そんじゃまビシバシやって、ビシバシ引きこもりますか
プロフィール
真名 | 刑部姫 |
---|---|
クラス | アサシン |
性別 | 女性 |
身長 | 158cm |
体重 | 51kg |
出典 | 伝承(ゲームマテリアル)/ 今昔画図続百鬼など(書籍マテリアル) |
地域 | 日本(姫路城)(ゲームマテリアル)/ 日本(書籍マテリアル) |
属性 | 混沌・中庸・地 |
好きなもの | 引きこもることを前提として、ゲーム、ネット、ネットショッピング |
嫌いなもの | 今の状況 |
設定担当 | 東出祐一郎 |
ILLUST | 森山大輔 |
CV | 福圓美里 |
引き籠もりは蜜の味。ネット通販は禁断の果実。
電子書籍のまとめ買いとフィギュア彩色は沼。リア友は皆無。
概要
『Fate/Grand Order』に登場するアサシンクラスのサーヴァント。レアリティは☆5。
2017年ハロウィンイベント『ハロウィン・ストライク!』より実装される。
恒常サーヴァントなので、非ピックアップ時でも確率で排出されることがある。
恒常の☆5アサシンが追加されるのはジャック以来おおよそ2年ぶり。
清姫や紅閻魔と同じく、存在自体や大まかな人物像は玉藻が『Fate/EXTRA』で口にしていた。
奏章Ⅱ『不可逆廃棄孔イド』では疑似東京における現地人の「刑部姫子」として登場する。
真名
姫路の地主神として祀られた妖怪の一種、「刑部姫」。
『西鶴諸国ばなし』では於佐賀部殿、『今昔画図続百鬼』では長壁とも。
現在は姫路城の天守閣に住み着いた城化物として名高い。史実における伝承では、元々は姫路城近くの刑部山という山の神。時代が下るにつれて稲荷神などいくつかの神様の伝説とまとめられていき、「姫路城の天守閣に住む女性の妖怪」というイメージが固まっていった。
Fate世界では三百年を生きたという狐が正体なのだが、とある化生オンリーSNSにて、某狐系良妻サーヴァントとの「キャラ被ってるからそっちが引け(上品に意訳)」という清々しいリプライ応酬の末に、サーヴァントとしては蝙蝠をモチーフとして召喚されることになった。こちらはおそらく鳥山石燕の『今昔画図続百鬼』で描かれた、コウモリを従えた老姫の姿を元ネタとしている。
刑部姫は城主としての役割は武士たちに任せ、自分は何年かに一度、城主と対面して適当に注意するだけという引き籠もりライフを満喫していたのであった。
幾つもの戦いがあり、幾つもの時代が過ぎた。
やがて彼女は1人きりとなった自分に気付く。
城主という存在が消えて、自分を鑑みる者も消えた。
最初の数年は気楽だと思っていたのも束の間、誰も自分のことを知らないという事は、もしかすると自分は死んでいるも同じなのでは、という切迫した想いに駆られ始める。
幾多の戦場から、彼女は白鷺城――姫路城を守り通した。
もう既に意味がないと知っているのに。誰にも褒められず、誰にも恐れられないのに。
存在していることは知っていても、確かに此処に居たと確信する者はおらず。
――なんだ、もう私は死んでいるも同然じゃないか。
刑部姫は何時の間にか、姿を消していた。そして反英霊だか英霊だかわかりゃしない存在となり、同時にネットにド嵌まりして、現在に至るのである。
人物
一人称は「姫」モードの時は「姫」に「わたし」というルビを振るという独特なもの。
一方、素の状態では普通に「私(わたし)」。眼鏡時はこちらが出ることも。
一見は黒髪清楚な乙女だが、一皮剥けば陰気卑屈な、根っからのめんどくさがり体質。
姫様ぶったムーブをこなすが、対人会話スキルが著しく低いため、テンプレートをこなすことしかできない。腹黒かどうかと問われれば腹黒であるが、所詮は小悪党気質。せいぜい、クレジットカードを勝手に使って買い物する程度だろう。眼鏡を外すのは、一種の姫様ムーブ。
陰気さを全開にしても問題ない場所であれば、眼鏡はかけっぱなし。
Fate史上稀にみる筋金入りのオタク系サーヴァント。
その暗黒ぶりは彼の黒ひげ氏に比肩されるほど沼が深い。
彼女が自室としている天守閣最上階の部屋には、数々のホビーグッズが所狭しと並んでおり、ゲーミング仕様らしき大型パソコンを机に据え置き、壁の本棚には無数の雑誌とフィギュアなどが並び、しかも灯りはパソコン画面程度という徹底した根暗ぶり。
普段はブラウザゲームに興じ、必要なものはすべてネット通販で賄うなど、もはや病的なまでに怠惰に甘んじそれをむさぼっている。某作家の言を借りれば「腐っている」である。
本人は引きこもり生活のおかげで、「適度にムチムチ」な体型になっていると自己申告している。またバレンタインデーには、更に少し太ったという旨の発言をしている。サーヴァントなのに。
しかし上記のプロフィールを見る限り、体重はそこまで重いわけではない。プロフィールを詐称しているのか、あるいはスキルで細い体に変化しているのだろうか?一応、体重がかなり軽めに設定されやすい美少女キャラにしては健康的というか中肉中背の範疇だったりする。
筋金入りのひきこもりではあるがそこまで人嫌いというわけではなく、自分の趣味や感性に共感し得る相手には割と積極的にコミュニケーションを図ることもある。ノリも軽く、相手にすぐニックネームを付けて親しもうとするなど、意外にコミュ力は高い。オタサーの姫としての素養は抜群。
しかしこれらの行為には「相手に取り入って油断させる」という小賢しさも大いに含んでいる。
普段の姫らしい言動はあくまで外面で、いわゆる猫かぶりでしかない。地金はどこまでも鈍色で燻んでおり、気弱で自己保身の塊。それでも「姫」としての矜持はあるらしく、「姫」としての自分と「地金」をそれなりに分別し、気に入った相手のため怠惰を抑えて前に出ていくこともする。
兎角、ひたすら怠惰に溺れるがゆえに、その怠惰を乱すものを何よりも疎んじる。ただ何も起きず、ひたすら怠惰な安寧だけが欲しい。腐敗を重ねた根暗な軟弱精神が聖杯と結びついたとき、それはかつてない大迷惑となって周囲を圧する。
マイルームでは初めの内はめんどくさがったり姫様ムーブで甘えてきたりするが、絆レベルが上がると「必要なときは呼んで欲しい」と前向きに協力する姿勢を見せてくれる。
その他、清姫や玉藻前を所持していると彼女達に対するコメントが聞ける。
バレンタインイベントでは主人公に手作りチョコとメッセージカードを渡そうとするのだが、その一連の流れが非常に微笑ましいものとなっている。サーヴァントは全盛期の姿で召喚されるという原則が作用した結果、彼女の場合は「乙女心も全盛期」になってしまったらしい。このおかげでラブコメ色の強い、なかなか破壊力の高い姿を見せてくれる。
能力
ひきこもり系だけに肉体面はからっきし。しかし神霊の断片を持つがゆえに、妖術に長けるうえに魔力量は豊富。一介の化生が日の本一の美城の主と成り上がり、その城の知名度補正も手伝って、魔力・幸運・宝具のステータスは群を抜いて高い。籠城戦に特化した戦略型のサーヴァントだが、その当人に戦う気力はなく、しかも少々抜けているのが一番の欠点。
モーション中では、折り紙を用いて戦闘を行う(折り鶴を突進させる、兎と狐に連撃させる、蛇で締め上げる、馬に騎乗して蹴りつける)。また、蝙蝠の群れを突進させる、自身が蝙蝠の群れに変化して全方位から袋叩きにする、影に潜航して背後から呪いをかけるなども披露している。
またスキルモーションではタブレット端末を叩く(ちゃんと音も鳴る)他、戦闘中眠いのか舟をこいでたりしている。ちなみに影に沈んだ後、確認のために一回顔だけを出している。
ステータス
マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
---|---|---|---|---|---|---|
藤丸立香 | E | E | E | A+ | A+ | A++ |
保有スキル
陣地作成(A+) | 魔術師ではないが、自らに有利な陣地を作り上げる。姫路城、真の所有者。 |
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気配遮断(陰)(B) | 引き篭もり続けた年月は伊達ではない。影への潜航はこのスキルに由来すると思われる。 |
神性(C) | 姫路の地主神としてまつられた土着の鬼神。 |
変化(A+) | 人間の前に姿を現す時は17、8歳ほどの十二単を着た女や、身の丈1丈ほどの鬼神など様々な姿をとった。地味ながら日本の化生ではトップランカー。 |
四神地相(白鷺)(A) | 姫路城(白鷺)周囲の地相を四神に見立てた逸話からの昇華スキル。 数ターンであるが周囲を自身の土地として扱い、知名度上昇によるステータス向上を計る。 また、その際にどの方角に重点を置くかで各ステータスのランク上昇をある程度コントロールできる。具体的には北方であれば耐久、東方であれば筋力、西方であれば敏捷、南方であれば魔力。 サーヴァント・マスター問わずに恩恵に授かることができるが、その人数は最大でも四人。ゲーム内では、先述した「変化(A+)」が変化したスキルとして扱われている。 |
千代紙操法(EX) | 折紙を自在に操作することができる。攻撃、防御、変化と組み合わせての囮など様々な形で利用する。モーションでは鶴、兎、狐、蛇、馬を使用する。 |
城化物(A++) | 神社などから城に移り住んだ怪物の総称。刑部姫は、姫路城の真の主とすら言い伝えられていた。その姿を見ただけで祟られる、或いは即死するとも。逆に言うと、城から離れればその力は著しく弱まるという欠点も持つ。 |
動物操作(蝙蝠)(EX) | 眷族として、鳥でも獣でもない蝙蝠を操作する。蝙蝠に特化したため、移動するにも攻撃するにも基本的に蝙蝠を使って本人は一切戦わない。サボり魔。今回は折り紙での攻撃手段を取ったため、蝙蝠達はお休みと相成った。 |
宝具
白鷺城の百鬼八天堂様(はくろじょうのひゃっきはちてんどうさま)
- ランク:A+→EX
- 種別:対城宝具(自身)
- レンジ:1
- 最大捕捉:姫路城の最大籠城人数÷7
「手っ取り早く済ませちゃおっか。」
「姫路城中、四方を護りし清浄結界。こちら幽世醒める高津鳥、八天堂様の仕業なり。即ち、『白鷺城の百鬼八天堂様(はくろじょうのひゃっきはちてんどうさま)』……此処に罷り通ります!」
姫路城のミニチュアを顕現させる、いわゆる固有結界と似て非なる大魔術。
万人に認められるほどの美しさと威容を以て、味方に精神的な支柱を付与する。
刑部姫がもう少し攻撃的であれば、城は直ちに攻撃を可能とする暴力的なものになっていただろうが、生粋のひきこもりである彼女のお陰で防御型の宝具に留まっているようだ。
詳細は該当記事を参照。
ゲーム上での性能
初となるQuickサポート宝具の支援型アサシン。
HP:14,000弱にATK:11,000弱と、実装時点では☆5アサシンでは一番の体力偏重。
《Quick:2/Arts:2/Buster:1》のアーチャー型で、ヒット数は<Q:4/A:2/B:3/Ex:5>と多め。
「気配遮断」と「陣地作成」の恩恵から、スター生産量とNP獲得量が安定して高く、自他共に認める「引きこもりサーヴァント」の看板によらず☆5相応の地力を持っている。
スキルは、1ターン防御アップ大+3ターン防御アップ&弱体耐性アップの「変化(A+)」、味方1体にNP獲得&スター発生アップの「千代紙操法(EX)」、敵1体に1ターン防御ダウン&強化解除の「城化物(A++)」、の三つ。「変化」は同類のスキルでは最高クラスの硬度を誇っているため、これに別の防御バフが一つ乗るだけでも宝具級のダメージさえ耐え凌いでしまう。さらに他サーヴァントの防御バフが乗れば防御力+100%で全ダメージ無効化も夢ではなくなる。同スキルは幕間の物語をクリアすると「四神地相(白鷺)」に変化し、味方全体にクリティカルバフを付与できるようになるため、火力支援が可能となる。「千代紙操法」は獲得量NP+10%(最大20%)と少ないものの、スター発生率の補助効果は実用的なレベルにまで達するほど高いため、自分のNPチャージのみならずスター生産役のサポートに使っても有効。「城化物」は1ターンと短い一方でデバフ効果は高く、加えて強化解除まで付随するのでなかなかに使い勝手が良い。そしてこれらの全てがクールタイム7ターン統一(LV10MAXで最短5ターン)と、かなりの回転効率を誇る。
宝具は先の通り。効果は【味方全体に3ターン防御力アップ&Quick性能アップ(オーバーチャージで効果アップ)&HP増加(宝具Lv)】。彼女に次いで、Qカードパーティー待望の全体Quickバフである。
防御アップは固定値だがそれなりに高く、他の防御バフと重なるとかなりの堅さを発揮する。変化のレベルを最大まで上げて同時に発動した場合、発動ターンは+80%、後2ターンは+50%となるため、自前のバフだけで長期にわたってルーラー並の硬さを持たせることができる。他サーヴァントの防御バフも組み合わせれば、1ターン目であれば+100%(全ダメージ無効化)も容易である。
2018年ハロウィンイベント復刻に伴って、回復量2倍+3ターンBuster性能アップの効果が追加された。HP増加はLv1で1000、Lv5(MAX)で2,000とそこまで多くないものの、疑似的な回復技能としても効果があるため、結果的に味方の場持ちをより安定化させてくれる。
Quick性能アップはオーバーチャージ依存だが、全体へバフが発生するという点では稀有な効果といえる。Buster性能アップもQuickと同等の倍率でブースト可能で、Quickカードを主力にするBuster宝具持ちや、QuickチェインからのBusterクリティカルを狙う際のバッファーとしても適性あり。
同じBuster&HP&クリティカル威力アップでも、マーリンの英雄作成が「1人のアタッカーを強化する」ものであるのに対し、刑部姫のバフはパーティ全体に及ぶため、「みんなで敵を殴る」ことに向く。というかNP供給手段が貧弱であるため、刑部姫自身も攻撃に参加しないとNPを溜められず、要である宝具を発動できないため、みんなで殴ることがほぼ必須。素の攻撃力やカード性能の優秀さもあって、言うなればアタッカーよりのサポーター。しかし、「ひとりのアタッカーを強化して短期戦」という『FGO』の主流戦術とは真逆であるため、不遇扱いされることも。
敵宝具への対抗手段にも乏しく、またQ宝具ゆえにArtsチェインを組みづらいという理由から、もう一つの主流戦術である「ひたすら耐久して長期戦」に組み込むのも難易度が高くなりがち。
総合的に見ると、ぐーたらキャラからは想像しがたい多芸なマルチサポート役。
特にサポート役が十八番のキャスターではライダークラスに弱点を取られるため、その対策としても能力を有効活用できる器用さがある。カード性能の高さと宝具・スキルが上手く回った時の継戦能力から、単騎や殿としての適性も中々に高い。対全体ライダーもしくはNPを潤沢に供給できる戦闘でなら、マシュやジャンヌに引けを取らない鉄壁の城塞として動くことが可能。例えば魔神柱や空想樹などの通常攻撃が多段ヒットで全体攻撃持ちの大型ボスエネミーの相手である。被弾で大量のNPを稼げるので宝具の回転率が大幅に上がり、彼女を運用する上での難点が一つ解消される。ダメージに関しても宝具の最大HPアップで相殺できるため無問題。特に相手となる大型エネミーがライダーの場合、キャスターサポーターだとなすすべなく落とされることがほとんどだがアサシンである彼女なら楽に生存できる点も見逃せない。実際に『レディ・ライネスの事件簿』ではラスボスが騎クラスの全体攻撃使いであり、キャスターサポーターを出しても速攻で落とされるという中、被弾によるNP獲得で姫路城を連続召喚して味方全体の安定性を図れる最適解の一人となった。
かつては☆5のハズレ枠などと呼ばれたが、度重なる強化のお陰で、性能を把握し、対策を練り、愛と熱意があれば、「スター稼いで姫路城建てておきゃあ勝てる」くらいのことは可能になった。
実際、刑部姫で疑似単騎プレイに挑戦し続ける「刑部姫LOVE」の名物マスターまで実在する。
今では「最低でも1人は保持しておくべきサーヴァント」の1人となっている。
唯一の欠点はアサシン枠なのでスターが集中してしまう事。
これに関してはえっちゃんに「王の見えざる手」を使ってもらう等してサポートしてもらおう。
その他の難点としては、神性持ちなので「神性特攻」がモロに刺さる点が挙げられるが、神性のメリットも比較的享受しているためこれは致し方なしといったところであろう。
また敵エネミーとして出てくると相当厄介である。殺クラス特有のチャージの速さから、速攻で彼女を片付けないと敵陣営が姫路城に籠城して一向に崩せなくなるという地獄の耐久レースを強いられることになる。防御バフ・チャージ促進・防御ダウン&強化解除という、敵に回すと厄介なスキルを揃えているだけでなく、エネミーはスキル使用で行動回数を消費する代わりにチャージタイムがないので、これらの厄介なスキルを頻繁に使ってくる。これまでのイメージで侮ってかかるとドンドン敵陣が硬くなって手が付けられなくなる事態になることも……
関連人物
生前
メル友。知り合いだからかマイルームでのボイスの口調は無茶苦茶軽い。
また、清姫とは同人サークルを組む仲でもある。
料理の先生兼メル友。しかし「転生させないと無理なレベル」と匙を投げられてしまっている。
とは言え完全に見捨てた訳ではなく、後述の幕間の物語での刑部姫のプライバシーに関わる問題に対して「状況に合わせて立ち入り禁止の看板を立てかける」という解決策を提案している。
生前に「刑部姫を退治した」と言われる者。
……しかし、刑部姫の弁によると、どうやら退治した「武蔵」は性別が違うようである。しかし当発言の内容やイベントでの回想からしてその両者と会ったことがあるようにも見受けられる節がある。片方は彼女の趣味に興味を示して打ちとけ、もう片方は彼女の自堕落に呆れて説教したらしい。いずれにせよ苦手意識があり、刑部姫をクエストに引っ張り出すには、「武蔵ちゃんにマスターを困らせていることをチクる」と脅すのが一番効く模様。
Fate/Grand Order
契約したマスター。「まーちゃん」と呼ぶ。
自分のようなダメ美少女を必要としてくれることに内心では感謝し、恋心をいだいている。
本人曰く、「恋心まで全盛期になっている」らしい。
刑部姫の計画に必要な最重要ファクター。彼女を「エリエリ」とあだ名で呼び、エリザも彼女を「おっきー」と気安く呼ぶ。本性を現した後も情が移ってしまい、色々あった末に初めてのリア友となってくれた。怪物プリンセス&ぽんこつ属性同士だが、克己心から外へ飛び出そうとするエリザと自己嫌悪から殻にこもって拗ねる刑部姫と、性格の本質は真逆といえる。
刑部姫が怪しいネット通販のグッズでメカに改造したチェイテ城の守護神像。当初は自分の手足として使う予定だったが、性格の設定ミスから謀反を起こされてエリちゃん共々に刑部姫を城から追い出してしまう。そのだらしない性格を見咎められて、彼女からよく尻を叩かれている。
メカエリチャンの失敗を反映して、より機械的に設計した改良型。
こちらも当初は従順な手駒だったのだが、今度は行動目的を過度に設定しすぎたために半ば主従を逆転されてしまうという自体に。懲りるということを知らんのか。
前述の通り二次創作ではオタク仲間として一緒に描かれる事が多い。
刑部姫が実装後にそのキャラを見て「黒髭に春が来た」と言ったユーザーもいるとか。
2019年水着イベントでは共にサバゲーチームを組んでおり、行動役のアンと備品扱いのメアリーを利用した策で次々と挑戦者を打ち倒していた。揃って悪い事には凄まじい勢いで頭が回るため、オタキャラという事を除いても仲が良いのかもしれない。
ファンなのか、刑部姫の部屋の最も目立つ個所に彼らのタペストリーが飾られている。
余談だが、このタペストリー実際に制作され販売されることが決定。
刑部姫がネット通販で買った改造キットの製作販売元。
安定と信頼のだいたいこいつのせい。後でメカエリチャンにしばかれた。
2018年バレンタインイベントにおける北斎からチョコを貰った際のトークにて、刑部姫が北斎にゲスト原稿を依頼していることが判明。一応R18的な内容ではないようだが……
刑部姫を所持している場合にマイルームで発生する特殊会話にて、彼女と接触したことが語られている。その際、はからずも彼女を魔のアイテムの虜にしてしまっている。
史実では姫路城を築城するため、彼女の祀られていた神社を町外れに移した。
その他
中の人つながり。あらゆる点で真逆なアウトドア派。
なお人外であることと、不意に真面目さを見せる点でも共通している。
刑部姫を触媒無しでも召喚できそうなマスター。たぶん壮大に何も始まらない。
後に彼女も疑似サーヴァントのガネーシャとなり、共演が可能となった。彼女からは「同じインドアだけどあっちはオタサーの姫な上に本も描ける」ことに対し自分の生産性の無さを勝ち誇り、そして自分で言って悲しくなっている。2019年9月4日に配信されたパールヴァティーの幕間にてガネーシャともどもパールヴァティーの風紀取り締まり(源頼光の代わりに風紀委員をすることになった)を受けることに。ちなみに、刑部姫はガネーシャのことをガッちゃんと呼んでいる。
余談
玉藻とそのメル友達はどいつもこいつも濃い人物だが、彼女も相当。
「引きこもり+オタク+別の意味でのお姫様」という物凄い属性の塊。
本来姫路城は美しい外観に反して無骨な内装が特徴である。だが、型月時空の彼女の住処である姫路城天守閣はというとそれはもうわかりやすいぐらいにオタ部屋。こたつの上に鎮座するマルチモニタPC、女性サーヴァントや礼装「ナイツ・オブ・マリーンズ」衣装の円卓残念イケメンズのフィギュア、武蔵のゆるキャラクッション、アイドル風衣装のすまないさん&NOUMINタペストリー、子ギル抱き枕etc……とにかくネタだらけ。また、幕間の物語では炬燵で暖を取るためや飾ってあるアイテムを見に来るなどの理由でサーヴァント達の寄り合い所と化していることが判明している。
なかなかの顔芸持ち。百聞は一見にしかず、まずは見てみよう。顔芸鯖は多かれども、彼女の顔芸は独特のオーラを放っている。顕著なのはドロップ品をアイテムに変えにショップへ行くとき。とにかく表情がとにかくコロコロ変わる。ぎゃー!!と叫んでみたり帰れ!!と悲鳴を上げたり半泣きになって帰ってくれるか聞いてきたりとつついてるだけでもなかなか飽きない。特にぎゃー!!から続くセリフと表情に撃墜され用もないのにショップに通った人も多いのではないだろうか。
実装直後、Twitterのトレンドに「刑部姫」が浮上し、何事かと驚いた神戸新聞総合出版センターの公式アカウントが反応。その後に刑部姫の原典に関わる逸話のツイートを投稿し話題となった。…が、今回のイベントの「チェイテ城の上にピラミッドが逆さまにぶっ刺さり、更にその上に姫路城が建っている」というカオスな様相はなかなか上司に説明しにくかったようだ……
戦闘用のグラフィックに往年の格ゲーヒロインのオマージュが散見される。
待機モーション、Q攻撃での蝙蝠の群れの空中展開など、蝙蝠繋がりなのか意識した動きがみられる。ちなみに彼女がスキル使用時に弄るタブレット端末だが、背を向けて使用する関係上僅かにその画面の内容を見て取れる。一瞬かつ、極小であるため非常に解りづらいのだが、何とその画面には未来を取り戻す物語が見て取れる(検証先ツイッターリンク)。
青色を主体としている事からまだ第1部の段階である模様。
Pixivでは、何故かというべきか当然というべきか、マニアックなシチュエーションでのエロ比率が高く、2017/11/16現在で投稿数297件に対しR-18が70件と約1/4を占めている。
今後冬コミ以降に薄い本の姫になる日も遠くないだろう。
また『FGO』にはガチの神絵師が2人居るので、同人誌執筆ネタでは肩身の狭い思いをすることもしばしば。さらには日本最古のラノベ女流作家にも挟まれ伊東ライフ状態になることも。
刑部姫と伊東ライフ、両者は本来なんの関係もないはずなのだが伊東ライフ先生のサジェストに刑部姫が出現するなど何故か何かにつけて関連づけて語られることや同一視されることが多く、この状態を「無辜の怪物」ならぬ「無辜の伊東ライフ」と呼ぶことがある。
2018年水着イベント『サーヴァント・サマー・フェスティバル!』では清姫と一緒に同人サークル活動をしていたが、とある事情で同人誌を書かなければならなくなったマーちゃんことカルデアのマスターを手伝う事に。上記の葛飾北斎とも共演(?)している他、イベント礼装では水着と一緒に本来の姿である狐耳や尻尾を披露している。そして、翌年の水着イベントである『水着剣豪七色勝負!』にて水着サーヴァントの1人として実装された。
なお、元から陣地作成スキルを持つことに加え折り紙を操る戦法ゆえかキャスタークラスへの適性も持つと思われる。実際『Fate/Samurai Remnant』にも「逸れのキャスター」候補として起用が検討されていたが、同作出演が確定していた武蔵ちゃんとの関係性が近すぎるなどの理由で落選し、代わりにキルケーが起用されたとのこと(出典)。
演者の福圓女史は本作がシリーズへの初登板。後に『プリズマ☆イリヤ』の田中さんを演じるほか、『藤丸立香はわからない』Season2でもいくつかのモブキャラを兼任している。
またFate以外の型月作品では『魔法使いの夜』にてロスト・ロビン・ロンドを演じることとなった。
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