概要
『Fate/GrandOrder』に登場するサーヴァント「アーチャー・インフェルノ」こと巴御前。
彼女は真面目な女武者で、時に凛々しく、時に華やかに作中で活躍してくれる。
だが、源平合戦の時代から現代に降臨した際、主人公たちのリフレッシュに用意されていたゲームにハマってしまい、空きを見てはゲームの続きに勤しもうとする姿が作中で語られている。
ゲーマー・インフェルノとは、そんな彼女がゲームにドハマリして女武者の矜持など何のそのと、ヘビーゲーマーへと堕ちていく・または堕ちてしまった姿である。
所謂、真面目な美人の駄目な部分という一種のギャップ萌えタグである。
……だったら良かったのだが
どうしてこうなった
『葛飾北斎体験クエスト』では、主人公を夢の淵から引き揚げに来たウルクの賢王の護衛として登場。
主人公がお栄のことを捨て置けず夢を見続けると決めるのを見届けると、仕事が終わったからと表通りの店並びに新作の双六を買いに走ろうとして賢王にツッコミを入れられてしまった(なお、これが縁となったのか『Fate/SamuraiRemnant』では彼女の夫が賢王と同陣営となっている)。
さらに『節分酒宴絵巻鬼楽百重塔』では、レクリエーションルームに入り浸ってFPSをはじめとしたコンピュータゲームにとどまらず、ボードゲームにTRPGと、ゲームといわれる大抵のものに手を出して遊ぶずぶずぶの全方位ゲームオタクと化していた。
(ノ∀`)アチャー
好きなのはアクション系らしく、逆にパズル系などは苦手。
その基準も気合でどうにかなるか否かというから、割と直感型のゲーマーらしい。
格ゲーは主にマッチョ系の投げキャラを好み、FPSでは「芋すないぱー」を背後から忍び寄ってナイフで始末するのが好きらしい。
※ 芋すないぱー … FPSにおいて、遠距離からの狙撃を担当し味方の補助や敵主力の抹殺を行う「スナイパー」という役割が存在するが、その中でも特定の狙撃ポイントに芋虫のように陣取ったまま動かずに、本当にスナイピング以外の事をしないプレイヤーのこと。多くのFPS及びTPSでは姿勢を低くするほど照準が安定するため、這いつくばって動かない姿が余計に芋虫のように見えるのが語源と言われている。
2019年の水着イベントでは、攻略カジノの一件『水天宮インヴィディア・セルペンス』のビギナー級にボスエネミーとして登場。
……が、エネミー名は「熱中する御前」、そしてよく見ると第二霊基にも拘らずLv28とヤケに生々しく低い数値。
ここまで来て勘の良いマスターたちは、彼女の大変に残念な末路を察知。それどころか、デザイナーであるしらび氏直々にネタにされてしまった。
そして翌年2020年の水着イベントにて、とうとうVRゲームそのものをバトルスタイルに取り入れてしまった。
詳細は巴御前(水着)に譲るが、そこには個別イベントで同伴したお千代さんを完全に置き去りにして心中ツッコミっぱなしにする、ズブズブのゲーム沼のナマズと化した残念な美人が元気に夏の湖畔で跳ね回る姿があった……(お千代さんの祖先が知ったらブチギレそうである)。
2023年の水着イベントでは、サークル代表となってゲーム系同人誌を作っている。
しかし妻のこんな新しい愉快な一面を見た夫はどういう反応を取るのだろうか…。
余談
- サーヴァント(第五次)のゲーム事情
アルトリアはアクション、シミュレーション、パズル系が上手く、とくにシミュレーション系には意外にもハマるとされている。クー・フーリンはレバー、パッドを持つことにイライラする人。エミヤは無関心だが、やれば器用にこなし、エンディングまでやり通す。メドゥーサはひそかにアクション系が苦手、ビジュアルノベルと相性がいいと示唆されている。メディアはDSのお料理教室を一生懸命やってる(きっと)。
(コンプティーク一問一答から)
- カルデアでのゲーム事情
意外な面子ではワルキューレたちが好んでいる。
- 実際の格ゲーでのインフェルノ
一応、格ゲーにも彼女は出ているのだがそこでは投げキャラではない(近接ラッシュキャラに分類される。ちなみに投げキャラはこっち)。
関連タグ
イスカンダル・・・第四次聖杯戦争中にゲームに興味を持ち、本体ごと購入した。
諸葛孔明〔エルメロイⅡ世〕・・・カルデアに召喚されたゲーマー繋がり。エルメロイⅡ世は第四次聖杯戦争におけるイスカンダルのマスターであり、彼が聖杯戦争中に購入したゲームがゲーマーへの道に進むきっかけとなった。
天道花憐・・・ゲーマー兼中の人繋がり。
有野課長・・・ある意味彼女をリアル化させたらこうなった人。なお、彼女の得意ジャンルはアクション系、逆に苦手なのはパズル系だがこのケースの場合、得意ジャンルはパズル、よく好むジャンルがアクション、苦手のジャンルは(アーチャークラスと思いつつ)シューティングである。