。


名前の読み方については「ハネツー」などと読みがちだが、実際はアルファベットを一字ずつ読む「エイチ・エー・エヌ・イー・ツー」が正しい読み方である。

第3話終盤にて「仲間として共に歩むのだから普通の呼び名だと味気ない」とカナタがその名前から「ハネジロー」というニックネームを思いつき、以後はその名で呼ばれることになる。


本編後の「カナタのウルトラディメンションナビ」では2話以降、カナタとコーナーの進行を担当している。最後はカナタを軽くディスってカナタにツッコまれるのがお約束。


特徴編集

外見編集

ウルトラマンダイナ』のマスコット怪獣ハネジローことファビラス星の生物ムーキットの頭身を更に下げ丸みを帯びた台形型のデザインに落とし込んだような姿をしている。ただしあちらと異なり足や翼などは有していない。

頭は左右に動き、身体の中に引っ込めることもできる。


普段は指令室内にある移動式の台座に固定されており、船外や他の船室に持ち運ぶ際は台座から取り外すことが可能。


プラットフォームとなる機体そのものはナースデッセイ号の指令室のほかに防衛メカに搭載されているものなど複数機存在するが、HANE2として稼働できるのは1機のみで、データを転送された機体のみが頭部を出したアクティブ状態となる。


音声編集

電子音は「パムゥ」などと表現されるハネジローの鳴き声そのものでなんらかの動作をするたびに発する。

一方、可愛らしい見た目に反し、会話時の音声は男声。


人物(?)像編集

一人称は『私』で基本的にAIらしく敬語で会話をする。

性格は典型的なロボットのようなどこか無愛想な感じで、カナタ曰く「調子が狂う」らしく、基本どんな相手にも物怖じしない彼が変に遠慮がちになってしまっていた。

また、想定外の質問に対しては「申し訳ございません、そのような情報はデータベースに存在しません」と答えている。


だが、彼は敬語からフランクな口調に喋り方を変化させられる機能(人格?)を有しており、その際は一人称が"俺"に変わり、話し方が饒舌になる上、口調は完全にタメ口となる

同時に性格もロボット的な無愛想な感じから気の良い兄ちゃんみたいなものへと変化している

また、カナタの影響によるものか、GUTSホークやテラフェイザー操縦時(特にデッカーとの連携時)には、熱血漢な一面や、状況打破の為に少々強引ともいえるやり方を強行するなどの無茶苦茶な一面といったAIらしからぬ感情や行動も度々披露している(本人曰く「お前(カナタ)みたいなのと毎日会話してたらこうなる」)。

デッカーとして戦っているカナタがどこにいるのか言及された際には、「えー??」とすっ頓狂な声を発して言動に落ち着きがなくなったり、自分が投げられたりダメージを受けた際には悲鳴を上げる事もあるなど、こういう所も妙に人間臭い。

11話では、カナタが等身大デッカーで現れてリュウモンとキリノにカナタの事を聞かれた際にカナタの

ジェスチャーでの説明を通訳してる。

そのフランクさには、ホッタから『凄い人間味だな〜』と驚かれ、マルゥルから『変なシンギュラリティ』と、冷静にツッコまれていた。


本来宇宙開発用でありながら戦闘に参加する件については「宇宙開発に戻るための手段」と前向きに捉えており、カナタに「AIなのに将来設計がしっかりしている」と評されている。


音楽を流す機能もある。ただしAI故か流す曲のセレクトは少々癖がある様子(事件解決後良い雰囲気になった際に無駄に壮大なクラシック音楽(恐らく『威風堂々』)を再生するほど)。


活躍編集

第2話「決意のカナタ」編集

本編終盤、GUTSホークの操縦者として初登場し名を名乗った。この時点で既にカナタたちにどこか堅苦しい印象を与えていたようだ。


第3話「出動!GUTS-SELECT」編集

冒頭、アサカゲ博士の指示でGUTSファルコンとGUTSホークの連携訓練をカナタ、イチカ、ソウマの各々と行う。

その後の休憩では、そのデータベースに既に入れてあった豊富なデータを3人に披露。なお、このときご丁寧に座布団を敷かれ、カナタから煎餅とお茶を出してもらうというシュールな光景が繰り広げられた(カナタ曰く、祖父ダイシロウの「初対面の相手とは腹を割って話せ」という教えを参考にしたとのこと)。また、会話の中で自分とGUTSホークが元々宇宙開発用に生み出されていたことを明かしている。


訓練を続けていたところにゴモラが現れたため、カナタのファルコンとのコンビでホークを操縦し出動。

特訓の成果もあってか、かなりの連携プレイを見せ、同時集中砲火でゴモラの尻尾を破壊したものの、直後にスフィアが現れスフィアゴモラに融合されてしまう。

このとき発せられたスフィア超振動波の余波でまたしても(1話の規模までではなかったが)電波障害が発生、一時的に動きが鈍り、HANE2自身も機内でキョロキョロと辺りを確認する様子を見せた。

その後、カナタの頼みを受けファルコンの操縦をリンクさせ、「今から起きることは絶対内緒にしてくれよな!」と前置きされ、カナタがデッカーへ変身する様子を目撃することになる。

ムラホシからデッカーへの援護の指示がされた直後は、2機を駆ってスフィアゴモラに砲火を浴びせた。


戦い終わった同話のラストで、カナタからデッカーのことをしばらく内緒にしてほしいという頼みに「外部に漏れぬよう厳重に管理致します」と快諾した。

そして「ハネジロー」のニックネームをカナタから与えられ「特に否定する材料はありません」とこれを了承し、彼から自分と話す時は敬語は使わないで欲しいと頼まれる。

すると彼に対してタメ口モードを披露。モード切り替え初っ端から砕けた口調で本音を吐露しチームメイトをどっと笑わせた。

この回より、本編後の「ディメンションナビ」での口調もタメ口に変化している。


第4話「破壊獣覚醒」編集


カ「GUTSファルコンとGUTSホークが合体すれば、強力なビームが撃てるんだろ?」

「まだデータがない、いきなり実戦投入は無理だ」

カ「一か八か…やってみないとわかんないじゃないか」

「希望的観測じゃダメなんだよ!」


トチノキシティに出現した巨大カプセルから覚醒したモンスアーガーの対処に追われる中で、『GUTSグリフォンに合体すれば』というカナタの提案に対して反発。

そんな中カナタがデッカーに変身する事で墜落寸前になるファルコンをデッカーがキャッチして墜落回避。イチカとソウマがカナタの安否を確認しようとしていたとこを正体がバレないよう咄嗟に彼の声真似をした。


こちら、カナタっす!全然大丈夫っすから心配しないで下さ~い!

それよか、みんなを早く安全な場所に避難させてくださ~い!

俺もそっちに合流しま~す!


「~っす」口調で本人よりチャラい感じになっていたが、なんとか二人を納得させることに成功した(カナタはデッカーの掛け声の状態で『デュァ......。』とやや不満げに呆れていた)。


なんだ?お前はこんな喋り方だろ?


デェァ......。


その後、ストロングタイプにチェンジしても苦戦を強いられていたデッカーを支援すべく打開策を立案、デッカーに地下に向けて光線技を放つよう指示する。地中に向けて放った光線技により地下水脈が刺激され間欠泉が噴き出し、それに伴い水脈の真上にあったファルコンが空高く浮上。その浮上を利用してファルコンとグリフォンフォーメーションを行い、GUTSグリフォンへと変形合体。デッカーの一撃でヒビが入ったモンスアーガーの頭部に、最大出力のグリフォンタロンビームを撃ち込んでとどめを刺した。

戦闘後、「やっぱり最後は気合いだっただろ?」というカナタの言葉に「科学的分析に基づいて、少しでも勝つ確率が高かったから選択した」と返答している。


第5話「湖の食いしん坊」編集

イチカからTPUが保有するバッテリーについて聞かれた際、旧式だがシティ3日分の電力を賄える対災害用バッテリー『メガアース』のことを教える。

直後にイチカから口外しないよう頼まれた後、「GUTS-SELECTの隊員は、秘密が多いですねぇ」と呟いていた。


第10話「人と怪獣」編集

俺が避ける!お前はまっすぐ前だけ見てろーっ!!


新創獣ネオメガスの破壊光線に押し負けたデッカーを、間一髪GUTSホークで抱えるという荒業で窮地を救う。そのまま光線の雨を搔い潜り、ストロングにタイプチェンジしたデッカーのとどめに繋げた。

尚、この時デッカーに対し『カナタァァァッッ!!』と大声で叫んでおり、一歩間違えば正体バレになりかけていたが、一刻を争う事態だった為か、誰にも気付かれる事はなかった


第11話「機神出撃」編集

新戦力であるテラフェイザーのお披露目をアサカゲに抱えられながら見守っていたものの、ガゾートに続いて現れたライバッサーに叩きのめされテラフェイザーが沈黙した際、アサカゲらが「戦闘経験を積んでいるAIユニット」がないかと途方に暮れていた中で、リュウモンの「いるじゃないか…」という一声で視線が集まり思わず「……えぇ!?」と素っ頓狂な声を上げた。

白羽の矢が立ったことで代わりのAIとして臨時搭載することが決まるも、空から飛来したヒナバッサーたちに妨害される。

対抗するためにカナタ→リュウモン→イチカ→アサカゲの順にラグビーのごとくパス回しされるという(一刻を争うとはいえ)あんまりな扱いに終始悲鳴をあげ続ける羽目に(おい嘘だろ!?やめてぇぇ!」「ホークに搭乗している時よりも激しい〜!!」「お助けぇ〜!!etc。ただただ可哀想である)。

ラグビーボール

※イラストはイメージです。実際はもっと真面目にやっています

ヒィヒィ言いながらもデッカーの参戦もありなんとか目前まで到達、ミラクルタイプのワームホールでアサカゲもろともAIユニットの部屋へ転送され、元のユニットごと交換された。

本来は戦闘機用のプログラムが組まれていたとはいえ、培った経験も相まってそれまで以上の性能を引き出しライバッサーを追い詰めるが、あと一歩のところでオーバーヒートしてシステムダウンしてしまった。


デッカーが巨大化で駆けつけライバッサーを撃退した後は、氷嚢が置かれスリープモードになっていた(ちなみに氷嚢を置いたのはリュウモンらしい)。


第12話「ネオメガスの逆襲」編集

アサカゲによってテラフェイザー用のシステムをインストールされ、オーバーヒートの問題を解決。直後に出現したスフィアネオメガスを迎え撃つべくカナタと共にGUTSグリフォンで出撃するも、スフィアソルジャーの増援に手こずったため、あろう事かカナタを変身させるために一方的に脱出させ空中へ放り出してしまう


「このままじゃやばい!カナタ、スフィアネオメガスは任せた!」

カ「何!?うわああああーっ!」


その後、敗北をバネにトレーニングに励むカナタの「自分を超える努力をする」という言葉に感化され、テラフェイザーのTRメガバスターを使用する事を提案し、最終調整が不完全な点については「私の努力で補います」と宣言した。

そしてテラフェイザーに搭乗して再戦に挑むが、TRメガバスターを使う暇がないという理由でカナタに変身して援護するよう要求。スフィアソルジャーとの乱戦の真っ只中TPUの戦闘員に目撃されずに変身する隙を作るため、わざとカナタの近くにテラフェイザーを転倒させ土煙でカナタを覆い隠すという荒っぽい手段に出る。


カ「滅茶苦茶すんなあ、もうっ!」


何はともあれ変身を成功させた後は、アサカゲに「旧知の戦友のよう」と評されるほどデッカーと息の合ったコンビネーションを披露。TRメガバスターを発射してスフィアネオメガスを撃破したのだった。


その後、HANE2の戦闘データを受け取ったアサカゲは、厳重にプロテクトされたデータを閲覧し、図らずもカナタの秘密を知ってしまう事になる…


第14話「魔神誕生」編集

テラフェイザーに搭乗してデッカーと共に華々しい活躍を続けるが、再び現れたスフィアザウルスとの戦闘中、ある人物にテラフェイザーを乗っ取られてしまい機能停止。続く15話にて修理に出される事に。


第16話「君は君のままで」編集

今回でようやく修理が終わり復帰。再びGUTSホークを操縦する。


第17話『過去よりの調べ』編集

司令室にて待機中、リュウモンとの会話で正体がバレそうになったと思い込んで動揺し小声で話しかけて来たカナタに「無茶しすぎると怪我に悪いぞ」といつものようにフランクに話しつつ、前回のパンドン戦で受けたカナタの怪我を案じた。


その後内部局のメトロン星人ナイゲルにより、アガムスとの内通疑惑をかけられたムラホシが指揮権を奪われ取調されている最中、ゴメスが出現。

最強の防衛システムがあるから出撃の必要が無いと慢心しているナイゲルから音楽を流してくれと頼まれると、少し腹が立ったのか反抗心を表すかのように、ロックを流すという人間くさいところを見せた(その後和やかにする曲という注文に合わせ穏やかなクラシックを流した)。

リュウモンがムラホシの冤罪を証明し、指揮権が戻った後、カナタと共に出撃。変身する際いつものようにファルコンの操縦を頼んで来たカナタに怪我の事を心配していた。


ゴメスを倒したあと、リュウモンがかつて助けられた時の感謝をムラホシに告げいい雰囲気になった時、得賞歌を流したため一同から一気に視線が向けられ、「オーバーでしたか?じゃあこの曲を」と訂正して、そのままEDへ繋がるというオチを見せた。

第18話『異次元からのいざない』編集

ヤプールの差し金によってアリブンタが現れた時、ムラホシの指示によってグリフォンに乗って出撃するも、超獣であるアリブンタのデータが一切無いためか、攻撃をかわすのが精一杯になってしまい、逆にグリフォンの右翼に攻撃をダイレクトにくらい、撃墜される。

その後、デッカーがヤプールとアガムスの策略に引っかかり、地球から消えた時、1人カナタの身を案じていた。

第19話『月面の戦士たち』編集

司令室にて、カナタは医務室で安静にしていると口走ってしまったため、見舞おうとする一同を止めようと必死に誤魔化し続けていたが、終盤でとうとうリュウモンに医務室にいない事がバレてしまう。直後にカナタが地球に戻ってきたため、イチカとリュウモンと一緒に医務室に連れて行かれた際カナタが何とか誤魔化し事なきを得た。

2人っきりになった時、無事を喜び合い、カナタから「お前は最高の親友だよ!」と抱きつかれると、「おう!任せろ!」と満更でもない反応をした。

第20話『らごんさま』編集

キリノとカイザキがワダヅミシティの調査をしてる時、カナタと共に司令室に待機して、キリノ達が得た情報の解析をしていた。(なおこの時いつも載せられてる台ではなく、司令室の机に招き猫に使われてる赤い座布団に置かれている。)

第21話『繁栄の代償』編集

スフィアジオモスの初登場時は、バトルモードのナースデッセイ号と共にグリフォンで出撃するも撃墜されてしまった。その後、スフィアジオモスをエネルギーをすいとってるスフィアザウルスとSプラズマ増殖炉で強化したネオマキシマナースキャノンの射程圏内に誘導する作戦の際は、指令室でオペレーターを担当した。

第22話『衰亡のバズド』編集

アガムスがGUTS-SELECTを処理するために、チャンドラーを呼び出した後、それを想定したムラホシの策によりチャンドラーにTPUの防衛システムによる攻撃を仕掛け、チャンドラーがカナタ達の攻撃から逃げるために飛び出した際は自らグリフォンで出撃し、チャンドラーを撃破した。

第23話『絶望の空』編集

テラフェイザーがスフィアオベリスクを呼び出し、本格的にスフィアの侵攻が始まった際は、GUTsグリフォンで出撃した。スフィアの攻撃を交わす際に、1度グリフォンの合体を解き、ホークとファルコンで倒してから再度合体するという技を披露した。

第24話『夢の果て』編集

リュウモンと共に倒れたカナタを見舞っていた時、リュウモンにカナタの正体を知っていた事を素直に肯定し、それを初めて知ったのもスフィアゴモラ戦の時だったなど、知っていることを全て話した。

第25話「彼方の光」編集

数十話ぶりにテラフェイザーに搭乗し、TRメガバスターで今まで蓄積したダメージに加えて傷1つ付けられなかったマザースフィアザウルスの心臓部にあるコアにヒビを入れ致命傷を与えたことでデッカーへの勝利に貢献した。

旅立ちの彼方へ…編集

今作でもテラフェイザーのパイロットとして世界を護っている。

プロフェッサー・ギベルスとの戦いからしばらくした後、カナタ、イチカ、ディナスと共に宇宙へ旅立っており、カナタが宇宙用に改造されたナースデッセイ号の艦長となったが、いつもの調子でカナタと言ってしまうようだ。

ライブステージでの活躍編集

前作のメトロン星人マルゥルの枠を引き継いで、観客を物語へ導く語り部役を担っている。

テレビ本編でも置かれてる台座以外にスタッフやステージのお姉さんに抱えられて登場することもあり、劇中では、カナタやケンゴに抱えられることもある。

旅立ちの彼方へ...の後日談であるSTAGE5では、かつてアガムスが使っていたフェイズライザーと同様にテラフェイザーを異次元から自由に呼び出せるようになっている。また第1部ではテラフェイザーのオマージュ元であるデスフェイサーと共闘をしており、訪れた惑星グリンの住民がモネラ星人の策によって洗脳状態になりデスフェイサーの強さも相まって共闘しているトリガーやダイナ共々立ってるのがやっとの状態まで追い詰められトドメのデスフェイサーのネオマキシマ砲が撃たれようとした際には何発でも耐えてみせると言うなどカナタの影響を受けている。

HANE3編集

ウルトラマンデッカー最終章 旅立ちの彼方へ…』に登場する、HANE2の後継機にして三代目GUTS-SELECTのメンバー。

ニックネームはハネサブローで、大まかな外見はHANE2と同じだが、目の部分が糸目のような形になり、耳部分もアンテナのような形状に変化している。

また、額にはGUTS-SELECTのマークが、胸にはローマ数字の「Ⅲ」が描かれている。


ハネサブローの由来は、怪獣人形劇「ウルトラP」で登場した同名のハネジローの兄弟だと思われる。


余談編集

新しい仲間

見ての通り、キャラクターデザインや一部設定は『ダイナ』のハネジローが基になっている。『デッカー』と同じ新世代TDの世界線かつ『デッカー』の数年前の時系列にあたる『ウルトラマンクロニクルD』においてハネジローが登場していたので、作中設定でもモデルになった可能性も考えられるが現状では具体的な言及はない(ハネジローと出会ったマルゥルも、彼とHANE2の関係などは特に触れていない)。

なお名前の由来もハネジローを捩ったものと思われる。

※ハネ→"HANE"、ジロー→次郎→次男坊という本来の意味から転じて"2"。


第3話でカナタ=ウルトラマンデッカーである事を知る唯一の存在となったが、元になったハネジローもアスカと出会った際に彼がウルトラマンダイナである事を地球を去るまで知っている唯一の存在だったと言う共通点がある。


彼がテラフェイザーの操縦に選ばれた後に、テラフェイザーがフェーズ2となりデッカーに襲い掛かるネタバレが判明した際、ハネジローが何者かに操られて暴走すると恐れられていたが、いざ第14話を視聴すると実際にはテラフェイザーから追い出され結末は異なっていた事から、安心した視聴者も多い様子。


放送直前のカウントダウンメッセージにて『もっとフランクに話してみては』と言う指摘を受けた途端、タメ口モードを解禁(暫くしたら元の敬語口調に戻っていたが)。

また、『オファーを受けた時の感想は?』についても、『え…ちょ…マジ…?』と思ったらしく、かなり驚いた模様(なお、本人は「GUTS-SELECTには科学分析担当のAIが必要だろうから」自分にオファーが来たのだろうと解釈していた)。

本編放送開始に先駆けてタメ口モードを披露したが、見た目からは想像もつかない喋り方から視聴者の話題を攫った。


演者の土田大氏は、『忍者戦隊カクレンジャー』でサイゾウ/ニンジャブルーを演じたことで有名。さらに同作のレッドである小川輝晃氏はアニメ『ULTRAMAN』のモーションアクターや『ウルトラギャラクシーファイト』シリーズにアブソリュートディアボロ役として、ブラックであるケイン・コスギ氏はケンイチ・カイ/ウルトラマンパワード役として、それぞれウルトラシリーズに出演している。

ちなみにベテラン声優の土田氏がマスコットキャラの声を担当したことに驚くファンもいたが、上記のタメ口モードを聴いて納得したという意見も。


ちなみに映画『大決戦!超ウルトラ8兄弟』ではハネジローの姿をしたペットロボットが登場している。


過去の怪獣を模した防衛チームマスコットがある。


第11話のハネジローを投げ渡しながら走ってるシーンを担当した越監督によると実際はもっと長い距離を走ってるらしい。


カラーリングには赤や青や緑のものもあった。


移動式の台座はTPU特務3課主任のホッタ・マサミチが製作したものであることが、スピンオフ作品"GUTS-SELECT交流期 ~帰ってきた特務3課~"で語られている。

第19話の放送後に円谷公式チャンネルで配信された座談会の心に残ったシーンで11話のテラフェイザーまでラグビー形式で送り届けられるシーンをキリノ役の村山氏が選んでおり、ラグビー形式でカナタ達が結構雑に投げてパスしながら走っていたため、カイザキ役の宮澤氏が投げ方雑よみんな〜と突っ込んでいる。


動く!話せる!光る!鳴る!ハネジロー編集

2022年9月16日16:00から、プレミアムバンダイのホームページにて『動く!話せる!光る!鳴る!ハネジロー』の予約が開始された。電動モーターにより劇中での首の振り方を再現し、頭部を収納したスリープモード状態も再現可能。頭頂部を押すと頭が上がる。何と会話機能が搭載されており、音声認識システムで「言葉」を聞き分ける事が可能。特定の言葉を音声入力する事によって、ハネジローとの会話遊びが楽しめる。音声認識ギミック以外の劇中でのセリフも30種以上収録されており、目の部分がセリフに合わせて発光。更に劇中同様音楽を再生できる機能があり、エアロビソングとして有名なOPテーマソング『Wake_up_Decker!』も収録されており、「音楽をかけて」と言うと楽曲を再生できる。

…BANDAI、本気出しすぎだろ(笑)。お値段は13,200円(税込)とかなりお高いが、もはや劇中のハネジローを完璧に再現したウルトラレプリカクラスの出来であるので、財布に余裕がある人は買って損のない逸品である。


詳細は下記のプレミアムバンダイ専用ページで。

外部リンク


関連イラスト編集

HANE2と仲間たち


関連項目編集

ウルトラマンデッカー 新生GUTS-SELECT GUTSホーク

ハネジロー


ルーカスロボットトリオピグラブモスココ(ウルトラマンマックス):防衛チーム所属のロボットのマスコットキャラ。ちなみにココはHANE2と丸いフォルムが共通している。


ナナセ・ヒマリ:前作におけるライドメカの操縦士。こちらも普段はクールだがハンドルを握ると性格が変わると言う共通点がある。


ボンパー:『炎神戦隊ゴーオンジャー』に登場したロボットのマスコットキャラで、キャラクターデザインが似ている。

GUTS-SELECT

テトラ:SF映画『ジュブナイル』に登場するロボットで、こちらも外見が似ている。


ハロガンダムシリーズに登場する同じく丸いフォルムのマスコットロボット。ちなみにHANE2の中の人は同時期に放送されたガンダムシリーズ主人公の父親役で出演しており、こちらはHANE2がテラフェイザーに搭乗した翌日の放送で巨大ロボットに搭乗して似たような目に遭う役だった(ただし生身の人間であったため末路はもっと悲惨であった…)。


R2-D2世界的なSF映画に登場するロボット。名前や外見が似ている他、戦闘機に搭乗可能な点も共通している。


EGOISS:次作に登場するマスコットポジションであるAIキャラクターでこちらもロボット怪獣に乗って戦う。


マシャ:同時期に放送されている東京ミュウミュウにゅ〜♡にて、リメイク/モチーフ元前より続投で登場のマスコットポジション繋がり。主人公から愛称が付けられ、他の仲間達からも呼ばれるようになったのも共通している。HANE2に関してはロボであることや最初は形式番号で呼ばれていた点も共通している。

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