ゲーマーには様々なタイプがいる。ビデオゲームから野外での活動的なゲームまで種別によってそれぞれ呼び方が異なる。ここではその一部を紹介する。
ライトゲーマー
趣味一般としてゲームをたしなむタイプのゲーマー。
コアゲーマー
ゲーム全般を広く好み、深い知識を持つタイプのゲーマー。
ライト・コアに明確な区別はない。過激な表現でシンプルなゲームのプレイヤーがコアゲーマーを自称することもあれば、穏やかな表現で複雑で奥深いゲームのプレイヤーがライトゲーマーと呼ばれることもある。あくまで主観に基づく概念である。
プレイ環境に基づく分類
アーケードゲーマー
アミューズメントマシンを好むタイプ。ゲームセンターなどで他者との対戦ゲームを楽しんだり、ハイスコアを競う。コミュニケーションノートなどの文化を持ち、ゲームセンター内でコミュニティを築いている場合もある。
PCゲーマー
ハイスペックなゲームを好むタイプ。一般的なゲーム機では体験できない最高環境でのゲーム体験やMOD(拡張改造データ)、先進的なインディーズゲームなど、一歩先のゲーム体験を求めている。
卓ゲ者
ボードゲームなどといったコンピュータに依存しないテーブルゲームを楽しむタイプ。バックパッカーが好んだといわれる人狼のように高いコミュニケーション能力を要するものが有名だが、個人で楽しめるものも多くある。
サバゲーマー
エアガンやペイントボールガンなどを利用し、銃器を用いた近代戦を模したゲームを行う。旗を取り合ったり、史実の戦闘を再現するような様々なルールがある。ゲーマーの中では最もスポーティなタイプ。
ゲームジャンルに基づく分類
シューター
シューティングゲームに打ち込むタイプ。華麗な弾幕に目を奪われがちだが、歴史が古く多種多様な文化が混在している。
格闘ゲーマー
対戦格闘ゲームに打ち込むタイプ。他者との対戦での勝利が究極目標であるため、操作の習熟や知識の習得に余念がない。しかし最後にものをいうのは実戦経験である。
ランカー
音楽ゲームをたしなむ。音ゲーマーとも呼ばれる。BEMANIシリーズの全国大会で「トップランカー」(トプラン)と公式で呼ばれていた。
レトロゲーマー
ドット絵などのデジタルアートに高い価値を見出している。
16bit時代以前のゲームを収集するタイプ。単なる懐古趣味にとどまらず、シンプルでテンポの良いゲーム性や、8bitサウンドやネットゲーマー
ネットワークゲームを好むタイプ。他者とのコミュニケーションに喜びを見出す社交性の高いタイプ。しかし黎明期には仮想現実に過度にのめり込む者もおり、ボトラーなど恐怖の都市伝説説を多く生んだ。
メダルゲーマー
アーケードのメダルゲームを好むタイプ。わずかな出費でギャンブラー気分を味わうことができる。近年ではパチンコを忌避する高齢者がメダルゲーマーと化す例もある。
ソーシャルゲーマー
ソーシャルと銘打ってあるが他者と交流するわけではなく、いわゆるソーシャルゲームと呼ばれる、課金式の抽選システム(ガチャ)を用いたゲームをプレイするタイプ。時間をかけ金を節約する無課金派と、金をかけ時間を節約する課金派がいる。「俺たちの課金がろくろを回す!」
パチプロ
パチンコやスロットのようなギャンブルを好むタイプ。課金額が非常に高額であり、のめり込んでしまった場合非常に危険。
〇〇おじさん/〇〇おばさん
ショッピングセンターのキッズコーナーなどに設置されている、児童向けに制作されたアーケードゲームを嗜むタイプ。ゲームを愛する心に年齢など関係はない。・・・が、大人として児童の楽しみを邪魔しないスニーキング能力や、平日午前中に活動できる生活設計が求められる。
その他
実況者
有野課長をパイオニアとし、ニコニコ動画やyoutubeを中心に海外まで広がった。磨いた腕を披露する達人や、下手なプレイを愛嬌とする者など千差万別。時にはアイドルのような人気となることもあり、ハリウッドで映画化された例もある。
ゲームをプレイする様を実況中継することを趣味とするもの。ゲハ
攻撃的な対立意識を持ち、ハードウェアのシェアやゴシップを好んで語るタイプを(若干の侮蔑の意味を込めて)ゲハと呼ぶ。ゲハの蔓延によりゲーマーの質の低下が長い間嘆かれてきたが、ファミ通.comの取材により、とある企業がプロモーション戦略としてゲハ戦争を煽っていたことが判明した。
プロゲーマー
日本においてはあまり馴染みがないが、大会で賞金を稼ぐ程の腕前を持つゲーマーである。優秀なプロゲーマーにはスポンサーが付く等、プロスポーツプレイヤーの様だが、特に海外ではゲームも頭脳スポーツとしてスポーツの一つと扱われる事が多い為である。プロ棋士も広義ではプロゲーマーにあたるが、囲碁将棋以外では日本においてはあまりプロ活動として認知されていないのが実情である。
ゲーマーをモチーフとした作品
ゲームセンターあらし
初期のアーケードゲームを破天荒な方法で攻略するゲーマーたちを描いた物語。
仮面ライダーエグゼイド
ゲーマーズ!
主人公がモブでゲーマー。
進め!!聖学電脳研究部
清々しくどす黒いゲーマーたちの生きざまを描いた作品。
かくげぶ!
格闘ゲームに青春を描ける少女たちの物語。
バーコードファイター
架空のアーケードゲーム『バーコードファイター』をめぐるゲーマーたちの冒険活劇。
ブレイクエイジ
高専生がアーケードゲーム対戦を通してゲーム開発会社のスタッフに成長していく。
ゲームウォーズ(Ready player one)
インターネットを裏から支配しようとする悪の企業にゲーマーたちが力を合わせて立ち向かう。
パズドラ(テレビアニメ版)
eスポーツが盛り上がっている現代を舞台とし、パズドラプロゲーマーが複数人存在。主人公の明石タイガがパズドラ素人からプロを目指すストーリーでもある。
ゲーマーが妖怪退治やってみた!
主人公の西京芸麻が妖怪退治屋見習いの少女の刀道巫女を操作し、様々なゲームで培われてきた多種多様なテクニックで妖怪を退治する物語。
ゲーマーが登場する作品
Overwatch
元プロゲーマーの肩書きを持つロボット兵器パイロット「D.Va」が登場。
DeadbyDaylight
eスポーツチームに所属するプロゲーマー「フェン・ミン」が登場。
エアマスター
対戦格闘ゲームの技をリアルに習得した格闘ゲーマー「駒田シゲオ」が登場。
Fate/GrandOrder
ゲーマーのサーヴァント「アーチャー・インフェルノ」が登場。
オンゲキ
ぐーたらゲーマーな奏坂高校1年生「井之原小星」が登場。
#コンパス 戦闘摂理解析システム
スピード自慢のレトロゲーマー少年「十文字アタリ」が登場。
シャングリラ・フロンティア
近未来のVRゲームをテーマに、様々なタイプのゲーマーが登場する作品。
アリス・ギア・アイギス
舞台やストーリー的にはゲーム要素がほぼ皆無なのだが、コラボキャラも含めてゲーマーの登場人物が多い。
メイドインワリオシリーズ
ゲーム&ワリオにてゲーマーというゲームがある。
スーパーダンガンロンパ2
超高校級のゲーマー、七海千秋というキャラクターが登場している。
かがみの孤城
登場人物の政宗青澄というキャラクターがゲームマニア。長久昴というキャラクターも彼の影響でコンピューターゲームに目覚めた。
関連タグ
外部リンク
- お気に入りの空間で♡ゲーマーのイラスト特集 - pixivision(2023年5月23日)