血風荒ぶ凄絶無残の儀式「天覧聖杯戦争」。
強壮たる平安の猛者たちが、召喚された英霊七騎の首を巡り相争う。
概要
時代 | A.D.1008 |
---|---|
人理定礎値 | A↔E− |
場所 | 日本 平安京 |
キーキャラクター | 轟雷一閃 |
亜種空想樹 | 地獄界曼荼羅 |
章クリア報酬 | 概念礼装「そして、大江山にて」 |
テーマ曲 | 『The Golden Path』Doul |
シナリオ担当 | 非公開 |
ストーリー
第5の異聞帯における激戦を制し、カルデアへ帰還した一行。
次なる異聞帯での戦いに向け準備を進める最中、“人理崩壊”の予兆とされる新たな特異点が観測された。
それは人類史が途絶えた白紙化地球において、観測されることが無いものとされていたはずだった。
舞台は日本、時は平安時代。
藤原氏の政権の下、貴族が長きに渡り繁栄を極めた華の平安京。
しかし、レイシフトした先で目にした光景は魑魅魍魎が跋扈する怪異の巣窟と化した世界。
その地では天覧武者によって「聖杯戦争」を模した儀式が執り行われていた。
天覧武者とは何か?そして儀式の目的とは?
謎多き千年の都に潜む美しき肉食獣の謀略が、マスターの前に立ちはだかる。
ゲームにおいて
『Fate/Grand Order』における、第2部「Cosmos_in_the_Lostbelt」第5.5章。
副題は「轟雷一閃」。配信は2020年12月4日18時00分より開始。
これまで第2部の断章であった3.5章の『徳川廻天迷宮 大奥』、4.5章の『虚数大海戦 イマジナリ・スクランブル』らがイベント扱いだったのに対し、恒常のメインクエスト扱いとなっている。
クリア後はターミナルから消滅し、フリークエストなどはメイン・インタールードから行えるようになる他マテリアルもメイン・インタールードの項目に収録される。
1.5部3章『屍山血河舞台 下総国』から姿を現し、長らく混乱と因縁をばらまき続けていたキャスター・リンボことアルターエゴ・蘆屋道満。
此度はそんなかの外道と遂に決着を付ける事になるシナリオ。
下総は解放条件に含まれていないが、シナリオ的にもクリアが推奨される。
タイトルにもなっている舞台の特異点は、リンボが自らの本拠と謳う謎の異空間であり、名自体は5章後編の終わりにて述べられていた。
異聞帯ではなく特異点のはずだが、一瞬だけLostbeltの表示が赤く染まって消失するという演出があり、空想樹らしき謎の高層物が確認されている。設定された人理定礎値もAとE−が常に変動し続けるという、EXランク並みに不可解で不気味な表記である。
また、ノウム・カルデアが通常解決する特異点は重要性の低い「微小特異点」が原則なのだが、ここは第1部のそれに匹敵する人理に関わる特異点である。
新規実装サーヴァントとして、リンボが期間限定☆5アルターエゴで、頼光四天王の一人として知られる渡辺綱が☆4セイバーとして実装された。
登場人物となるフレポ2倍対象のサーヴァントも、主に平安時代やリンボに因縁のあるサーヴァントが選ばれている。
今回の主役となる金時にも新霊衣「平安武者装束」が追加され、彼と頼光は5章周りにおいて立て続けに活躍を見せる事になる。
『羅生門』以降何かとクローズアップされていた平安時代だったが、理由として型月世界では大陸から離れた島国は神秘の衰退が薄くなりやすいとされ、英傑と悪鬼が跋扈していたかの時代は、次の異聞帯の舞台となるブリテンに匹敵する魔境であった為と語られている。
前章のようにサポートやスターティングメンバ―の固定がなく、NPCを選択した場合にも特殊なバフがかかる仕様が本章にはある為難易度自体はそこまで高くない。
登場する敵の一部には、顔にリンボが持つ札が貼られている敵が登場する。
また、天覧聖杯戦争で召喚されたサーヴァントの影響によって、明らかにこの時代と地域には絶対に存在しない筈の敵も混ざって登場する。
ホームズとダ・ウィンチ曰く天覧聖杯戦争を止めなければ平安京は特異点かつ異聞帯という汎人類史にとって二重の脅威と化す為、一刻も早い対処が望まれる。
登場人物
轟雷一閃 | 四天王筆頭 | 異星の使徒・悪性化身 |
---|---|---|
CV:遊佐浩二 | CV:赤羽根健治 | CV:森川智之 |
絡繰くノ一 | 想い綴る麗人 | 源氏棟梁 |
CV:明坂聡美 | CV:茅野愛衣 | CV:戸松遥 |
鬼の頭領 | 大江山の首魁 | 幼き魔女 |
CV:悠木碧 | CV:東山奈央 | CV:野中藍 |
華々しき歌人 | 蒸気王 | 千変万化の御伽話 |
CV:ファイルーズあい | CV:稲田徹 | CV:野中藍 |
アベレージ・ワン | 第四天魔王の娘 | 大怪異殺し |
CV:三木眞一郎 | CV:東山奈央 | CV:鈴村健一 |
源氏殺し | 大土蜘蛛 | 大明神の分霊 |
CV:早見沙織 | CV:- | CV:悠木碧 |
尊子 | 陰謀家の左大臣 | 平安最高の陰陽師 |
CV:斎藤千和 | CV:- | CV:- |
神智学者※1 | 稀代の詐欺師※1 | 四天王の一角※2 |
CV:金元寿子 | CV:??? | CV:- |
四天王の一角※2 | ||
CV:- | ||
※1:カルデアが到着する前に既に天覧武者の一人に倒され、消滅している。
※2:※1の天覧武者によって脱落したため、名前のみ登場。
各幕
幕 | サブタイトル |
---|---|
1 | 寛弘五年、平安京 |
2 | 平安武者 |
3 | 天覧聖杯戦争 |
4 | 鋼日記(前編) |
5 | 鋼日記(後編) |
6 | 友と子(前編) |
7 | 友と子(後編) |
8 | 源氏会議 |
9 | 歳殺豹尾(前編) |
10 | 歳殺豹尾(後編) |
11 | 源氏殺し(前編) |
12 | 源氏殺し(後編) |
13 | 災いの竜/カミ |
14 | 羅刹王・髑髏烏帽子蘆屋道満 |
15 | —坂田金時、此処に有り |
終幕(16) | つわものどもが、夢の跡 |
余談
当章の実装告知があった11月27日から2日後に『Fate/Grand Order Arcade』の公式生配信が行われたのだが、その中でクリスマスイベントの開催と鈴鹿御前〔サンタ〕の配布での実装が告知された。
その知らせを聞いたアプリ版マスターからは、
と、格差があり過ぎるクリスマスとしてネタにされる自体になり、リンボへのヘイトが無駄に増すという事態が発生。
当の鈴鹿本人も、ACでは楽しく黒ギャルサンタ、本家では血眼の英霊剣豪と、とてつもない温度差で出張ってくる事になった。
ちなみに後日行われた本家のクリスマスイベントでやってきた新しいサンタはボクサーだった。
この章をクリアすると「悪念切除」の文字が出てくる。
9周年から制定された配信ガイドラインでは今年の10月1日にアトランティス・オリュンポスと共に配信解禁された。
関連動画
関連イラスト
関連項目
Fate/GrandOrder Cosmos_in_the_Lostbelt FGO
Fate/SamuraiRemnant : この章同様、後世で英霊になり得る歴史上の人物たちをマスターにした聖杯戦争を題材にした作品。
前後のストーリー
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