ピクシブ百科事典

目次[非表示]

私は与えられた物を全て使って必ず勝利する。

プロフィール

身長187cm
体重74kg?
出身地イギリス
特技占星術、天体魔術、高速詠唱
好きなものウォーキング、フェンシング、ベーキング
嫌いなもの事前調査不足による失敗、厚ぼったい服装、酒類
イラストこやまひろかず
CV斉藤壮馬


概要

Fate/Grand Order』第2部「Cosmos in the Lostbelt」に登場する特選Aチーム「クリプター」のひとり。
第二部第五シナリオ「神代巨神海洋アトランティス」「星間都市山脈オリュンポス」に登場。PVの時点では都市を背景に玉座に座る姿が公表されていた。

金髪ロング細剣にも見える杖、白い装備が特徴の中性的美青年
家柄も魔術回路も千年単位続く名門ヴォーダイム家の出身であり、マリスビリー・アニムスフィアの弟子。
時計塔天体科主席でもあり総合力はチーム最高の魔術師で、オルガマリー以上にアニムスフィアのロードにふさわしいと称された能力の持ち主。


魔術王の目標だった「人による人理焼却」とは異なり、彼は「神による人理編纂」を目標としている。その根拠として「人は古来より神は星であり自然の摂理と認識していたことから、惑星の運営に神を見出したが、やがて神々を扱いきれなくなり、その可能性を取りこぼした」と説明している。
現に、彼の手には既に人が神を使いこなすための用意があるとし、「完全なる神代にして、弱い人間を廃する栄光の歴史であり、人の意識がどれほど沸騰しようと覆らない世界という、一部の欠損も欠片もない生存圏」を作り上げようとしている。

第2部第1シナリオ「永久凍土帝国アナスタシア」では、自らが担当する大西洋ギリシャの異聞帯から通信を介してクリプター同士の定例会議を開催し、最大の障害であったカルデアの対処についても意見を交わした。

最初から武力による殲滅を試みた場合、駐在しているサーヴァント達に食い止められ、その間にレイシフトで対処される可能性が考えられたため、内部へ潜入し上層部の立場からカルデアを無力化させる必要があったと自らの見解を述べた。

レイシフトによる過去修正は自分達でも防げない唯一の弱点でもあったため、その封殺を優先させたのである(後にレイシフトは復活したが、旧カルデアのものより大幅に性能が落ちてしまい、人理漂白の解決には使えなくなった)。
コヤンスカヤを向かわせた張本人もキリシュタリアのようで、具体的なプランは彼女に任せていたとの事。

受け持っているエリアは、7つの異聞帯の中でも破格の規模を持つ人理を有しており、定例会議ではベリルから「俺たちは束になってもキリシュタリアには及ばない」「この競争は出来レース状態だ」等と言われている。

ただ、シナリオ上の展開としては、リーダーである彼が果たしてそのままクリプターの中で最終関門となるのかと言われれば、彼の後にベリルやデイビットの本格登場シナリオが控えているため、当然の如くこれを疑問視する声は当初からあった。

とはいえ、全七章作品でも五章ボスが黒幕の大ボスだった、という前例が型月にはあるため、五章ボスだからといって油断は出来ないという意見も最初期から存在。

第5章では、異星の神を地上に降ろすための最終計画に着手を始めた。この時、目的が達せられれば「私が最後の人類になるだろう」という意味深な一言を口にしている。

人物

天才がごく普通レベルの存在として認識され、その中でもさらに頭角を現せば「世界を変える」才能を持つことを意味する時計塔

ある日のこと



そこでの彼は、貴族主義派の上流貴族でありながら、民主主義派からも中立派からも等しく期待され、衰弱していく世界の「魔術基盤」の立て直しが可能とまで言われ、仮にカルデアに所属しなければ時計塔に新しい13番目の学科を作っていた可能性にも言及されていたという、全てに突出した正真正銘の天才。特に魔術における不屈の天才である。

天才といえばデイビット・ゼム・ヴォイドが挙げられるが、そちらは不可能なことを実行できる部類であるのに対し、キリシュタリアは可能なことを確実に行う部類。着実な性質である分、集団のリーダーとしても相応しい。理にかなった未来像というものが彼の行動原理になっている。一方、合理的である性格が選民思想に偏り過ぎているという方向へ発揮されている側面も。

魔術師の家系では「父」とは絶対の存在であり、そういう前時代の魔術師を相手にしてさえ正面から決しておびえず発言することができた。ゴルドルフに言わせると、優れた魔術回路ゆえ「誰にも負けた事がない」類の自信らしい。
まるで神に選ばれた者のごとく、若くして尊大にして理想家であり、冷酷・冷静でありつつ人情派という、まるで王のような振る舞いをしていた。成績も言うまでもなく時計塔の多数の分野でトップレコードを維持。

また、慢心・油断が目立ったエピソードもなく、むしろ妥協することに拒否感を持ち、どのような時も全力で事に当たる。だからといって努力家というわけでもなく、少なくともカルデアではごく普通の生活をしていたと記録されている。

リーダーらしく常に堂々としており尚且つ基本的には寛大で、自分の能力の低さが悩みの種になっているカドックにもクリプターとしての期待をし、自由気ままにふるまうベリルのいい加減さや皮肉にも怒ることなく一理あると言っている。

クリプターのまとめ役としては、かなり公私を分別しているようであり、仕事に無用となる情報と判断すれば、それが異聞帯陥落のような大きな出来事であっても他のメンバーにいたずらに伝えないなどの一面が見られる。一方、他のメンバーの見ていないところで率直な感想を言うなどの点から、ドライというわけでもないらしい。

後述するように異常な能力を持ちながらも、オフェリアの魔眼やデイビットの直感のような突出した能力も強さのうちに考慮し、決して自分の強さを誇張することはなく、他者が自分よりも優れている部分を素直に認めている。
サーヴァントに対しても、生前の事情で女性の身体でありながら性自認が男性である後述のカイニスに対しても「彼」とちゃんと男性扱いするなど決して配慮が出来ない性格ではない様子。

異聞帯内でのエピソードにおいては、ゼウスの指示も含めて彼がオリュンポス・アトランティスの両方に目を光らせているのだが、指示を下す際に用いる通信回線には通常のものと秘匿用のものがある。これは、たとえば(実質的な衛星兵器の)アルテミスの使用に関して、命令系統はゼウスから指定した部下へ伝わる所を、オリュンポス側からハッキングされて使用権を横取りされる恐れを考えてのことである。自身がその場を空ける時のことまで手を回しているようだ。

また、今は亡き師マリスビリー・アニムスフィアに対し「貴方が出来なかったことをやってみせる」と語っており、かなり強い目的意識をうかがわせる。
カイニス曰く、それは理想どころではなく執念・野望の類であり、そんな人間に負けた自分がまだマシと思えるほどの人の身に余る欲望だとのこと。

ちなみに2部5章前編において、「私はあと2回しか戦わない」という宣言を行ったことがカイニスにより明かされており、直接の戦闘を3度以上行うような状況にならないよう丁寧に立ち回っている事に関しても意味ありげだった。

"唯一蘇るはずだった青年"の優しさ

彼の特筆すべき点は他者の可能性を信じる性格である。
異星の神は本来キリシュタリアだけを復活させて計画を実行しようとしていたが、他の6人を切り捨てることを拒んだ彼は「自分以外のAチームも復活させてほしい」と懇願した。
それは他の6人の死を悲しんだわけでも憐れんだわけでもなく、ただ他の6人が自分を上回る可能性、つまり一人一人の価値を信じた揺るぎの無い人間性の光だった。

Nous voulons faire la lumière



異星の神は困惑するもののそれを承諾し、そのための対価を支払えない6人に代わりキリシュタリアへ要求した。その内容は自身が一度味わった「世界の終わり」と戦うような行為であり、自らの能力をもってして瀕死になるほどの紛れもない地獄。
その世界を止めるほどの苦痛と労力をあと6度耐えなければならないという要求だったが、彼は「それが人間に出来ることであれば」と快諾した。具体的に言えば、カルデア一行たちの人理修復の旅を夢の中でシミュレートすることである。

そのことに対して彼は他の6人に伝えて誇るでもなく、他の6人を見下すわけでもなく、自分以外の誰かが使命を果たせるならそれでも構わないと考えている。上記の理由により、他の6人を蘇生させたのは彼にとって「マイナスのない試み」であり、見下したり他の6人の上に立とうとしないのもそのため。

キリシュタリア・ヴォーダイム



オフェリアがキリシュタリアに心酔するようになったのは、彼と異星の神の一連のやり取りを魔眼で見た為。これによって、死んだはずの自分達が生きている理由を知り、そんな彼に恋慕の器を感じたからである(最もコフィンでの回想シーンを見る限り、それ以前から一定の感情は持っていたようだ)。

一方でナポレオンからは「誰かを導くことはできても救う事はできない者」と評されており、イスカンダルから「臣下を救う事はしても導くことはしなかった」と言われたアルトリアとはある意味真逆の存在なのかもしれない。


その目的は、人類を神という存在に昇格させることで、正解を選べず失敗する人間としての種の弱さを克服しようとする計画。マリスビリーが「机上の空論」だったものであり、カイニスに野望の類とまで言われるのも道理たるものだったと言えよう。
第2章序章で発言していた「どれだけ意識が沸騰しても覆らない完全な生存権を築き上げる」という宣言にも合致する。

ただしこの計画に自分自身は含まれておらず、術式を組み上げる自分自身は、術式の中心人物なので変化の影響を受けることができない。「私が最後の人類になる」という上記の発言の意味するところは、自分だけが人間として昇格から取り残されることであった。

能力

どのような方法での勝負かは長く不明だったが、神霊と1対1で決闘して勝ったというほどの飛びぬけた実力を持っている。

そうして直属としたサーヴァントは3体で、いずれも神霊だという尋常ではない面子。そして、直属のサーヴァントからは彼自身が「神」という扱いをされている。

冠位指定/人理保障天球(グランドオーダー/アニマ・アニムスフィア)

とあるエピソードでは、単独で数騎のサーヴァントを相手に赤子の手をひねるように壊滅させるという、魔術師としてはありえないスペックを披露した。

【FGO】キリシュタリア



通常、魔術師はサーヴァントに勝てる道理に乏しく、これは単純な戦闘力の問題もあるが、サーヴァントは霊体であるため物理攻撃が効かず、また神秘はより強力な神秘の前に無効化されるという法則がある為。
アルトリアなどの鎧に傷をつけるだけでも"魔法"や"神域に棲む幻想種"レベルの神秘が必要とされるためであり、過去に人の身でサーヴァントを下している例外たちも、同等の神秘の力を借りた上で辛勝という範疇を出ていない。

時計塔時代にそのような魔力があることを知れれば封印指定は確実。その魔術とは、神代よりもさらに古い、そして占星術のもととなった、かつて宇宙に魔力が満ちていた時代の「理想魔術」。

魔術はかつて「宇宙から力を授かっていた」もので、その中でも宇宙を運営する法則を行使した。
具体的には人為的に惑星を直列にして、並んだ惑星を巨大な魔術回路として使うという、人類史上最も大きな魔術回路といえる。
その名も「惑星轟」であり、実際に目撃した者によると隕石が落下してきたという。

-Grand Order- Anima Animusphere



しかし時計塔時代に封印指定されていたわけではなく、少なくともカルデアに所属する前は行使できなかったのだが、むしろ行使できる状況を作り上げるようカルデアに所属したのではないかと予測されている。
ギリシャの宇宙観とアニムスフィアの魔術理論の相性も良いため、ギリシャ異聞帯が神代の世界になればなるほどその魔術は神の領域に近づき、そして凌駕する

それでも、地球白紙化&異聞帯出現という「最初の1手」を打つ力が当時のキリシュタリアにあるはずもなく、異星の神による用意があったのではないかといわれる。時計塔時代なら「天才ではあるものの、その魔術は机上の空論である」という理由でなんら警戒されなかったものだが、この1手で現実のものとなった。
さらに言えば、異星の神にとって最も都合のいい人間がキリシュタリアであり、したがって当初彼だけを蘇生させたのも、他のクリプターに対して蘇るかどうかを問いつつ無関心だったのも道理。

ちなみにスキル名は『天は巡らず』と『地は動かず』は天動説地動説が元ネタになっており、スキル名も天動説の否定(=神代の否定?)から地動説の否定(=汎人類史の否定?)を匂わすネーミングとなっている。

キリシュタリアはこの技でカイニスはおろかゼウスすらも撃破している。
とはいえ、この技は発動すればこそ非常に強大であるが、性質上連発が非常に難しいと言う欠点がある。
カイニスやゼウスに勝利したのも「開幕で発動させる」形に持っていったキリシュタリアの作戦勝ちの要素があった。
主人公と戦った際も何らかの方法でしのがれれば危なかったようで、キリシュタリア自身も「主人公と自身の戦力差はそうない」ことを自認している。

関連人物

異星の神

  • 自らを爆破テロによる致命傷から再生させた謎の存在。異星の神は彼を再生させ尖兵の一人としている。
  • しかし当の本人は異星の神と思惑が揃っていなかったり警戒していたりと忠実には従っていない。それどころかペペに「キリシュタリアと異星の神の最終目標は異なる」ことが明かされた。
  • 本人としても、この誰も正体を知らない存在に人類の歴史を委ねるつもりは全くない様子。曰く、異星の神に対する交信手段がまったくないうえ、異星の巫女も何も喋らないため、意思疎通を図る手段がないとのこと。

カイニス
  • 一騎打ちで撃破して使役することになったサーヴァントで、特使として各地に派遣するほどその能力を買っている。カイニスは戦士という立場を望んだうえ、オリュンポスに配属されることを嫌っているため、アトランティスの前線に配備させている。
  • ただ、カイニスとの間には奇妙な信頼関係があるらしく、カイニス自身(本人曰く)ある程度抑えた不遜な対応を取りつつもその対応の由来はキリシュタリアの性質を理解した上でであり、オデュッセウスからは不思議な間柄だと言われている。
  • なお、異聞帯での経験を通して影響を受けたのか、とキリシュタリアに問われた際に「オレをどうにかできるヤツなんざ、世界中探してもお——」と言いかけている。

ディオスクロイ
  • カイニスと同様に、キリシュタリアが使役することとなったサーヴァントで、カイニスとは違って「正しくオリュンポスに属する」し、忠誠心・戦闘力もこちらのほうが高い。カイニスが戦士ならこちらは副官であり、キリシュタリア-ゼウス間の思考共有を円滑にする役割を担い、主にオリュンポスを持ち場とする。
  • ただしキリシュタリア自身は、二人の忠誠が「ゼウスが認めた者」であって「キリシュタリアという人間」に対してでないことを察知しており、カイニスやゼウスのように信頼を向けていたわけではない。

ゼウス
  • 自らの盟友と呼んだ担当異聞帯の王。一度ゼウスと戦ったが、その際に自らの技でゼウスを下している。
  • その関係は最終的な目標の違いこそあれ盟友に間違いがないものであり、キリシュタリアとしてもゼウスが倒れた後、降臨した異星の神を排除するなどして、大西洋異聞帯を守り切った。

オフェリア・ファムルソローネ
  • 第2部2章時点において確認できる限り、自身と異星の神とのやりとりを唯一見たクリプター。「戦力において私を遥かに上回る優等生」と評価しており、自分とオフェリアの異聞帯が最後の二つとして残るのが理想だったようだ。北欧は1柱とはいえ旧神が残っており、新しい歴史を作り上げるに都合のよい「稀有かつ重要な異聞帯」。
  • 異聞帯同士の対決において完全勝利を目指していた彼は1人でも同志を必要としていたが、北欧を滅ぼしかねないスルトは残すよう助言をしていた。その真意は万が一の事態になった場合、スルトをクリプターの切り札にする為であった。
  • 彼女の死後は「彼女を過大評価して重責を押し付けてしまった」「君には、私が偉大な人物に見えていたかい?」と、周りに誰もいない時に独りごちている。

カドック・ゼムルプス
  • キリシュタリアへ羨望と嫉妬を向けるクリプター。彼はあらゆる面で過酷な異聞帯を担当することになり、恵まれたキリシュタリアの異聞帯へは届かないと思いつつもあがき続けていた。
  • キリシュタリアは、自身に抱くカドックの劣等感・苦手意識を理解しており、自身が激励を送るよりオフェリアが諭した言葉の方が効果があったのだろうと述懐している。また、カドックの担当する異聞帯を「強い歴史」と評した。

ベリル・ガット
  • 担当地域が恵まれ過ぎていることをよく皮肉交じりに茶化すベリルだが、それに対して一定の理解を示している。さらに快楽殺人者という要素も、キリシュタリアからすればそれらを含めて買っているという。曰く「自分を騙すのが得意な男だからイヤな仕事ほど真摯にやり遂げようとするだろう」とのこと。
  • 後に自分達にとっても不都合なイギリス異聞帯を自滅させる算段をベリルに依頼していた旨を明かす。事が済み、自分の元へと避難してきた彼を受け入れている。

芥ヒナコ
  • 冷静沈着な印象を持っている様子であり、異聞帯の王の対応に疲弊するさまを見た際に、芥がポーカーフェイスを保てなかったことに驚いていた。ちなみにキリシュタリア本人は、その王に対して関心を寄せているようで、一度直接話してみたいと考えている。

スカンジナビア・ペペロンチーノ
  • ペペは非常に親しかったオフェリアが落命した状況でも、ただ一人手向けはしつつも自分のペースを全く崩しておらず、その安定した精神力はキリシュタリアにとっても助けになっている。
  • 第5章前編の段階では、機能している空想樹がキリシュタリアの異聞帯のみになっており、(切除されたとされるベリルの空想樹はともかく)まだ何の報告もないデイビットの空想樹の姿が確認できないというイレギュラーな状態になっていた。それをキリシュタリアは定例会議で黙っているつもりだったが、ペペにはあっさりと見破られてしまい、観念した様子を見せていた。

デイビット・ゼム・ヴォイド
  • コミュニケーションは必要最低限に留める控えめな性格のひょうか一匹狼といった人物で、敵に容赦しない冷徹さを持つデイビットだが、同じく異常な力を持つ二人は神話談義をするくらいは仲が良かった。さらに、キリシュタリアは万が一自らが倒れた後を任せるのはデイビットというほどに実力を評価していた。

コヤンスカヤ
  • 異星の神陣営のアルターエゴの一騎だが、他のアルターエゴやクリプターをバカにして舐めきっている。例外なく言いがかりをつけられているものの、キリシュタリアは仕事を与える等寛容に接している。
  • しかし、コヤンスカヤのいない状況でオフェリアに対しての思いを述べていたりしていることから、寛容に接している態度とは裏腹に信用されていない。
  • 彼は異星の神そのものを信用していないのだが、コヤンスカヤについては「異星の神と上下関係を持たない立場であり、敵でも味方でもなく、ただし最後に排除すべき害獣」という認識である。

マリスビリー・アニムスフィア
  • かつての師父。時計塔の十二の君主の一人。キリシュタリア自身が「マリスビリーの一番弟子」とされる。
  • かつてマリスビリーが抱いていた何らかの企図を「机上の空論」と形容しながらも、キリシュタリアは自分がそれを現実のものとする事を心に誓っている。

主人公
  • 自分たちの代わりに人理修復を成し遂げたマスター。スペックこそ一般人に毛が生えた程度でありながらもこの功績を成し遂げた重さを彼はとある理由で知っており、デイビットからの報告と結びつけたことで内心期待を寄せるようになる。
  • のちに、そのいざという時に泥臭く何度でも立ち上がる雑草の如き強さを実際に体感した彼は、デイビットに並ぶ「自分以上の適任者」であることを認めるに至った。
  • 主人公の方は、あらゆる点で自身の上位互換である彼と、どこまで行っても「分不相応な代役」でしかない自分との差を実感し、それまでの展望にも若干変化が訪れる様になる。


オルガマリー・アニムスフィア
本編では関わりは描写されてないが、第2部後期opにてオルガマリーとすれ違った際に彼女の方を振り向いている事から何か思うところがあった模様。

余談

名前について

  • 語感からキリスト教の開祖『イエス・キリスト』と北欧神話の最高神『オーディン』が由来なのではないかと言われている。あるいはドイツ語のKirsch=桜の意とも言われる。
    • 事実2017年の年末アニメFGO MOONLIGHT/LOSTROOMでは Kirschtaria Wodime とスペルが判明している。Wodan=ヴォーダンも同じくドイツ語でのオーディンの呼称である。
    • これまでのストーリーにはキリスト教やオーディンに深く関係しているもしくは関係があると思われる人物が多数登場している。

後述の場面におけるカイニスの所感において「汎人類史の一代宗教であれば適切な比喩がある」と連想している場面があり、ライター側もあくまでこの世界観における物とはいえ一代宗教のイメージを窺わせている。

ユーザーからの印象の変化

初期段階では「名門家系出身の優秀な正統派魔術師」というFateラインにおける過去作品での
扱いを鑑み(ロード・エルメロイⅡ世の事件簿空の境界など他作品での設定の多様さから必ずしも低い扱いにはならないと予想するコアな層も居たが)、OP映像での悪役顔に誰も疑問を抱かなかった。しかしストーリーが進むにつれて彼の人となりが明かされるにつれ、ユーザーの多くが「そんな態度をとる風に見えない」と疑問を抱くようになり、OP製作スタッフに情報が行き届いていなかったのではないかという説すら出てくるようになる。

しかしオリュンポスにてさらにその真相が明かされたことによって、それを知ったユーザーたちは別の意味で彼はそういう顔をするかも…と大体意見が一致することに。

キャラクターデザイン担当のこやまひろかず氏のツイートに曰く、菌糸類の偉い人にデザイン当初から「かませにはならないから」と言われ続けており、それがキリシュタリアメインのサウンドトラックイラストにも繋がっていると言う。

人理修復への適性

ファミ通の公式インタビューでされた主人公の代わりにAチームの誰か1人が生き残った場合、誰が人理修復を成し遂げるか?という質問に対して個人で成し遂げられる可能性がある人物としてキリシュタリアとデイビットを挙げている。

このことからも見て取れるように2名は優れた能力を持つだけでなく、精神力も兼ね備えていることを証明した。

詳細は後述するが、彼は人理修復を間違いなく成し遂げ、またそれが厳しい道のりであることをある意味でカルデア以上に理解できている人物でもある。

ただし、汎人類史側として第2部の展開を迎えた場合、異聞帯攻略も半分程はクリア出来るとされているが、最終的には「クリプターである時点で勝てない」という意味深な回答がされた。
クリプターという名は人理漂白を企てる前の時点で師マリスビリーから付けられたものであり、クリプター自体が「異星の神によって蘇り異聞帯を拡張する存在」以上の何かであることを匂わせている。

林檎農家?

オリュンポス開幕直前キャンペーン


登場エピソードである5章の前編、後編共に開幕直前キャンペーンが行われている。
その両方共に彼が載ったバナーと共にAP回復アイテムである黄金の果実が配布される。黄金の果実は外観が林檎に似ているため、林檎農家のようだと一部のネット上の界隈では言う者も。
なお、担当の異聞帯の要素であるギリシャ神話においてはアタランテパリスのように黄金の林檎というのは割と英雄達に縁があるアイテムでもある。

担当声優

キリシュタリアはFateのライターである奈須きのこ氏のアバターでもある。
そのために、奈須きのこ氏がプレイヤーとして参加したTRPGレッドドラゴンにおける、奈須きのこ氏によるプレイヤースアローのCVであった斉藤壮馬を指名したということが九条ケント氏よりコメントされている。

関連イラスト

キリシュタリア
キリシュタリア・ヴォーダイム


Bane of the Gods
人類を信じたひと


【FGO】たからもの【2.5-2ネタバレ】
彼の星は、




関連タグ

Fate/GrandOrder Cosmos in the Lostbelt
人理継続保障機関フィニス・カルデア 異星の神
中性的 金髪 美形悪役 エース 天才 玉座 ダークヒーロー 理想の上司
セファール(Fate) 都市 繁栄 ギリシャ

浅倉透 詳しい理由はネタバレとなるが、美形で中身が天然のリーダーキャラという共通点を持つ。

クリプター

BackNext
スカンジナビア・ペペロンチーノキリシュタリア・ヴォーダイムベリル・ガット

























この先にはFate/Grand Order第2部5章後編「星間都市山脈オリュンポス」に関する重大なネタバレが含まれます。











彼の人生を変えたもの
彼は15歳の頃、当たり前に魔術師としての才能を持ち、美しいもののためにと邁進する少年だった。
路傍の浮浪者を見てもそこにありながら見ないことにしてるという程度には。

だが、春のある日の夜、暗殺者に襲撃された。それに気づけなかったのは父の手による、身内の襲撃だったため。
親が子を襲うという衝撃から、魔術師として再起不能同然の重傷を負ったまま逃げ延び、目覚めたカビ臭い場所にいたのは、今までの生活の中で見なかったことにしてきた浮浪者の少年だった。
最初は父の手による監禁かと思ったが、それは違った。浮浪者の少年が彼を助けていたからだ。

それからしばらくの間、キリシュタリアを「キレイ」だと言った少年と時間を過ごした。その間、少年が持っていたカビが生えたパンで生を繋いでいた。
襲撃者から生き延びることができたのは少年がなんらかの魔術師から流れてきた礼装を持ってたからだ。

そして数週間後、少年がカビの生えてない新鮮なパンを持ってきた。だが、少年はキリシュタリアにパンを渡すと同時に倒れた。少年が浮浪者でも生き延びることができた理由であった礼装をキリシュタリアに預けたまま、パンを盗みに行ったために存在がバレたからだ。
そのために暴行を受け致命傷を負いながらも、パンをキリシュタリアに渡し、生き絶えた。キリシュタリアのことを「キレイ」だと言いながら。

无题



この現実を前にキリシュタリアはそれまでの自分の愚かさと訣別した。少年に助けられる前に美しいものを求めるという自分の人生が何も理解してないもので、その少年が見せた真の人間の美しさ、それを求める人生へと変えた。


戦いの結末

私は、私の全能力を用いて、ギリシャ異聞帯をこの星の未来にする

彼の目標である「人類を神へ昇格させる」という計画は、それこそが彼にとっての神代の実現であり、同時にそれは言い方一つでギリシャ異聞帯の王たるゼウスや、自身を監視する異星の神からの疑いを晴らしつつもこれらの人物と相容れない目標を達成する手段でもある。

特に彼の場合、異星の神にとって唯一必要な人物と認識され、この神の定義においては唯一のクリプターであったがため、生存権を直接握られたことで、表立った反逆が不可能なばかりか面従腹背にも慎重に慎重を重ねる必要があった。
既に脱落したクリプターに対しても大令呪をそのまま残したり、「自分に情報を教えることはない、下手をすると自分が罰しなければならない」と警告していたが、これも異星の神の目から他のクリプターを守ることが目当てだった。

そこで、異星の神と交わした「空想樹を育てきる」という契約内容に着目し、「空想樹の中身に手を加えてはいけないとは言われていない」という盲点を突き、3体目のサーヴァントであるアトラスを空想樹内部に留置させる。これにより「空想樹は他の神による先約済み」という状況が完成し、アトラスをどかさないと異星の神は降臨不可能に。
本来マゼランと名付けられている空想樹が「アトラスの世界樹」と呼ばれているのはここに起因する。

同時に、この状況で魔術を起動させることにより、自分以外の全人類が神へと昇格していく術式が作動。完全に昇格が終われば、その時こそ汎人類史は塗り替えられ、キリシュタリアの目的は達成される状況下にあった。


しかし、彼の思惑とは方向性を決定的に異にする者が1人いた。水面下で協力関係にあったはずのベリル・ガットである。
ベリルもベリルで異星の神への対策を独自に行っていたのだが、両者の行動タイミングが重なったこと・ベリルの方法がオリュンポスの空想樹へ攻撃を加えるものであったため、計画は最後の最後で突然の瓦解を迎える。

ベリルへの指示で伐採したはずのブリテンにある空想樹セイファートは、放火という方法で処分されていたらしく、その炎が樹同士を結ぶ天幕のネットワークを通じてギリシャ側の空想樹へ着火。同時に、その目的を「間が悪く」ベリルに聞かれていたことで、ベリルにとって彼は邪魔者でしかなくなり、暗殺されそうになる。

背後からの一撃さえ回避したキリシュタリアだが、オリュンポスを標的にしたロンゴミニアドという奇策にハマり、これを護るため術式を展開したところを、隙だらけの身体に致命傷を負わされる。
それだけでなく、空想樹が炎上したことでアトラスを護る力が失われたところを、アルターエゴの手でアトラスを倒され、異星の神の降臨を許すことになる。

ちなみにベリルに直接致命傷を与えられずとも、空想樹を燃やされた時点で彼はチェックメイトの状態であったと言える。計画が明かされていく段階で異星の神がキリシュタリアを反逆者として既に扱っており、アトラス撃破からの異星の神降臨が避けられなくなったこの状況下では、直接その命を握られているキリシュタリアが異星の神に処分される事は明白であるため。


致命傷を負いはしたが、しかし魔術刻印が刻まれた身体はそう簡単に心臓停止へは至らせない。空想樹を焼き尽くされ、オリュンポス全てを栄養補給のように吸い上げる異星の神に対し、オリュンポスを守ると言うゼウスとの盟約を果たすことも兼ねてキリシュタリアは大令呪を発動。異星の神へ一撃を加え、結果的にこの異聞帯から立ち去らせた。

大令呪を使ったことで死が秒読み段階となった彼は、もはや胸から下の胴体すべてが失われた状態で、一番信頼していたサーヴァントを傍らに、かつて自身そしてみんなを蘇生させるために異星の神から課された「世界の終わりとの戦い」を思い出す。

それは、主人公がかつて辿った道とほぼ同じ特異点解決による人理修復の旅であった。蘇生対象の人物内世界にシフトすることで、対象と2人きりという状況での旅を、シミュレーションではあったものの彼は全員分繰り返していた。実際の戦いほど大変ではなかったが、相方が途中で脱落するケースも多く、それでもキリシュタリアは仲間の分だけ最後まで戦いぬいた。
蘇生された他のメンバーからその記憶は失われるため、キリシュタリアはそのことを夢として自分の胸にしまいこんでおいたのだが、「Aチームのみんなで世界を救いたかった」という悔いだけはあったらしい。

マスター、良い夢を




全ての人間を神とする計画ではあったが、本質として「キリシュタリアは神になれない」という根本的な“欠陥”を抱えたまま進行したものだった。
だがキリシュタリアは計画の達成を見届けた後、悠々自適に隠居生活を送るとサーヴァントに吹いて見せており、自分が「人類最後の人間」となって新たな人理の船出を見送り、その先にある真の世界の調和と進化を託すつもりだった。
そして、今際の言葉「人間は、みんな頑張っているんだよ」に至るまで、彼は最後の最後まで人間性を信じ続けた。


ベリルからは「リーダーとして忙し過ぎたことでブリテン異聞帯を直接訪問する時間が無く、ベリルにブリテンを任せることが危険であることに気づかなかったのが隙を生んだ」という内容を指摘されている。人間性を信じたキリシュタリアにもう少し時間があれば、結果的に的中したオフェリアの報告の重要性に気づけたかもしれない。

皮肉な話だが、異星の神の当初の予定通りなら、キリシュタリアのみが蘇生しベリルが存在しないうえ、不安要素であるブリテン異聞帯も存続していない為に、キリシュタリアの計画に支障が起こらず異星の神の目論見が失敗する可能性はまだ高かったと思われる(最終段階に移る前の段階で、降臨を確実にするためのアルターエゴが既に登場しているので、ベリルの邪魔がなくても万全とは言えない)。


こうして彼にとっての戦いは異星の神に対する敗北で終わったのだが、異星の神にとって彼の行動は無視できるものではなかった。
人間はより強い存在にかしずくのが当たり前と考えていた異星の神にとって、「自身へ攻撃を仕掛けてくる存在が人間の中にいる」ことは考えてもいないことであった。大令呪による攻撃でも薄皮一枚切れなかった異星の神だが、それでも人類を脅威たりうる存在であると認識を改めたのは確かである。

また、竹箒日記によると5章で「クリプター編」が終わった事が明かされている。第2部のクリプター編という枠組みで見れば、彼は名実共に最終ボスであったと言えるだろう。


本来の彼の性格
2部に入って間もない頃から、キリシュタリアについてはプレイヤーからも「シリーズにありがちな油断丸出しのエリート魔術師ではないのでは?」という推測はそれなりにあった。
しかし、ストーリーの中から垣間見える彼の性格はノリがよく大真面目な顔して天然ボケをかます愉快な男という斜め上のものであった。
魔術師としての資質、リーダーとしての度量、人としての器、どれ一つ欠けることのない傑物であることには間違いないが、後半に行くにつれ見えてくる能天気な一面はたびたびプレイヤーの笑いを誘った。

「OPで見せた悪役面は実は撮影用にノリノリで作っていた表情だったのでは」
「キリシュタリアならチェイテ城とか楽しげに攻略しそう」
といった具合に関われば面白く、良い友人となれる人物だったという評価が激増。
それだけにキリシュタリアの退場を惜しむ声は多い。

後に描かれたユーザーのパロ例

キリシュタリアとハロウィンイベやりたい
VRゾンビゲーで遊ぶキリシュタリア


叶うならAチームのみんなと世界を救いたかった
一緒にMyCraft Lostbelt!

関連記事

親記事

クリプター(Fate) くりぷたー

兄弟記事

pixivに投稿された作品 pixivで「キリシュタリア・ヴォーダイム」のイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 20891023

コメント