戦う理由!俺がマサカリ振るうのは何のためか!
なんでもない毎日を生きるみんなのために……俺は!俺の戦を続けてやらぁ!
概要
地獄界曼荼羅平安京の実装にあわせて追加された、バーサ-カー・坂田金時の霊衣であり、当該シナリオでは彼の生前の姿として登場する。
得物である黄金喰いはそのままに、黒地に緑の模様を入れたヘッドバンドに、武者装束の名の通り、鎧を装着している。と言っても、上半身は左腕と左胸を覆う最低限の軽装である。
また、これまで持ち出さなかった二振りの剣を佩いているのも特徴。
ちなみに、ライダークラス時を含め、グラサンを外した初めての装いである。あとおかっぱではない上、髪も一番伸びている。
ファンからは若武者時代という事もあって「金時リリィ」「マサカリリィ」とも呼ばれているが、そもそも今までの姿は現代の文化にどっぷり影響されてイメチェンを行った結果であり、この装束こそが英霊・坂田金時としての「本来の霊衣」であると言える。
一部のファンからは「どこぞのイタリアのシャボン玉男」とか「むしろその遺志を継いだ主人公」など、Fateらしい奇抜なデザインから奇妙な冒険が始まりそうな印象を受けるマスターも多い。
生前の武者として
特異点と化した平安京にて、リンボとの因縁に決着を付けんとするカルデア一行に(英霊としての自身の見立て通り)力を貸す。
カルデア来訪時点で既に頼光四天王の一角として扱われているにもかかわらず、自分が戦う理由を見つけられておらず、彼らと共に京を揺るがす巨悪に立ち向かう中で、それを見いだして行くことになる。
また、生前の状態であるので当然現代文化など触れているわけがなく、彼の口癖にして代名詞である「ゴールデン」は英霊としての金時を知る明日の先から来た術者から教えられ、ぎこちないながらも使っている程度。
と、カルデアにいるあの金時に至る前の彼が、この姿の坂田金時である。とは言え、その本質はこの時から変わっておらず、(本人は自覚していなくても)「弱きを助け、強きをくじく」正義の味方である。
関連タグ
Fate/GrandOrder 坂田金時(Fate) 霊衣開放
以下、「地獄界曼荼羅 平安京」のネタバレを含みます!未プレイの方の閲覧は自己責任でお願いします
以下ネタバレ
カルデアを除く周囲には秘匿していたが、彼もまた天覧聖杯戦争の天覧武者(マスター)であった。
隠していた理由としては、前述の「戦う理由が定まっていない」と言うものが大きく、本人も冒頭で「天覧武者にはなれっこない」と評していたほど、自分がその器ではないとおもっていたからだろうか。
なお、彼に対応するキャスターが誰であったのかは、最後まで明かされることはなかった。
本人としては様々な矛盾が生じることを承知の上で、カルデアのマスターがそうであったことにするとか。
尚、彼は本来存在しえない「八人目」の天覧武者(他は生前の道満、紫式部、頼光、自身以外の頼光四天王、酒呑童子で合計七人)であり、半ば並行世界と化していた平安京の状況から、抑止力によって天覧武者に選出されていた可能性が高い。