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創世滅亡輪廻ユガ・クシェートラ

そうせいめつぼうりんねゆがくしぇーとら

『Fate/GrandOrder』における第2部「Cosmos in the Lostbelt」の第四シナリオ。
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そこは幾度となく創世と滅亡の輪廻を繰り返す蓮の台地

概要

ロストベルトNo.Lostbelt No.4
分岐基点時代??.11900
異聞深度A
場所インド
キーキャラクター黒き最後の神
クリプタースカンジナビア・ペペロンチーノ
章クリア報酬概念礼装「家族の肖像」
シナリオ担当非公開


Fate/GrandOrder』における、第2部「Fate/Grand Order - Cosmos in the Lostbelt -」第四シナリオ。副題は「黒き最後の神」。

ストーリー

第四異聞帯

PVでは他の異聞帯には見られないノイズがかかり常に揺れ動いているという意味深な演出があった。背景にはキューブと蓮の花があり、Fateシリーズにおけるキューブ状のアイテムといえば、Extraシリーズの月の聖杯がある。

担当クリプターであるペペロンチーノですら、「四角」と便宜的に呼称しているその物体を不可解に感じており、デイビットの所感ではペペロンチーノとこの異聞帯にとってのアキレス腱と予想されている。
この「四角」について、ペペロンチーノ本人は切除したいと考えているが、デイビットからは「自分やキリシュタリアなら切除するが、お前ならば残しておいたほうがいい」と助言されている。つまり、デイビッドやキリシュタリアであれば切除する=セオリーに従うなら異聞帯を受け持つ側にとって都合が悪い存在である。これは、ともすればカルデア陣営側にとって都合の良い存在と推測することもできる。

この立方体は、シャドウボーダーから探査を仕掛けてみたところ、探査自体に手ごたえがなく全てが弾かれている感覚を受けたという。魔力探査にも引っかからないようだ。目視はできるのだが、本当にその物体が目視で確認できた位置に存在するのかどうかさえ不明。「目視はできるがまともな観測結果が返ってこない」という点だけを挙げれば、異星の巫女と共通している。

ちなみにこの異聞帯には「堅苦しい性格の男性」ばかりいるらしい。また、第3章の時点ではその版図を広げようとしていないが、同じく版図の拡大の様子が見られない中国異聞帯と比べれば、その異聞深度は格段に高い。
特筆すべき点としては、暦が不明(=西暦を基準としてどの時代になるのか明かされていない)という異常性が挙げられる。


この異聞帯では、自然環境は豊かで穏やか。中国異聞帯と同じく、自然と闘う必要はない。ただしあちらと異なり、大気にマナが濃いため中国異聞帯で使えたステルスは意味がない。
また、空想樹も目立つ形で明確に目視できるため、空想樹の捜索によけいな手間をかける必要は感じさせない。
汎人類史との大きな違いとして目立つのは、まず、人々が執拗とも言えるほどの頻度で祈りを日々捧げていることだろう。中国異聞帯とは逆に祈りに満ちているためサーヴァントの召喚には極めて良好。カルデア陣営としてはこの点は追い風。

だが、その祈りが何を意味するかといえば、それはインド神話における「ユガ」という輪廻転生の法にすがる姿であった。ユガ自体は、この世界でも汎人類史の神話と同じく4段階に分かれた周期で機能はしている。
しかしそのユガ、汎人類史では432万年周期のはずが、この異聞帯では10日周期という極まった異常な短さとなっており、穏やかな最初の周期は4日しかない。ユガの段階が進む毎に、悪魔「カリ」が徐々に数を増して町を襲撃し、そしてわずかでも善性を失った人を容赦なく食い殺し、カリに殺されると輪廻転生ができなくなる。
つまり人生において一度でもハメを外すと転生もできない形で人生の完全終了が確定するという、まったく遊び心のない法則に支配された世界なのである。
当然だが汎人類史のインド神話におけるユガならばそんな裁定はない。

この襲撃は人々に言わせると「神の試練」であり、カリに混じって聖獣もやってくる。そして真摯に祈りを捧げ、善性を失わないならば、聖獣が助けてくれる仕組みになっている。ユガが進んでカリによる町の破壊が壊滅的に進んでもその法則は変わらない。したがって人々は自身の善性を維持することが生きるすべなのであり、必然的に武装もしていないし、神の教えでも武装を許可されていない。
したがって、ここでは汎人類史の観点であれば「凶暴な獣に町が襲われている」だけのように見える場面が、それすべて神の裁定なのであり、良かれと思ってちょっかいを出せば本気で人々から後ろ指を指される。
一方で、そんな関係に陥ったとしても、裁定を乗り越えて輪廻転生の後に再会できたなら、共に神に祝福された者として歓迎してくれる。掌を返したわけではなく、演技をしているわけでもなく、心の底から。そして、裁定で消された者については、誰からも忘れられてしまう最初からいなかったことにされる
それほどまでに神の裁定はこの世界の全てである。
ただそれでも、独自の考えを持ち、武器を手にしてカリを相手に戦う例外的な人々は少々存在する。

これまでの異聞帯においても、超常的なレベルの力を持つ存在による人々への生殺与奪はあったが、それらの人々は生殺与奪のルールはおおむね理解していた。
だが、この異聞帯においては神の裁量がどのようなものであるか人々は知らないため、生きるための具体的なルールを知らされないまま、ただ己の善性を主張して神に自分を「信じてもらう」しかない。人々の心がこれまでで最も不安定な世界と言える。

加えて、それを裁定するのは人々が祈りを捧げ、すがる、唯一の神。汎人類史に伝わる多神教のインド神話とはここが決定的に違う。サブタイトルの「黒き最後の神」がここで関わってくることになる。
カルデア陣営は、インド異聞帯突入前に、インド神話を由来とする人類悪に起こされた事件によって一度危機的状況へと追い込まれている。そちらの事件は対処できたものの、インド神話の主神達が健在なら発生するはずのない事件であった。

これが今回の「異聞帯の王」であり、中国異聞帯と共通して「異聞帯の王に起こった変化が原因で剪定事象になった」世界ではある。しかし、第2章1部のクリプターたちの円卓会議を思い出すと、ベリル・ガットが「ペペロンチーノの地が出るときがあるとしたら、それこそ世界が終わる時ぐらい」と言っていたはず。つまり、そういうことが起こる。
中国では異聞帯の王が「人格的にもあまりに大物だったのでチャチな企みなど見抜かれることからクリプターとしては面倒な相手」だったのだが、今回はそんなものではなく「まったく遊び心のない単一神なので根本的に取り扱いが不可能」という「クリプターごときでは相手にすることさえできない存在」。

完全なる世界の創造を目論む黒き最後の神こと異聞帯の王によって、その価値に見合わないものは未熟で不出来なもの=邪悪なものとして一様に「認識」され、ユガの終わりに処理される。例外はない。
この輪廻転生は、時間を巻き戻したり、世界を一から作り直したりするのではなく、不要なものを排除した世界に書き換えて存続させている。
不完全なものを排除対象とする思考なので、心に善性がない者が排除されるのは一例に過ぎない。たとえば足を怪我してまともに歩けなくなっただけでも該当する。
コンピュータゲーム的に言うなら、ゲームを進める上で自分にとって都合の悪い部分をチートで書き換えて周回プレイを繰り返し、完璧なプランになるまでチートが追加されつつ周回を続けるようなものか。
異聞帯が「異変を境に世界のあり方が決定的な変化を終えた世界」とするなら、この世界は「いまだ変化の過程」であるためこの定義に当てはまらず、その性質はどちらかというと特異点の状況に近いという異例のもの。

そして、完全なる世界の完成を急ぐあまり、ユガの周期が短縮され続けている。このため、ユガの周期回数は5桁に達している。

また、ユガが進む前ならば穏やかで豊かな環境だった大地も、ユガが進むと見違えるほど荒れ果て、地面は乾燥して植物は軒並み枯れ朽ち、砂に覆われた天候に包まれ生物が生息するにはおよそ適さない環境へと急変する。住民の心も、まるでそれに連動するかのように移り変わって行く。

ペペ曰く「どうしようもない異聞帯」とのこと。

尚、とある事情から、汎人類史のインドでは誰もが知っている筈カルナラーマ、そしてその従者であるハヌマーンのことすら、この世界では誰も知らない。曰く、マハーバーラタラーマーヤナが後世に伝わる事が無かったらしい。
この世界が剪定事象となった原因としては、そのマハーバーラタが絡んでいるらしく、この叙事詩における大戦争が終わった前後の頃合に、異聞帯の王が絶対的な力を手に入れたのがきっかけだという。

ゲームにおいて

シオン・エルトナム・ソカリスが言うには、膨張と収束を繰り返す謎の異聞帯。
タイトルの文字列と併せて観察してみれば、「創世⇔滅亡」「膨張⇔収束」と、対になる単語が2組も存在している。

中国異聞帯を攻略する前の段階では、ノウム・カルデアの作戦会議で地球を覆う空想樹の大元たるギリシャ異聞帯の攻略を目標に掲げていたが、トラブルが原因で中国異聞帯の攻略を優先した一行の生還を見たシオンは、現状の戦力ではギリシャ異聞帯の攻略が絶対に無理であると断言。
急がば回れの要領で、先にこの異聞帯を攻略するべきだと進言され、一行は謎多きインドの地に潜入することとなる。
ただしすぐに事が運ぶことはなく、インド異聞帯にある重要なパーツをシャドウ・ボーダーに取り付けるための改造の前段階を行うため、数ヶ月の待機状態を要した。
冒頭では、第2部の1〜2章までの状況を簡単におさらいする場面がある。


戦闘で注意したい点は、異聞帯の王が世界そのものの創造と破壊を管理しているレベルで支配しているため、プレイヤーサイドのサーヴァントがデバフによって抑えつけられ、十全に力を発揮できないこと。
状態変化として、初期から「邪悪を赦さぬ世界」によって「Quick・Arts・Busterの性能全て」「HPの回復効果量」「弱体耐性」が下がっている。
さらにストーリーの局面によっては「末法のユガ」によって「NP獲得量」まで下げられるなどの制限が追加される。逆に、ユガの時期によっては「平和のユガ」によって「HPの回復効果量」が上昇するほか「ターン終了時にHPが回復」する。
ストーリー上で現在ユガがどの段階にあるかが重要であることから、ユガの切り替わりはストーリー上で円盤が表示される形で明確にプレイヤーへと伝えられる。

また「邪悪を赦さぬ世界」自体も、ストーリーの進行による情勢の変化によって効果の強弱が変化する。ストーリー上で好転すればデバフは軽くなるし、苦しい局面ではデバフも重くなる。
効果が弱まってくると、「邪悪を赦さぬ世界(−1)」名義のように数字で弱体度合いがわかるのだが、超存在たる異聞帯の王とまともに戦える段階になるまでは、たとえデバフが弱体化することはあっても、消えることはない。

ユーザーによる予想

年代についてだが、紀元前であるB.C.ならば、神霊達にとっての大災害が起きたロストベルトNo.5に最も近い時代となる。

考察の一つに1993年に提唱された人類紀元「H.E.」があり、これは西暦に10000年分を足し、明確な人類の文明の始まりからカウントする紀年方式である。仮にこの異聞帯の時代がH.E.11900だとするならば、分岐の基点は西暦1900年にあたる時代となる。

また、ヒンドゥー教における「M.H.(マハーユガ)」という説もある。1マハーユガ = 4ユガ (yuga) = 神々の12000年 = 人間の4320000年という途方もない数字だが、この場合は「M.H.12000」の「ヴィシュヌ最後の化身・カルキによる世界の救済」との関連が予想される。


登場する英霊の候補としては、ペペロンチーノはインド神話を好んでいたため、第1部で活躍済みのコサラ王インド兄弟、マハトマに縁深いオカルティストや1.5部から参入したシヴァの伴侶、新規実装枠にこの異聞帯のサブタイトルに掠るフレーズとして「神を喰らったモノ」、「黒き神を自らの太陽へと取り込んで」とあるキャスター・リンボや、宝具名とビジュアルは判明しているシータ、インド兄弟とも縁深い「黒」と呼ばれた大英雄や、破滅の化身と呼ばれた王子、かつてインドの王子だったという『誰でもないキャプテン』等が期待されている。黒き英雄とコサラ王の転生元であるとそのが出る可能性も大いにある。
このうち登場したのはコサラ王カルナキャスター・リンボキャプテンである。神の従者に関してはは名前だけ、は雑魚エネミーとしての登場だった。(鳥に関してはヒュドラやキメラと同じく原典の個体ではないのかもしれない。)


また、ムーンセルに関係していると目されている事から、CCCコラボイベントでも実装されなかった残りのサクラファイブの登場を期待する声も。

そしてペペロンチーノがもう一つ詳しいとする蓮の花を象徴とする宗教の創始者にして、月の聖杯とも縁深く、「輪廻転生を司る宝具」を持つ救世主の登場を予想する者もいるが…彼は実装自体が疑問視される禁じ手であるため何とも言えない。

また、章タイトルが公式から発表される前は、マハーバーラタラグナロクとでも言うべきパーンダヴァとカウラヴァの最終決戦の舞台であるクル・クシェートラが字数的に合致することなどから伏字候補の一つに挙げられていた。そのため、第1部第五特異点で惜しくも水入りとなったスーパーインド大戦のリベンジマッチを熱望するマスターも多い。

『黒き神』からはシヴァ神の破壊神としての側面「マハーカーラ」の意訳『大いなる黒』が想起され、そしてシヴァの所有する新宇宙創成のために現宇宙を破壊する神器こそ、アルジュナの宝具「破壊神の手翳」の原典である鏃「パーシュ・パタ」である。

あるいは、「黒き最後の神というフレーズ」と「??.11900という暦が不明な状況(遥か未来である可能性も考慮する)」を統合すると、奈須きのこの作品の一つ鋼の大地におけるゴドー(ブラックバレルと呼ばれる黒い銃身を持ち、最後の人類であり、そもそも名前がゴドー(GODO=もどき)である)を連想する意見もある。

なお、このキューブに関してはムーンセルそのものではないという意見も存在する。ムーンセルの構成物質『フォトニック純結晶体』キングプロテアが封印されていた『堕天の檻』、マハーバーラタに登場する『サイコロ』、インドで多数の信者を抱えるゾロアスター教と起源を同じくするミトラ教の伝承に登場する正方形の箱舟が元ネタという説もある。

ミトラはインド神話に同一起源のミスラがいる他、ゾロアスター教の創世から終末が12,000年とされており、終末の直前がこの異聞帯の分岐点という考察もある。ただし、ゾロアスター教が絡む可能性はそれでも低いと見られている。

登場人物

黒き最後の神 偽名のフリーランス 悪の陰陽師
異聞帯のバーサーカー
【通販追記】【FGO】SCC27/PEPERU
キャスターリンボ
激怒する者
  • CV:
下劣な殺人鬼 施しの英雄
ガチャ廻したい
今夜は何すっかや~
カルナ
壁の村の王妃 老年の英雄
  • CV:
ありがたい石像
ラクシュミー
ウィリアム・テル
かわるわよ
離別に呪われし者 火尖槍の担い手 医神
  • CV:
一目だけでも
哪吒
アスクレピオス様様
異常者とされた天才
  • CV:
冠位のサーヴァント
  • CV:
カルデアの者
  • CV:
デイビット
無題
無題


余談

前章「人智統合真国SIN」の2018年11月末から、約8ヶ月弱という今までの倍の期間を開けて本章は実装される事になり、その間やきもきさせられたユーザーも多数。

実質上のプロローグでもある大奥が2019年3月末に開催され、実装は同年6月中旬(6月15日にそれに関連した生放送あり)という発表が6月4日に行われた。

この間に周回で使いやすかったり、かなり強いサーヴァントが通常召喚でピックアップされていたりと、メインストーリーのAP消費が1部1.5部ともに少なくなっていたり、新規勢にかなり優遇された状況を公式が作っていることから、この先の物語の重要性はとても高い。

なお、第2部3章実装時点では、1.5部を飛ばして2部に突入することが可能だが、この先のストーリーは1.5部のクリアも必須になるのではないかという声も上がっている。これが実現した場合、1.5部の一部のクエストが持つ常軌を逸した難易度を無視できなくなることから、必然的に2部へのハードルが跳ね上がる。

関連動画



関連タグ

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ゾロアスター教:インド神話のライバル的存在だが、FGOにおいてアンリマユはメインストーリーに関わることが出来ない一人という制約が存在し、該当する他の神格も現地人物として登場しないと考えられる。

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