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「いつも御世話になってます、23式特殊戦術機甲獣アースガロンです。

お話しするのは初めてですが、皆さんのことはよく知ってます。

よかったら、『アーくん』って呼んでください」


CV:石田彰


概要編集

ウルトラマンブレーザー第16話にてアースガロンに搭載されたAI対話システム。

ダイジェストPVにて後半戦の映像内にて、EGOISSのAIのボイスが公開されている。


アースガロンの人格に相当するシステムであり、一人称は「ボク」。通称はヤスノブがアースガロンに密かに付けていた愛称である『アーくん』(更にキャスト欄でも『アーくん』表記がデフォルトとなっている)。

当初、これはアーくん本人とヤスノブのみが知っていて、ヤスノブ本人は羞恥心から明かしたがっていなかったが、初登場時に本人がアーくん呼びをエミに催促して彼女に知られ、後に他のSKaRDメンバーもアーくん呼びしている様子から、この通称はSKaRDメンバーの周知の事実となったようだ。


SKaRDのメンバーや操縦者との会話や情報伝達が行え、出撃や操縦のサポートも可能(これにより1人の搭乗員の運用も可能になった)。口調は丁寧かつ淡々としており、機械的な判断もするが、操縦者を気にかける様子も見られる。


第23話で上層部がサード・ウェイブに向けてビームを放とうとしてるタガヌラーに対して、サーモバリック弾を放った際にテルアキがヤスノブに指示を言い当てるなど、人格は上からの命令違反を繰り返しているSKaRDに染っている。


第24話では「V99の目的が何なのか?」と悩むエミとの会話で、アーくんがV99の真実を知っている旨を告白。しかし同時に「機密事項に抵触するとして喋れないように設定されていた」とも答えたが、エミの「私達はアーくんをSKaRDの仲間だと思ってる。仲間を助ける為にアーくんも力を貸して欲しい」との説得を受け、直接語る代わりにデータの入ったmicroSDカードを渡す形で彼女に協力。これにより、アーくんもSKaRDのメンバーとして命令違反を行ってしまった。

25話では、V99由来の技術が使われている実態が判明し、地球に来訪したV99艦隊の言語の翻訳等々、地球側のネゴシエーターを務めており、ヴァラロン撃破後ボロボロになったアースガロンにヤスノブが「おつかれアーくん! 急いで修理してやるからなー!」と伝えた際には「はーい!」と目をにっこりさせてサムズアップしている。

劇場版後日談に当たるボイスドラマではパイロット抜きで動けるようになり、隊員達の打ち上げの焼肉にはリモートで参加しており、お酒のように燃料をぐびぐび飲む、酔っ払いお会計を済ませて帰宅しようとしたゲントを、タクシーのノリでヴァラロンクラスの怪獣が居ないのにMod.4で送り届けようとする等々、人間臭い一面を見せている(Mod.4出撃はゲントとヤスノブに止められたため飲酒運転?で大事にならずに済んだ)。

余談編集

CVを務める石田氏は『ULTRAMANREGULOS』でディアスを担当しており、TVシリーズに出演するのはこれが初めて。そのせいか、一部から「AIはAkira Ishidaの頭文字」とネタにする声も挙がっている。


また、石田氏は日曜日に放送されている『王様戦隊キングオージャー』にて、後半のビッグヴィランのCVを担当しており、2日連続で石田氏の声を聞ける贅沢な事態となった。


上記通り近年の特撮作品で石田氏が演じているキャラが悪役ばかりな為、一部のファンから「アーくんもいつかSKaRDを裏切って人類に牙を向くのではないか?」と懸念の声が上がっていたが、実際にはSKaRDのメンバーを助ける為にGGF上層部を裏切ると真逆の形での裏切りとなった。


上記の通り公式は『アーくん』表記をデフォルトにしているが、ファンの中には正式名の『EGOISS』表記に拘っている層もあり、フリー百科事典などでは些細ながらも火種になっている。


関連タグ編集

ウルトラマンブレーザー アースガロン

人工知能

パッド君某アニメで同氏が演じた人工知能キャラ。

アルス(GBD)別作品で同氏が演じた人工知能キャラクター。

ルクシオン(モブせか)某作品で同氏が演じた人工知能キャラ。

HANE2前作の相棒ポジションでライドメカの操縦士なのも共通している。

電脳生物パグ:『ブレーザー電脳絵巻』に登場したキャラクター。

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