CV:立花慎之介(劇場版『Heaven's Feel』)
概要
主に間桐臓硯が若い頃の姿をしているときに使われる。
『Fate/stay night』のHFルートにおいて、間桐臓硯は元々ロシア系の魔術師であること、彼の元の名前がこの名前であったこと、そして200年前は理想に燃える魔術師であったことが判明した。
ちなみに若い彼の画像の初出はトラぶる花札道中記のとあるルート。間桐慎二、間桐鶴野を彷彿とさせる青い癖毛に、ランサーにも似た雰囲気の、どうしてああなったと言わざるをえないイケメンである。目つきは鋭いが物腰は柔らかい美青年で、真アサシンがしきりに「いい人だ」と零すほどだった。
なお、マキリ・ゾォルケンおよびマキリ・ゾォルゲンという2通りの表記ゆれがあるものの、これは『Fate/complete material II Character material』において「マキリ・ゾォルゲン」名義で画像が載っていたのが根拠なので、どちらも正しい表記である。
「お願い!アインツベルン相談室」において、第一次聖杯戦争では遠坂永人、ユスティーツァ・リズライヒ・フォン・アインツベルンとともに「始まりの御三家」としてこの若い姿で写っているのが確認できる。だがこの時点で実は300歳前後と予測される。
彼がどうしてああなってしまったかなどの詳しいことは間桐臓硯の記事を参照。
他作品での出演
Fate/Grand Order
1部第四章ではまさかの登場を果たした。第四章と同時に追加された概念礼装のラインナップが尽く間桐家関係のラインナップであったためにそれはある種のフラグであったのかもしれない。
魔霧計画の首謀者三人の最後の一人「M」として登場し、ソロモン王に与えられた魔神柱バルバトスの力をもってカルデアのマスターとマシュやモードレッド達に襲い掛かる。最後の悪あがきで人理を完全に崩壊させるために狂化の一節を加えてニコラ・テスラを召喚したが、モードレッドによって斬り伏せられた。
この頃の彼は正義の求道者であったはずだが、何者かに未来の自分の姿を見せつけられ、それが元で狂ってしまったようだ。
奏章Ⅰ『虚数羅針内界ペーパームーン』に登場したAI聖杯戦争の参加者として、第四特異点での彼を元にしたAIが登場。
キャラクターデザインはタスクオーナが担当。
当初は小柄な深緑色の髪をした少年の姿をしていたが、途中敗北後黒幕に再構築された結果臓硯時代そのものに限りなく近い容姿・性質へと変化した。
使役するサーヴァントはキャスター→ライノール・グシオンから令呪ごと奪ったライダー。
Fate/strange Fake
フランチェスカの台詞に「キエフの蟲使い」として挙げられており、現ウクライナの首都キーウの出身でないかと思われる。
余談
演じた立花氏の妻である高梁碧女史は『Fate/EXTRA Last Encore』の第2話にて少女警官の役で出演している。