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オフェリア・ファムルソローネ

おふぇりあふぁむるそろーね

オフェリア・ファムルソローネとは、「Fate/Grand Order」に登場するキャラクターである。
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誰も、私の前で輝くことはできない
令呪を持って命じる!セイバーッ!

プロフィール

身長???
体重???
誕生日???
イメージカラー???
特技???
好きな物???
苦手な物???
天敵???
イラストLa-na
CV種﨑敦美


概要

Fate/Grand Order」第2部「Cosmos in the Lostbelt」に登場するレイシフトAチームの一人。
第2部「Cosmos in the Lostbelt」第2シナリオ 無間氷焔世紀 ゲッテルデメルングに登場。

時計塔の降霊科に所属している、眼帯姿が特徴的な女性。通称「現代戦乙女」。
特別な魔眼を持っているらしい。

召喚を予定していたサーヴァントセイバーで、ダ・ヴィンチによれば人種的に契約する英霊には拘りがあったらしい。

第2部第1シナリオ「永久凍土帝国アナスタシア」ではクリプター同士の定例会議に出席。
他のメンバーとは違いキリシュタリア・ヴォーダイムに従属する態度が見られる。一人だけ彼を様付けで呼び、真剣味が感じられない態度のベリルを叱りつける姿も見られた。
また、「騎士」という非常に強力な英霊を従えているという発言があり、実力に自信を見せていた。
その英霊は魔剣グラムで有名なシグルドであることが判明。

人物像

キリシュタリアに忠誠を誓い、部下であるかのように冷徹、理知的な秘書官として振る舞っている。しかし、根は善良な性格でそれを隠し切れておらず、ストーリー上でもシグルドに「マシュだけは殺さないで」「殺すのはサーヴァントだけでいい」と命令したり、戦闘中にシグルドがマシュを攻撃するとオフェリアがシグルドを弱体化させるなど、そういう善良な性格が表れてる描写が多い。

能力

遷延の魔眼

ランクは「宝石」の魔眼。未来視の一種で、あらゆるもの(生物・非生物問わず)の「可能性」を見ることができる。そして、その一度見た「可能性」を魔力を消費することで「ピンで留める」こともできる。この際、「――事象・照準固定(シュフェンアウフ)。私は、それが輝くさまを視ない(lch will es niemals glǎnzen sehen.)」ドイツ語で詠唱する。

この「ピンで留める」とは、要するに都合の悪い可能性の発生を先延ばしにすることができるという能力である。劇中ではマシュの外骨格の「可能性」に干渉することで逆にパワーダウンさせたり、ブリュンヒルデの原初のルーンによる自身の強化という「可能性」に干渉することでその強化そのものを無かったことにしたりしていた(なお、自身の崩壊という代償は残った)。

起こるはずの事象が起こらなくなるので、他者からは一見「時間の逆行」「事象の巻き戻し」のように見えるようだ。

弱点は、自身から遠すぎる可能性には干渉することはできないということと、魔眼の対象になった者が「別の可能性の自分」が存在できない程に「精神を固定する」と同じく可能性に干渉できなくなるということである。
後者の方法に関しては、少なくとも「狂える半神」でなければ不可能であると明言されている。

前述の能力とは別に、劇中では英霊よりも格段に強大な存在で、人の身では現界の維持が不可能であるスルトを現世に強く留めておくための要石としての役割も果たせていた。

関連人物

  • キリシュタリア・ヴォーダイム
    • 自分だけが復活するはずが重すぎる代償を承知の上で自分以外(オフェリア達6人のAチーム)も復活させてくれた彼に絶対的な忠誠を誓っている。いかなる状況においても彼の期待に応える事だけを考えようと徹しているが、その強すぎる目的意識から潰れてしまった。なお彼女はキリシュタリアに恋心を抱いていたようだが、「魔術師が恋をするわけがない」と否定しその心を押さえつけていたようだ。
    • キリシュタリア側も彼女をかなり高く評価しており、「戦力において私を遥かに上回る優等生」とのこと。「その身に炎を抱えながらも、氷の如く冷静であれと自らを律することができる」彼女だからこそ、面倒な事情を抱える北欧異聞帯を任せたのである。また、カドックの行く末を言い当てたことも再評価している。
  • シグルド
    • オフェリアが召喚した"騎士"と呼ばれる驚異的な力を持つサーヴァント。関係は付かず離れずといったものだったが冷徹で攻撃的な彼を制御しきれておらず、「マシュを殺すな」と念を押したにも関わらず、敵とみなした者全てに攻撃を加えることから、マシュを攻撃した彼に対し弱体化を施すなど手を焼いている。
    • それもそのはず、シグルドの肉体は召喚当初から全く別の存在に乗っ取られており、世界を焼き尽くすことを目的とするその者の覚醒をオフェリアは危惧していた。
  • ナポレオン
    • 突然求婚してきたサーヴァント。オフェリアは無視したが「無言はYes」と捉えたナポレオンにより何度か求婚をせがまれた。基本的には鬱陶しいと思っていたが、実は彼女の「助けて」という心の声が届いて召喚されたサーヴァントであった。後述する彼女の転機では「凄いものを見せる」という(オフェリア自身はあまり気にしていなかった)約束を果たし、スルトの呪詛によって洗脳されかけていた彼女を救った。
  • マシュ・キリエライト
    • 初めて会話をしたのはAチームのミーティング後すぐ。これから食卓を囲む仲間ということもあって信頼関係を築こうとしていた。ずっとカルデアで窓を見ていたマシュのことを「もう一人のわたし」と自分と重ね合わせており(彼女自身、毎日怯えて暮らしていた私なんかと一緒にしたら迷惑だとも思っていたが)、マシュとは友達になりたかったが、最期までその想いを伝えることはなかった。
    • ストーリー上でもマシュに対して「そんな瞳(め)ができるようになった。とても眩しくて綺麗」「昔に比べて、驚いてしまうくらい強くなった」「私よりもよほど色々と視えていてとても綺麗に成長したことがとても嬉しい」と彼女が強くなって成長したこと最期まで喜んでいた。
  • スカンジナビア・ペペロンチーノ
    • オフェリアと共にマシュを気遣っていたムードメーカー。異聞帯では過労から来るオフェリアの身体的状況をすぐに見抜いて「化粧はせずともファンデーションくらいはしないと」とアドバイスしている。
  • カドック・ゼムルプス
    • 彼が異聞帯を保つことを困難であると当初から予想していた。が、最終的に「カドックのことを責められない」と反省するように。
  • ベリル・ガット
    • 当然というべきかベリルに対しての評価は非常に悪く、「快楽殺人者」「人として恥ずべき犯罪者」と嫌っている。また「時計塔でも狼男と呼ばれたベリルが異聞帯を拡張できるとは思えない」と実力に関しても高い評価はしていない。
  • 芥ヒナコ
    • 同じくAチームの女性メンバーのハズだが接点は皆無。マシュと食事に行く時も女のヒナコではなくオネエのペペを誘い出しており、付き合いの良い性格というカドック評に反し付き合いは薄かったようだ。また、無気力で鉄面皮だという印象が強いらしく「異聞帯の王に苦労しており疲れた表情を見せている」という情報を聞いて「あのヒナコがですか」と聞き直す程の驚きを見せた。
  • スカサハ=スカディ
    • 北欧異聞帯の女王。敵でも殺すことは絶対に許さないという彼女の方針と、冷徹な戦闘マシーンであるシグルドとの相性は悪く、オフェリアは仲介に苦労することに。一方、オフェリア自身は女王から魔術師として重宝されると共に寵愛されている様子で、特別な部屋も与えられている。
  • コヤンスカヤ
    • 突然オフェリアの部屋に現れ、彼女の過去のトラウマ「日曜日」をネチネチつつき返すなど迷惑行為を重ねたサーヴァント。最終的に強い怒りを見せつけて追い出した。
    • コヤンスカヤからは「あなたの破滅願望には見応えがある」「無自覚な加害者。自分で気づかないうちにすべてを台無しにする、可哀想な被害者(スケープゴート)」「辛気臭くて見てられない」「委員長気質で仕事第一、生真面目で潔癖症、その癖愛に一途。」「友人なんて一人もおらず、他人に助けられたことがない人間」と言われている。
  • 藤丸立香
    • 本編ではほとんど接点がなかったが、スルトが復活してそれを倒す為に立香達と共闘したときに、立香達のことを「私達の大切な後輩」と言った。
  • フォウ
    • 過去に会っており、一度撫でてみたかったとのこと。


余談

発表当初は「高飛車キャラ」と推測するプレイヤーが多かったが、シナリオ実装と共に「忠臣キャラ」という別角度のキャラ付けが為されたことに意外性を持たれることになった。
他方、眼帯かつ忠臣キャラというポイントから「パライソの波動を感じる……」と、ごく一部のドSマスターから注目された。……が、そう評したマスターは、2部2章を終えて「すまんかった」と土下座を決める事態となった。(理由は後述からお察しください)

同時にキリシュタリアへの忠誠心の高さや、最優のクラスとされるセイバーの召喚という高いスペックを見せる要素もあったが、これもプレイヤーからは「早速カドックからの二番手だけど、この娘大丈夫なの?」と末路を心配される要因となっていった。
なぜなら、型月作品における「忠誠心の高い才人」というのは特大のフラグだったからである。そんな彼女が辿った結末は……?

関連イラスト

オフェリア
オフェリア・ファムルソローネ


オフェリア
オフェリア



関連タグ

Fate/GrandOrder Cosmos in the Lostbelt
人理継続保障機関フィニス・カルデア 無間氷焔世紀ゲッテルデメルング
魔術師 魔術協会 魔眼 眼帯 女騎士 秘書官 哀しき悪役
ラグナロク
シグルド

クリプター

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カドック・ゼムルプスオフェリア・ファムルソローネ芥ヒナコ





















※この先、ネタバレ注意!!


「日曜日」の呪い
オフェリア・ファムルソローネは、とかく真面目な少女だった。
両親ともに生粋の魔術師であり、その英才教育によって才能を開花させていく。

だが少女は魔術師としては、身の内に「ごく平凡な心の機微」を抱えてもいた。
「合理性という機械」となることを宿命とする型月世界の魔術師にしては、少女はあまりに生真面目で模範的であった。それ故に彼女の心は、幼い頃から人並みに「理解者」を欲した
その心さえ押し殺し、ただひたすらに魔術師の高みを目指す。それが自分を育てた両親への親孝行であり、自分の使命だと、ただ頑なに信じ続けた。

故に、オフェリアは日曜日が嫌いだった

父も母も敬愛していた。二人には怨恨などない。それでも―――
それでも両親が揃うと、オフェリアの精神は異常な圧迫感を覚えた。
「一流の魔術師になり、ファムルソローネの血を根源へと導く」
魔術師として不変の宿命を課せられた幼い少女は、魔眼という稀有な能力に目覚めたことで両親の期待と熱意を一心に受けることになった。
それが真面目過ぎるオフェリアには、無意識の過負荷となって精神を苛んでいった。
―――両親にとって私は最優でなくてはならない。もし期待を裏切れば、どうなるかなんて想像もしたくない。
彼女にとって両親が共に居る日曜日の家は、重圧と畏怖に満ちた法廷そのものだった。

やがて時計塔へと進学し、その才能と学力から一廉の成績を表していく。
生き馬の目を抜く魔術師の世界にとって、友情など打算と謀略に満ちた駆け引きでしかない。
加えてオフェリアの魔眼と堅物な性格を周囲は疎んじ、学内では常に孤立していた。
そうして少女は、「孤独」という北欧の黒い森のような無間の闇を彷徨い続けた。

その果てに、カルデアの危機に、あの光景を目にすることになるまでは―――


現代の戦乙女の最期

北欧異聞帯はスルトが復活したことにより危機に陥り、立香達と共闘する。オフェリアは自分の失敗に対する始末と自分をクリプターとして認め、生きるに値するものと認めてくれたキリシュタリアへの期待に応える為に(オフェリア自身は希望をもってこうするとも言っていたが)、スルト召喚の要石である自身の魔眼を破壊する形(スルトも魔力供給源が存在しなければ永遠ではないため)でスルトとの契約を破棄したのち、契約が残っていたシグルドに大令呪(シリウスライト)で強化を施す。

これだけの無茶をして無事で済むはずがなかった。

オフェリアは魔眼を破壊したことにより大怪我をし、更に命と引き換えに大令呪を使ったことによりもう長くない状態へと陥ってしまう。
(そもそも、魔眼を自分で破壊する事は、自身が発狂してしまうレベルの負荷が掛かるらしく、魔眼から血が流れ落ちていた)
こうしたオフェリアの無茶とサーヴァント達の活躍によりスルトは撃破され、マシュ達はすぐに倒れたオフェリアのいる所へ向かったが、手遅れであった。
瀕死のオフェリアは消えかけている意識の中、マシュの歩みを応援したいがキリシュタリアを裏切れないと自身の彼に対する想いを語り、そして、マシュの成長を祝福しつつ「あなたは、進んで。踏み出して。私としては少し複雑だがあなた達なら(人理を守って世界を救うこと)がやれるかもしれない」とマシュへの激励と自身としては複雑な思いもあるが立香達なら世界を救えるかもしれないという彼らに対する期待を語り、マシュ達に世界のことを託した。最期にナポレオンに「結婚はお断りするが、あなたの虹が綺麗だった」感謝の言葉を述べ、静かに息を引き取った。

アナタの歩みを、私……できれば、応援してあげたいのだけど……
でも、駄目。ごめんなさい、マシュ
キリシュタリア様は裏切れない。裏切りたくは、ないの
ねえ、マシュ、知っていた?私……
を想う彼女ほどでは、ないかも、しれないけど……
私、ね。キリシュタリア様の事……

……はい
あなたが彼を見つめる、それは……
多くの書籍や情報の中で目にした、いわゆる、恋であるように―――感じられました

……そう?おかしいな、そういうつもりじゃ……私の、想いは……
私、根からの魔術師だもの。恋なんて……

なら魔術師も恋をするんです
そして、それはきっと、間違いではありません
そう、思います

そう……ええ。そう、なのかもね
私よりもよほど、マシュには……視えていて……
……やっぱり。とても綺麗に成長したわ、アナタ
……それが、とても嬉しい。嬉しいの、マシュ

あの、雪と氷に閉ざされたカルデアで、ずっと窓を見ていた、もうひとりのわたし
……毎日を怯えて暮らしていた私なんかと一緒にしては、迷惑でしょうけど―――
ずっと、アナタと……

(―――友達に、なりたかった)

……アナタは、進んで。踏み出して。マシュ・キリエライト

はい。はい、オフェリアさん
わたしたちは、進みます。きっと止まりません
きっと人理を守って、生き残って、そして……世界を……

ええ。アナタたちなら、やれるかもしれない
私としては……少し、複雑、だけど……

ああ、そうだ―――
あの英霊……に……もしも、また、出会えたら……
彼、私を、覚えていないでしょうけど……
……ありがとう、って
結婚は、お断りする、けど……
アナタの虹、綺麗、だった、って、伝え―――



彼女の決定的な死因を作った大令呪は、「異星の神」のためのものであり、これがある限り、クリプターはその魂を「異星の神」のために最期まで利用されて搾り取られる運命(カドックはこれを理由として脱落後にキリシュタリアの元へ回収されている)。そのため、仮に大令呪を使わずに脱落していたら、あるいはもっと悪い形で最期を迎える未来が待っていた可能性が否定できないのである。


友人


もしも、もしもの話。
彼女が窮地の炎の王を認識しなければ。
クリプターに選ばれなければ。
そもそも、空想の根など落ちず、何もないまま2018年を迎えられたのなら。
もしくは、レフ・ライノールによるテロが起きさえしなければ。

魔術師の宿命に囚われず、在るがままの心を受け入れることが出来ていたのなら―――

彼女にも、青空に虹がかかるような、笑顔が溢れ出るような。
そんな、「素敵な日曜日」が訪れたのかもしれない。

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