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天の杯

へゔんずふぃーる

「天の杯」とは、「Fate/stay night」に登場する失われた第三魔法「魂の物質化」である。
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概要

天の杯(ヘヴンズ・フィール)。現在は失われたとされている第三魔法

物質界において唯一永劫不滅でありながら、肉体という枷に引きずられる魂を、それ単体で存続できるよう固定化する。精神体のまま魂単体で自然界に干渉できるという、高次元の存在を作る業。魂そのものを生き物にして、次の段階に向かう生命体として確立する。

魂は星幽界という物質界より高位の次元に属しており、エーテル体に宿り、生物として活動したり、幽体になったりする。魂を物質界に降ろすのに要する魔力より、魂が保有するエネルギーの方が多いが、星幽界から降ろした魂は魂と同じ肉体でなければ留める事が出来ず、精々自分の魂を自分のクローンに魂を移す程度で、後は魂がこの次元から消え去るのを待つだけ。

しかし第三魔法を用いれば、その自然の摂理を捻じ曲げ、魂を別人の肉体に定着させたり、永久機関とすることで魂のエネルギーを魔力として無尽蔵に汲み出す事が可能。
つまり簡単に言うと「永久機関不老不死の実現」。

少しややこしい順番となるが、第三魔法は紀元前100年頃から伝わっており、第一魔法が成立するAD前夜より前から存在していた。それが神代の終わりとともに消失(実現不可)となり、そこから1000年経過した西暦900年頃に再現可能状態にしたのがユスティーツァ・リズライヒ・フォン・アインツベルンとなる。

なお、第三魔法の最後の使い手は『西暦が始まる前夜』にこの世から去っている。その術式を伝えるために残されたホムンクルスたちが後のアインツベルンであり、ホムンクルスであるが故の人間以上の知性と知識、純粋さで亡き主の術式を継承していた。
しかし本当の魂を持たないホムンクルスに『魂の物質化』はできず、『1回だけの、1代だけの魔法』として第三魔法を再現できるユスティーツァの鋳造は偶然であり、さらにその『ユスティーツァのコピー』も不可能とされた。

さらに時間が経ち、『第三魔法を証明できるホムンクルスがいる』という伝説に希望を託したマキリ・ゾォルケンがアインツベルンと接触。辛抱強く交渉を行い最終的にユーブスタクハイト・フォン・アインツベルンが『ユスティーツァを基板にした魔術炉心を作る』という計画に賛同したことが、大聖杯製造のきっかけとなる。
アイリスフィールイリヤスフィールの鋳造はそこからさらに500年後である。

第三のルート「Heaven's Feel」にて登場。
イリヤスフィール・フォン・アインツベルンが特殊礼装『天のドレス』を身にまとう事で、大聖杯を制御し「天の杯」へと至ることが出来る。

そして物語の終盤。ドレスを身に纏った彼女は、笑顔で奇跡を起こす……。

奇跡を見せてあげる


「良かった。わたしも、シロウにこれからを生きていてほしかったから」

余談

Fate/EXTRAにおけるムーンセルの聖杯戦争ではサーヴァントは「第三法と呼ばれる魔術によって実体化した霊子生命である」とされている。

また、Fate/GrandOrderで閲覧できる聖杯の説明においては、第三魔法は「形而上の存在を汲み上げて、物質に転換する」とあり、魂以外にも応用が利く可能性が示されている。

魔法使いの夜に登場した三千年クラスの人狼であるルゥ=ベオウルフは、「魂の物質化をしているようなもの」と表現され、通常の物質的肉体ではなくアストラル体であり、大気中の魔力をとりこむことで様々な姿に変身する。
また、同作内で第三魔法は『……受けて三つは未来を示した』と評され、『三つ目で終わっていれば良かったのに、と誰かが言った』とされるなど、これ以降に成立した魔法との断絶を匂わせる意味深な表現が為されている。

関連項目

Fate/staynight イリヤスフィール・フォン・アインツベルン リーゼリット
ユスティーツァ・リズライヒ・フォン・アインツベルン
魔法(TYPE-MOON)

Fate/GrandOrder アイリスフィール(天の衣) 天の衣

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