概要
1974年10月11日生まれ、アメリカ合衆国ロサンゼルス出身の俳優。英語表記は『Kane Takeshi Kosugi』。父親は同じく俳優のショー・コスギ(小杉正一)、弟は同じく俳優のシェイン・コスギ。国籍はアメリカ合衆国。
1993年には大河ドラマ『琉球の風』に出演。何気に初の大河出演だった。
同じ年に『ウルトラマンパワード』にケンイチ・カイ隊員(ウルトラマンパワードに変身)役で出演、その後、『忍者戦隊カクレンジャー』にジライヤ(ニンジャブラックに変身)役で出演。ウルトラマン・スーパー戦隊の双方の作品に、主要登場人物として出演した俳優の1人である。さらに加えて『ゴジラFINAL WARS』にも出演し、ゴジラシリーズも制覇している。
そして2022年、『劇場版 仮面ライダーリバイス バトルファミリア』でアヅマ/仮面ライダーダイモン役として出演する事が決定し、日本の三大特撮のヒーロー全てに変身するという前人未踏の快挙を達成することとなった(実は、もう1人の人物が撮影時期的には先にこれを達成している)。
母親が中国系アメリカ人(=日本語を一切喋れない)だったこともあり、コスギ家で日本語が使われることはなく、来日時に覚えていた日本語は「アリガトウゴザイマス」だけだったそうである。そのためか先述のジライヤはアメリカ出身と言う設定になって、片言の日本語を喋っていた(『パワード』はアメリカの作品であり、吹き替えは森川智之が担当したので問題は無い)。
TBS系のスポーツバラエティ番組『筋肉番付』では自ら出演を希望。優れた身体能力を示し、スポーツタレントとしての地位を築いたうえ、人気が出るように。同じくTBS系のスポーツバラエティ番組である『SASUKE』での成績では、Finalステージ進出という経験をもっていながら(ただしFinalステージに挑戦した時は大雨の影響で、完全制覇する事は出来なかった)、1stでのリタイア経験なしというすさまじい成績をもっている。これはミスターSASUKEの肩書きをもつ山田勝己も、完全制覇者である秋山和彦、長野誠、漆原裕治、森本裕介もなし得なかったものである。しかし2024年8月21日放送の『SASUKEワールドカップ』で公式大会ではないが、初めて1stのウィングスライダーでリタイアした。2022年12月27日の第40回の放送で21年ぶりに出場する事が決定し、山本進悟と並び48歳で1stステージをクリアすると最年長記録を更新した。
最近は『THE突破ファイル』内の再現ドラマ「出動!アメリカンポリス」に出演。更に再現ドラマに『ウルトラマンジード』の主人公を演じた朝倉リク役の濱田龍臣も出演しており、BGMには『ジード』のBGMが使用されていた。
2020年には、『ウルトラギャラクシーファイト大いなる陰謀』の英語版吹き替えになんとパワード役で出演。本人の声での出演は配信当日まで伏せられており、久々の出演はファンを大いに賑わせることとなった。
上記の経歴通りアクション俳優・スポーツマンとしての面がクローズアップされがちだが、本人曰く「子どもの頃からスポーツや武道に触れてきたのと同じくらいゲームをしている」という程にコアゲーマーとしての一面を持つ。やり込んだゲームとしてストリートファイターシリーズやCall of Dutyシリーズ、League of Legends(以下LoL)などを挙げており、とりわけ対戦要素の強いゲームを好む。
この趣味が高じて近年では生身のスポーツのみならず、LoLのチームを率いたり、TwitchやMildomでストリーマーとして活動するなどe-sports界での活躍も目立つ。
また、2023年にはお笑い芸人のなかやまきんに君と「パーフェクトパワーズ」を結成し、M-1グランプリにエントリー。
1回戦を1位通過し、準々決勝まで進出した。
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