概要
『死徒二十七祖』の第十位こと「ネロ・カオス」の名は、聖堂教会が名付けた識別名・通称であり、元は「フォアブロ・ロワイン」という彷徨海所属の魔術師だった。
ただ、本人はこの通名が気に入っているのか、それとも現在の自分がフォアブロから乖離しているためか作中では自らネロ・カオスと名乗っている。
死徒二十七祖という枠組みがないFateシリーズでは、タタリならざるズェピア同様、本名のまま古巣で魔術師としての研鑽を積んでいる模様。
シオン・ソカリスによると西暦1,000年頃に時計塔から弟子入りした魔術師がいるとの事なので、彼の月姫での年齢を逆算すると元々は時計塔の魔術師であった可能性がある。
異なる世界線同様、律義な性格をしており、彷徨海を去るシオンに直接顔を見せて別れの挨拶をし、偶然資格を得た彼女を彷徨海に勧誘するも辞退された。
別れ際にはシオンを冥界の鳥と呼ぶなど、ズェピア同様、月姫世界の自分達を把握しているような言動が見られたが、具体的な詳細は不明。