いざ!いざ!ルチフェロなりしサタンの名の下に!
出でよ、血華咲き誇る我らが極地!敗北せし者の魂を取り込み喰らう屍山血河の死合舞台!
我が刃の忌名、 ■■■■・■■■■! 我が骸の真名、■■■■!
いざ、いざ、いざ。いざ覚悟召されよ新免武蔵!
いざ!尋常に!———————勝負!
概要
英霊剣豪とは、『Fate/Grand Order』で登場したサーヴァントの変生した姿。
亜種並行世界において、類稀なる修羅道を歩んだ妖術師の秘術と、キャスター・リンボの奥義によって編み出された禁術による産物。
一切鏖殺に類する宿業を埋め込まれて英霊本来の霊基を砕かれ再構築された結果、凶暴性の塊のようになったサーヴァントの屍。語弊はあるが、その様はアンデッドに近い。
霊基の歪みと暴走を以って鏖殺の宿業を負った英霊たちは、斬首されても心臓を貫いても死なない怪物と化し、生贄として民草を殺すことを役割としている。
対象となった英霊たち尽くは性格はおろか、根本原理から変質してしまっており、生前の行いの正邪に関わらず凶猛の化身と化す。狂化スキルや精神汚染スキルを元から有したサーヴァントが変生した場合はより凶猛となる。また鬼の血を引いている場合、英霊剣豪としての在り方に何らかの影響を及ぼす可能性がある。
英霊剣豪が現れると周囲に夜の帳が下り、血の色に染まった赤い月が出現する。また、冒頭の詠唱により固有結界を展開し、敗北したものは魂が取り込まれる。
仕組み自体は聖杯戦争と変わらず、無念のままに斃された英霊剣豪の魂は殺して収穫した民草の怨の魂と共に、聖杯である厭離穢土の礎へと宿る。
上記の通り、心臓や脳とも繋がらない一種の概念を霊核とする様になっており、通常の手段では塵と化してもすぐ完全再生してしまう。
これを倒すには概念を破壊する攻撃が必要となり、劇中では千子村正の作った刀・明神切村正にて、宿業もろとも斬り裂く事で退治が叶った。
一覧
マスターの意向なのか、コードネームとして「地獄の名」が与えられている。
余談だが章クリアの際に表れる章突破四文字ワードについてこの章では「一切完勝」と評されている。
刃の忌名 | 宿業 | 骸の真名 |
---|---|---|
ランサー・プルガトリオ | 一切穿通 | ??? |
アーチャー・インフェルノ | 一切焼却 | 巴御前 |
アサシン・パライソ | 一切詛呪 | 望月千代女 |
バーサーカー・衆合地獄 | 一切熔融 | 酒呑童子 |
ライダー・黒縄地獄 | 一切粛清 | 源頼光 |
キャスター・リンボ | 一切嘲弄 | 蘆屋道満 |
セイバー・エンピレオ | 一切両断 | ??? |
※セイバー・エンピレオのみサーヴァントではなく生前のため、骸の真名ではなく魂の真名となっている。
また、厳密には異なるが、2部で登場した「八将神」についてもほぼ同じもののようである。
関連タグ
Fate/GrandOrder 地獄界曼荼羅平安京 屍山血河舞台下総国
真名隠し:厳密には真名が既に判明している英霊が変質してしまったことを意味するが、ベースは真名隠しである。
鬼(鬼滅の刃)︰似通った存在で、強い残虐性と不死身の身体を持ち、夜にだけ現れ特殊な刀でしか倒せないなど共通点が多い。