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概要

Fate/Grand Order第2部に登場する主人公たちの拠点。

『ノウム』はラテン語で『新』を意味し、またの名を「彷徨海カルデアベース」。作中ではカルデアベースの呼称の方が多く使われている。

第2部では冒頭に地球侵略が行われ、その一環として全土を「人理漂白」が襲い、七つの異聞帯が出現した。しかし「彷徨海」は漂白を免れており、ここに建設されている。


初登場は第2部3章「人智統合真国シン」。

シオン・エルトナム・ソカリスがエントランス一帯を借り受ける形で、旧カルデアの生き残り達と合流後、契約サーヴァントであるキャプテンに依頼して改装させ、完成させた「白紙化地球解決プロジェクト」の本格的な前線基地である。


シオンの計画では本来ならば2部1章終了後にシャドウ・ボーダーを招待してカルデア陣営を即招き入れるつもりで通信を入れたのだが、送迎のための人物を虚数空間へ向かわせるも正体不明を理由に怪しまれたため、カルデア陣営との邂逅が2部3章まで遅れることとなった。

マイルームなどの内装は旧カルデアを極力再現させており、豊富な魔力や電力が供給されているため、旧カルデアから持ち出した守護英霊召喚システム「フェイト」も問題なく機能している。


また、旧カルデア時代にダ・ヴィンチちゃんが機転を利かせ、人理修復後に魔術協会から言い渡されたサーヴァント退去命令を、契約破棄ではなく契約一時凍結という形で行っていた。

更に1年という長い期間をかけて当時のサーヴァント1人1人の状態を霊基グラフへと丁寧・正確に記録していたおかげで、サーヴァントたちは旧カルデア時代の記憶を持ったまま顕現することができるようになっている。


ただし旧施設に比べると、ノウム・カルデア建造時点ではまだ霊基グラフが安定したサーヴァントでなければ顕現できないとのこと。いずれ可能な限り顕現させて旧カルデア同様に待機させておくつもりらしい。

また旧施設のような各自サーヴァントへ一室ずつ充てがう程のスペースは無い為、殆どの面子は常時現界している訳ではなく、そうでない者も主にシミュレーター内を行動拠点としている模様(今のところ弊害はないものの、現実のものを持ち込めないという欠点がある)。


メンバー

藤丸立香

本作の主人公。人理保障機関カルデア唯一のマスター


マシュ・キリエライト

藤丸立香と本契約しているデミ・サーヴァント。


レオナルド・ダ・ヴィンチ

カルデアの技術顧問である天才サーヴァント。以前の「レオナルド・ダ・ヴィンチ」のバックアップとして造られた劣化コピーのような存在。


フォウ

戦わずして打倒された獣。現在は力の多くを失っているが、知性は順調に再成長中。

相変わらず主人公たちに付きまとっている一同のマスコット的存在。


シャーロック・ホームズ

カルデアの経営顧問を仰せつかっているルーラークラスのサーヴァント。


ゴルドルフ・ムジーク

旧カルデア崩壊直前に就任した新所長。ノウム・カルデアでも所長を自任している。

口は悪いが結構憎めないところがある。また色々と経験豊富で小技が効くため、意外と役立つ場面が多い。


ジングル・アベル・ムニエル

旧カルデアオペレーターの一人。小心者でオタク趣味。

一同の中では最も一般人的な感性を持っており、大人としての立場から主人公たちを見守っている。


シルビア

旧カルデアスタッフの一人。劇中ではモブスタッフとして扱われていたがアニメで名前が判明。


トマリンカワタ

旧カルデアスタッフの一人。オペレーターを務める。


オクタヴィア

旧カルデアスタッフの一人。ダ・ヴィンチの助手。


チン

旧カルデアスタッフの一人。車両整備を請け負う。


カヤン

旧カルデアスタッフの一人。兵器整備・設計を行う。


セレシェイラ・エルロン

旧カルデアスタッフの一人。記録書記を担当。

ある章では意外な形で関わってくる。


マーカス

旧カルデアスタッフの一人。霊子工学整備を任されている。


なおアニメと統合すると、トマリン〜マーカスの6人のうち1人がシルビア(の姓)と思われる。


シオン・エルトナム・ソカリス

本来は彷徨海と対立するアトラス院の中枢メンバーだが、地球の滅びを食い止めるべく、彷徨海へ身を寄せ、「白紙化地球解決プロジェクト」の責任者としてカルデア一行に協力する。

立場的には施設管理者と言えるもの。


キャプテン

シオンが召喚した幻霊サーヴァント。優れた工作能力でノウム・カルデアやシャドウ・ボーダーの改修・整備を一手に引き受けている便利屋。


内装

中央管制室

シオン

ノウム・カルデアの中核部。カルデア一行到着前からシオンによって3ヶ月不眠不休で組み立てられた、彼女の最高傑作。


内装や規模は旧カルデアのものとほぼ同一であり、演算システムには霊子演算装置「トリスメギストス」の姉妹機である霊子演算装置「トリスメギストスII」が設置されている(名称の「II」部分はストーリー次第でたびたび省略される)。

流石に設備部分以外の床材までは敷かれていないほか、地球環境モデル「カルデアス」が無いため、妙に中央の空間が空いている。


エジプトを根拠とするアトラス院による技術の産物だが、異聞帯の場所を説明する際に使用した世界地図は、太平洋を中心にした構図のものである。そのため、最大の異聞帯である大西洋のギリシャ異聞帯の位置表示がバッサリと両端に分断されている。


更にシオンの調整により、カルデアス及びレンズ・シバの代用品にトリスメギストスとペーパームーンを用いる事で、人理漂白以前の時間で発生した特異点へのみレイシフトも可能となった(=異聞帯には介入できない)。

以前ほどの「存在証明」は行えない為、脅威度が低く現代からそれほど離れていない特異点にしか転移は出来ない様だが、"向こうから招かれた"場合は別であり、人理の奪還のために少なくない影響力を与えたこともある。

メインストーリーの性質上、このレイシフトはイベントシナリオで使用されることになる。したがって、2019年からのイベントは第2部の時系列としてストーリーを組むことが可能になった。


その他

  • マイルーム

主人公の新たなプライベート空間。内装は旧カルデアのものを再現しており、その差異は間違い探しレベル。当然レイアウトも準じており、正立方体に近い空間に、ベッドとシャワーとトイレと通信用モニターのみという簡素な作りもそのまま。空間自体も6〜10畳ほどの広さで変わりないようだ。


  • 廊下

ノウム・カルデアの往来の場。旧カルデアのそれはチューブ状で曲線的なデザインだったが、こちらでは角ばった普通の廊下。


  • 食堂

旧カルデアのそれは廊下の一角を切り取って改装したものだったが、こちらでは最初から食堂として機能するように一から設計された。こちらも四角空間となっており、中央を飲食スペースとし、4面ある壁の二面が窓口となり、その向こう側が厨房となっている。そのため厨房はL字型の間取となっている。


  • ドック

彷徨海の玄関口とも言える港施設。本来はただの洞窟同然だったのだが、シオン達によって増設された。シャドウボーダーの格納・整備区画としても機能している他、出撃時はここから出発する。

ちなみに侵入される可能性を考慮してか、海中にゲートがある。


紫式部がノウム・カルデアで召喚された時に、倉庫エリアの未使用スペースに空間を歪めて作られた巨大な地下図書館。彼女の能力によってデータベース内にある伝記などを書物化しているため、あらゆる書物が実物の本として図書館に収められている。

また奥には紫式部の私室があり、データベース内にあったルルハワのホテルの一室を再現している。


関連タグ

彷徨海 人理継続保障機関フィニス・カルデア 虚数潜航艇シャドウ・ボーダー





















非霊長生存圏ツングースカ・サンクチュアリで判明した事だが、実はシオンは「アトラスの契約書」の"八枚目"を新たに発行する暴挙を行い、それと引き換えに地球白紙化後の1年間を期限として敷地を間借りさせてもらっていた。

そして期限切れが迫った為、石扉の奥に引き篭もっている魔術師達から督促の通信を受けたが、シオンは契約内容を中断、修正することなく続行。


すぐ後にコヤンスカヤとの決着が付いた直後、それまで悠長にしていた異星の神本人が突如として襲来し、その圧倒的な力によって「バルトアンデルス島」諸共、本カルデアは再び壊滅する顛末を迎えた。


しかし、既にシオンが「トリスメギストスII」から「その日必ずカルデアは滅びる」という演算結果を受けていた為、一行は旧施設より遥かに迅速な避難・施設移設を行う事が出来、結果人員や主要システムには一切被害が出ることなく脱出に成功。

彷徨海の面々もその性質上、島の破壊が組織の被害に繋がらず、出てきた約一名が去りゆくシオンを見送った。


向こうの慢心もあって包囲網から逃れたカルデア一行は「確定した滅亡の運命」を「形式上最低限の形」で切り抜け、ストーム・ボーダーを4つ目の拠点とした最後のミッションへの準備を始めるのだった。

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