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ゴルドルフ・ムジーク

ごるどるふむじーく

「Fate/GrandOrder」の第二部より登場するカルデアの新所長。
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概要

Fate/GrandOrder』第2部に登場する魔術師のひとり。

「グランドオーダー」によって所長を務めていたオルガマリー・アニムスフィアの殉職に伴い、「天文科のアニムスフィア家」の庇護を失って時計塔の魔術師達にバラバラに食い散らかされそうになっていた「人理継続保障機関フィニス・カルデア」を私財を叩いてすべて買い取り、新所長となる。

カルデアをまるごと買い取った理由は、ありのままの組織形態を手に入れるため。組織とは人体に相当するというのが彼の考えであり、時計塔の者は自分の部署に還元できる技術だけ求めるが、それはまるで人体で言うなら臓器をバラバラにして持っていくような行為に等しく、そういう時計塔側の考えをとても嫌っていた。

しかし完全な引き継ぎを終える前の2017年12月31日、カルデアは彼の協力者だった筈のコヤンスカヤ率いる謎の勢力による攻撃を受け、連れてきた私設部隊『フラッシュ・フォー』も全滅。
彼自身も殺されそうになっていたところを主人公たちに救出され、僅かな生き残りたちと共にカルデアを脱出した。

人物

尊大で小心者、尚且つ自己顕示欲が強い性格。危機に陥ると悲観的な事しか言わない典型的な小物。
しかし大切な仲間を失った上にカルデア完全崩壊を目の当たりにして取り乱すマシュを遠回しに気遣う、魔術師でありながらサーヴァントであるダ・ヴィンチちゃんの消滅を「殉職」と形容するなど、前所長同様外道にはなれない人物な模様。

自分が嫌われ者であること、そして役立たずであることを誰よりも自覚しており、殺されそうになって通信越しで思わず「誰かに愛されたかった、認めてもらいたかった」と己の心中を吐露していた。それはかつて主人公たちが助けられなかった彼女が叫んでいた最期の言葉でもあり、それを通信越しに聞いていた主人公たちは二度も同じ悲劇を繰り返したくないと、多大なリスクを負いながらも彼を救出した。

口では家名の高貴さを謳って頂点であることに固執しているが、本音では歴史ある家名に恥じない功績さえ遺せれば二番手でも三番手でも満足できるとも考えている。

基本的には保守に走るものの、いざとなれば腹もくくる根性、一般的な魔術師よりは弱者の目線に沿った良識的な倫理観を持つ。また、現場に出ている主人公やマシュの立場に立ってその心情を自分の事のように等身大に理解することができる。

高慢な態度の裏に人の好さを垣間見せており、根本的に素直な性分。堂々と殺戮猟兵を率いているコヤンスカヤの様子を見ても、マシュから真相を知らされるまで「敵に捕まった」と勘違いする様子が見られた。
自分の知識が明らかに警報を鳴らしていても人に諭されると「この場所ではそういう作法」だと思い込んで大騒ぎを引き起こしてしまったことも。

さらに、生殺与奪が為されるままで疑問さえ持てない子供達に人生を諦めるなと喝を入れたり、自分らの事情で死なせた者たちを悼んだり、スパルタクスの圧制者センサーが白判定を降すあたり、彼の善性における筋金の入り様が伺える。新年イベントでもこの人の好さが巡り巡って事態解決に導いたほど。
一般的な魔術師の倫理観では消耗品扱いのホムンクルスに対しても、冥途の土産に予てから行きたがっていた慰安旅行をプレゼントしたり、主人公に対して「生きて帰って来い(=生きれいれば逆転の芽はある)」を一義に命令するあたり、「命」に対する考え方は我々と同質と思われる。

容姿のイメージや、作中でもカルデア職員からおっさんと呼ばれているため勘違いされがちだが、2部開始時点で28歳の美青年(自称)であり、2019年の新年イベントで29歳になっている事が語られている。

能力

錬金術の名門「ムジーク家」の現当主ではあるが、魔術師達の頂点である時計塔では目立った実績もなく、平凡な魔術師とされている。
なお名門家の当主ではあるが、カルデア買収にほぼ全財産を使い、そのカルデアが世界ごと破壊されてしまったため、事実上の無一文であり財政的な力はゼロである。

研究者や戦闘部隊のトップにはあまり向いていない人間ではあるが、その一方で社長・経営者としてなら決して悪くはない素質の持ち主であり、カルデアの分割買収を防いだ際に語った理念にもその一端が表れている。

実際、言動こそ横柄だがダ・ヴィンチちゃん曰く「能力以上の仕事を相手に強制しない」人物で、部下に対する叱責は無茶への心配、要求は能力への信頼の裏返しであることが伺える。
また、寂れた旅館の経営状態を、帳簿や経済面から調べ上げて適切な評価を導き出すなど、経理能力の高さも披露している。

前線に出る主人公やマシュとの距離がシャドウ・ボーダーから離れた時に備えて、魔術礼装式のドローンをシャドウ・ボーダーの車中で開発するよう指示したのも彼である。そのため、通信距離の問題解決が大きく前進することになった。


自らを襲った異常事態の中で、事態は理解できずとも現実を冷静に受け止めていた他、サーヴァント並の強さを持つ殺戮猟兵複数を相手に主人公たちが駆けつけるまで逃げの一手に徹して持ちこたえるなど、魔術師としても決して無力というわけではない。

戦闘面では「鉄の拳(ゴッフパンチ)」と呼ばれる魔術を使うようで、殺戮猟兵に対抗したのもこの魔術。詳細は不明だが、おそらくは下記の血縁者が使っていた、錬金術で腕の組成を金属に組み替える魔術「変成鉄腕」と同じようなものであろう。


趣味のカーレースではスポンサー、ドライバー、チーム戦略全てを担い「不死鳥のムジーク」と呼ばれていたと豪語しており、本来2人以上でやる模擬運転を1人でこなしたり実際に危機的状況においてホームズが絶賛する程の凄まじいドライブテクニックを持つ。
二部1章では自らシャドウボーダーの操縦桿を握って活躍した他、二部4章では絶体絶命のピンチにシャドウボーダーで大立ち回りをやってのけ、マシュからも称賛されている。

数々の経験談と二つ名を鑑みるに、常人ならば死んでしまうような事態に幾度も陥り、それらを悉く生き延びてきたバイタリティと強運の持ち主である事が伺える。当人曰くどんな悪条件でもゴールしたことが由来だとか。無論、裏を返せばそれだけ事故率が高いということの表れとも言えるのだが。

事実、主人公と同量の毒を摂取したにもかかわらず、マシュの加護がなければ主人公は1時間弱で死ぬ所を、彼は約10日持ちこたえられると診断され、消化器不全による衰弱と栄養失調で昏睡した状態からでも、ブドウ糖注射だけでとりあえずの活力だけは取り戻す等、『不死鳥』の字名に相応しいしぶとさを示した。

また、大食いかつ美食家で、食糧事情に問題がある時にも関わらず卵を大量に消費したりという問題行動があったが、遭難経験も豊富な為か食に関するサバイバル知識は豊富。

ふぁてご #126


かつて体得した有毒生物の肉を的確に毒抜きする錬金術を使い、食糧確保に困ったカルデアスタッフ達の飢餓を防ぐというありがたくも悲しい活躍をしている。また如何なる肉も美味しく調理できる(具体的には霜降りレベルになるらしい)ニッチな錬金術も開発したとか。キャメロットに来い

カドックへの尋問でクリプターなどの情報を聞き出す際も、普通の魔術師なら、暗示などの魔術や自白剤を使って尋問をするはずだが、彼が提案した尋問法は美味しいご飯で相手を懐柔するというとても魔術師とは思えない微笑ましい内容だった。

ノウム・カルデア建設後レイシフトが限定的に可能となった際、シオンからなんとレイシフト適性がありしかも良好であると知らされる。

人間関係

ゴルドルフにカルデア買収を勧めた女性。彼の秘書のように振る舞っていたが、実際は「NFFサービス」と言われるロシア系組織の人物。
ゴルドルフ自身はがめつさに苦言を呈しながらも強く信頼していたが、彼女からは単なる金ヅル兼カルデア無力化のダシにしか思われておらず、侵略の開始と共に裏切られ殺されかけてしまった。

更に思い出として持たされてた彼女の品によって、新拠点ノウム・カルデアへの侵入も許してしまい、毒を盛られた結果、異聞帯由来の解毒剤を投与しなければ確実に死ぬ状況へ追い込まれるなど、散々な仕打ちを受けている。

カルデア買収時は魔術素養のない素人として見下し他に飛ばす筈だったが、結果的に運命共同体な関係になってしまった。
ロシアでの戦いの中で、世界を救ったという事実とその在り方を信じる気になり、図太くも真っすぐな彼/彼女を認め始める。

シャドウ・ボーダーの参謀兼影のリーダー。新カルデアの経営顧問にも任命されている。
実質良いように言い包められているが、ゴルドルフ自身も何だかんだでホームズを頼ったり、ホームズもゴルドルフの意見に理があれば素直に従うなど、極限状況の中でわりと良好な関係を築いている。

中々人に懐かないフォウだが、割と善良で美味いものも分けてくれるゴルドルフには懐いているらしい。また、報復では済まない事をコヤンスカヤに仕掛けられたという点も共通。

当初はカルデア壊滅の引き金となった事から、ゴルドルフに対してあまり良い印象を持っていなかった。しかし以降はなんだかんだで仲良くしているらしい。
礼装でもコンビを組んでいる。

Fate/Apocrypha』に登場した同じ姓を持つ、容姿・人物像などがよく似た人物。
ゴルドルフはマテリアルやアニメエピローグに出ていた彼の息子なのではないかという説が登場早々に有力視されており、後に本人も「不屈のゴルド」という父親がいることを明らかにした事で実質確定となった。

自身はユグドミレニア姓を名乗っていないため、この世界ではムジーク家がユグドミレニアに吸収されなかった、あるいは「Fake」本編で示唆されたようにユグドミレニアという家柄自体が衰退してしまったものと思われる。

実家で自らの教育係を担っていた存在。内容はスパルタだったらしく、良くも悪くも正直な性根や、大抵の事は一人でこなせるスキルもそうして身についた模様。
作中、人ではなくても人と同じ姿形をした存在との別れについて実感を持って語っていたことから、別の世界同様、家族としての情はあったようだ。

使用人のホムンクルス達とも「機能停止前にハワイに行きたい」という最後の主張を全員分叶えてあげるぐらいには仲が良かった模様。

3章以降から少しづつ主人公達の元に戻ってきた、以前の記憶を有する英霊たち。
だいぶ善良な地が出てきている事もあり、皆嫌悪する様子はなく普通に受け入れている模様。

上記の通り、あのスパルタクスから「圧制者のようで圧政経験のないもの」という白判定をもらっている。
中国異聞帯にて増援として召喚した際、『明日を勝ち取らんと戦う者は、敵対者とどう向き合うべきか』という『叛逆問答』を交わす。また、ゴルドルフ自身の口から『逆境の打開者として憧れたことがある』と、意外だが言われてみればな接点が明かされた。

カーマが起こした事件で堕落という名の洗脳その他諸々を食らったために、カーマやこの事件に関係した要素を想起するだけで身震いするほどのトラウマを刻み込まれた。

優れた騎乗スキル・鬱屈した承認欲求・図に乗るほどズッコケる虚栄心マシマシのチキン属性・腹さえくくれば輝く火事場の馬鹿力など、外見以外で共通点が多く、ファンの間で度々比較される。

ついにその目で見てしまった姉を名乗る不審者。その狂人っぷりを見て「頭のネジが一本残らず吹っ飛んでんじゃないのかね!?」というド正論をぶちかました

余談

担当声優は父と同じ大川透氏ではないかと言われてるが、第2部3章終了時点では不明。
ファンからはオルガマリーとの差別化として、主に「新所長」と呼ばれている。

初登場時での第一印象では金の力で後釜を狙った、腹黒で無能なボンボン……的なイメージを少なくない人数のマスターが抱いたと思われる。

その後ストーリーが進み彼の人物像が明らかになるにつれ、その評価は右肩上がりし、現在では「適度に無能で軟弱、適度に有能で柔軟、魔術師思考と一般人思考の絶妙な狭間でボケもツッコミもこなす」というのが各コミュニティサイトでの総評。
また、他者からの説得や進言を受け入れたり、自らの恥部や失敗談を惜しげもなく語る事ができるという点も評価が高い。

そのため彼をFGO二部におけるヒロイン扱いするユーザーもチラホラ。
最近では某漫画に登場していた「世界で一番かっこいい無能と呼ばれる人」を連想する人もいるとかいないとか。

関連タグ

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