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サーヴァント、セイバー。蘭陵王、召喚に応じました。

仮面をつけての参上、まこと無礼とお思いでしょうが、平にご容赦を。

共に駆けぬけましょう、マスター!


プロフィール

真名蘭陵王高長恭
クラスセイバー(自軍)/ ライダー(ペーパームーン)
性別男性
身長172cm
体重55kg
出典北史、北斉書(ゲームマテリアル)/ 北斉書(書籍マテリアル)
地域中国
属性秩序・善・人
好きなもの馬の世話
嫌いなもの疑われること
設定担当東出祐一郎
ILLUSThou
CV森なな子

セイバーであるが、馬と共に召喚された。


概要

Fate/Grand Order』に登場するセイバークラスサーヴァント。レアリティは☆4。

第2部『Cosmos in the Lostbelt』のOP及び『開幕前4週連続・全8種クラス別TV−CM 第1弾 セイバー編』で先行登場し、第2部3章『人智統合真国 シン』開始と同時に実装された。


何気に初となる(そして現状唯一の)中華系セイバーであり、仮面で隠した素顔の美しさは歴史書にも謳われ、それ自体が宝具となってしまうほどの女性とも見紛う絶世の美形である。名高き稀代の勇将であった生前さながらに、自らも先陣を切りつつ味方を鼓舞し守り戦う。


カルデアにおける他のサーヴァント達との日常風景や一日の過ごし方、契約したマスターに対する彼の忠臣ぶりやその人柄・生前の生涯については、自身の幕間の物語『画竜点睛を欠くべしと人は言う』やバレンタイン個別ストーリー・マイルームボイス等にて詳細を窺うことが出来る。


FGO生放送


その後、奏章Ⅰ『虚数羅針内界 ペーパームーン』ではライダークラスとして、本名の『高長恭』名義で登場。ライノール・グシオンのサーヴァントとして機械的に付き従っているが……?


真名

蘭陵王l


中国・南北朝時代において、北斉に仕えた武将、高長恭

別名蘭陵王の通り名でも知られる。中国語読みは「ランリンワン(LanLingWang)」。


その美貌と勇壮さで「貌柔心壮、音容兼美」「斉の軍神」と讃えられ、賜ったものは果物一つといえども部下たちと分け合ったという。死後は蘭陵武王の諡(おくりな)を賜った。


その美貌ゆえ仮面をつけて戦っていたが、なぜ隠すのかは、二つの理由が伝わっている。

一つは兵士が彼の美貌に気を取られ、士気が下がることを恐れたがため。もう一つは、敵に侮られることを恐れたため。いずれにせよ、美貌は天下に鳴り響いており、幾つもの伝説が誕生した。


蘭陵王は皇族である高澄(文襄帝)の第四皇子として生を受けた。

母は荀という名の侍女だったが、将来必ず美しい子息に恵まれるだろう、と予言されていた。

そして生まれたのが高長恭……即ち「音容兼美」こと、蘭陵王であった。


蘭陵王はその美貌だけでなく勇壮さにも恵まれており、わずか五百騎で万を超える敵の包囲網を突破、見事に入城を果たしたという逸話も残されている(その折に作られたのが、蘭陵王入陣曲)。


だが、出る杭は打たれるの諺通り、名声が高くなりすぎた彼を疎んだ人間による讒言が飛び交い、皇帝は彼に毒薬を送ることになる。彼は抵抗せず失意のままに毒を飲んだ自死したのだった。


「忠義を尽くし、天に恥じることはないのに、なぜ毒薬を呷らねばならないのか」と、蘭陵王は嘆いたという。そして、彼の没後すぐに北斉は軍事的優位を失い、滅亡してしまったのであった。


人物

一人称は「私(わたし)」

基本的に誰に対しても常に敬語口調で話す。これは敵対者であっても変わらない。

美形・謙虚・勇猛果敢で部下にも優しく主には忠実、と臣としてこれ以上ないほどの得難い人物。


生前、主の一方的な裏切りで非業の最期を辿ったにもかかわらず、召喚したマスターのために全力を尽くし、その力になる事を喜びとする忠義者。己が犠牲も厭わず、特にマスターが自身を本気で信頼してくれるならば、その気概はより強くなる。暗君に仕え続けた経験から忠言にトラウマがあり、ややマスター不信気味だが、絆を深めていけば心を開き、マスターの正しくない行いには挙動不審になるほど悩みながらもおずおずと進言してくれるようになる。たまに忠誠心が一周回って主に対しての言動が暴走することもある(自身のバレンタインイベントを参照のこと)。


マスターの事は常に気にかけており、様子の変化にもよく気づく。主への深い忠義と愛と感謝を顕にしてくれる絆5ボイス2種をはじめ、戦闘・再臨・誕生日・マイルーム等初期ボイスでマスターへの呼びかけが9つも存在する程。平時は穏やかにマスターの傍らに控え、戦時となればその美貌と勇壮を謳われた伝説のままに勇ましく名乗りをあげて、アクロバティックに戦場を駆け抜ける。


"品行方正"を絵に描いたような非常に高潔・誠実な人物で、場合によっては義にもとる行いにも踏み切る覚悟を秘めているが、すぐに無理が出てしまう根からの生真面目な優等生気質。仮面を付けて他人に接している事をわざわざ謝罪し、マスターの元を訪れる際に好みの本を持参しようとしたり、曲者揃いの英霊達とも円滑な交流をとるなど、人当たりが良く人間関係においても卒がない。


自身の幕間の物語では転びそうな女性を助ける際にも極力体に触れないよう注意し、爽やかな笑みでそっと離れ失礼を詫びる、憤った相手を真摯になだめるなど常に紳士的であり、その姿は黒髭曰く「イベントCG」。「どこかに欠点があるはず」と監視していた黒髭も最後には「イケメンは心もイケメン」と認め、蘭陵王も「人に振り回されるのは傍目には徒労に見えますが、これはこれでなかなか面白いものなのです」と度量の大きさを見せ、マスターと苦労話に花を咲かせた。


馬の世話が好きで、マイルームでは馬と一緒に召喚された事に喜んでいる。戦いに対する姿勢も実に真摯であり、敵が自分より弱いはずはない、立ちはだかる者全てが難敵であると考え、いざというとき臆さぬ為にと慢心なく鍛錬を行っており、地下図書館では兵法書に目を通している様子。


生前の主従関係ゆえか、主から好意を贈られる発想がなかったようで、バレンタインのお返しイベントでは、事前にバレンタインの事を知っていたにもかかわらず、自分が貰えるとわかった途端盛大に慌てだしたり、喜んだり救われたりドジったりと様々な一面を垣間見せた。


また2019年水着イベントでは限定概念礼装「深謀遠慮」で秘書スーツ姿を披露しており、シナリオ中では(主人公視点で視認される)「蘭陵王姿の“美の魔術師”」が全編で登場、最後に正真正銘の本人が登場した一場面ではいち早くマスターの場酔いに気づいたり、4周年フェスのマテリアルではマスターを気遣って日焼け止めを持ち歩くなど変わらぬ忠臣ぶりを発揮している。


適応力や肝の座りようも中々のもので、2019年水着イベントにおいては色々とこだわりの強い賢王の秘書を務めると同時にバーテンダー、肉の仕入れなど多岐に渡る仕事を見事にこなし、生前は主従の葛藤から思う様ふるえなかったであろう万能ぶりを存分に発揮している。


「Just a minute(少々お待ちを)。あ、戦闘してくださって結構ですよ。」


直後の戦闘では仕事の電話に集中するため(上記の台詞と共に)自らに開幕スタンをかけ、その職務への忠実さ&生真面目さ&マイペースさに賢王やマスター達からはツッコミが入った。


『リアル脱出ゲーム「謎特異点Ⅱ ピラミッドからの脱出」』では実装から5ヶ月という速さで相棒鯖の一騎として参戦活躍、『ギル祭 2019』では扱いの難しそうな女帝女神たちとチームを組み、決勝戦ジム級にて蘭陵王が2Wを「きまじめ武将」で参戦。2019年クリスマスイベントでは「次世代サンタアイランド仮面」として登場、バレンタインの返礼テキストのフラグを自ら回収。『救え!アマゾネス・ドットコム』では「戦術考案が好きなお客様」という扱いで登場、好みの施設が「トレーニングルーム・読書スペース」なことも相まって、生来の生真面目さが補強される形に。


5周年新聞広告蘭陵王


『FGO』5周年新聞広告企画『under the same sky』では広島県を担当した(厳島神社にて、蘭陵王の舞楽が行われているためと思われ、撮影スポットの『紅葉谷公園』も宮島にある)。


蘭陵王


2020年水着イベント『サーヴァント・サマーキャンプ!』にて霊衣『辨天衣(べんてんい)』が実装。EXアタックと宝具使用時は仮面の代わりにサングラスを外すという専用の演出になっている。


同イベントでは同行鯖としてマスターをよく助け、自ら身を投げ出すことには躊躇しない一方で仲間の犠牲には断固として反対し、窮地には「増援として参戦」「見事に先陣を切り帰路を切り開く」「殿を勤め上げる」「知恵役」など果敢な活躍を見せた。『ワルツコラボ』では概念礼装にてアイドル姿を披露し、同高難易度では「バトラーアイドル」としてアーサーらと共に登場した。


エイプリルフール恒例のリヨ蘭陵王は、制御不能なイケメンを抑える拘束具として仮面をつけており、外すとイケメンビームが出るとのこと(一応、モーションでは実際に顔からビームも使う)。


能力

戦闘においては長剣と白馬を使用(セイバーでありつつも馬に乗る系)、共に召喚された馬を駆っての馬上攻撃を得意としている。単騎で戦っても申し分の無い実力の持ち主だが、彼の真価は武将として軍を率いた時に大きく発揮される。戦術をよく学んでおり、手合わせした柳生宗矩に剣舞のようだと評された際、蘭陵王が学んでいたのは将としての政治と軍略であり、武は最低限学んだもの。我流で戦場で培ったものであり、守りを固めるより躱すことが得意であったと語っている。


モーション中では、オーソドックスな剣術を主体としつつ、刀身に霞状の光を纏わせて斬撃を強化したり、白馬に騎乗しての剣撃や蹄での踏みつけ攻撃を行ったりもしている。エクストラアタックでは、仮面を外して顔面から前方に謎の光(イケメンビーム?)を放射する。


ステータス

マスター筋力耐久敏捷魔力幸運宝具
芥ヒナコ??????
藤丸立香BBA+DDB
ライノールCAA+DDB

保有スキル

対魔力(C)セイバーのクラススキル。魔術に対する抵抗力。Cランクでは、二節以下の魔術を無効化する。大魔術・儀礼呪法など、大掛かりな魔術は防げない。
騎乗(A)セイバーのクラススキル。乗り物を乗りこなす能力。Aランクともなると、幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を乗りこなす事が可能となる。
隠美の仮面(A)その美貌で兵が動揺する事を防ぐ為、仮面をつけた逸話が昇華された。周囲の精神的動揺をシャットアウト。『カリスマ』を隠す訳では無いので、兵達の士気は依然高いままとなる。仮面を外しても、効果は継続される模様。
勢い破竹の如し(C)『軍略』の亜種スキル。「破竹の勢い」の名称の通り、多人数を動員した戦場において、勢いを殺さず兵を猛進させる事が可能となる。蘭陵王は僅か500騎で、敵の大軍を打ち破った稀代の名将であると伝えられている。
魔性の貌(EX)再臨する事によって解禁される蘭陵王の素顔。歴史書に謳われる程の風貌であった彼は、素顔を晒すだけで周囲に影響を及ぼす。月が応援してビーム出すかどうかは不明。モーション中では、実際に素顔から光線も放っている。

宝具

蘭陵王入陣曲(いさましきはかめんのもの、おんようけんびのりょうおうなり)

  • ランク:C+
  • 種別:対軍宝具(自陣)
  • レンジ:1〜5
  • 最大捕捉:レンジ内全て


「我が封印、是より解きます!」

「我が貌(かお)をそれ程望むか――ならば見せよう、呪われし貌を!儚(はかな)く散るまで、唄(うた)い続ける為に!!」


仮面をつけた蘭陵王の奮戦を讃え、兵士達によって作られた曲とされ、雅楽として唐代に日本にも伝わり、今なお舞われている。勇猛さと美貌を讃える歌は味方の士気を向上させ、敵を怯ませる。


更に『音容兼美』とされた蘭陵王自身により、絶大な重圧とそれでも目を離せぬ美の恐怖を敵に与える(『Material Ⅷ』では蘭陵王自身が歌うことにより、と加えられている)。


詳細は該当記事を参照。


ゲーム上での性能

最大HP/ATKが【12625/9112】と、☆4セイバーでも最もバランスの取れたステータス。カード配分も《Quick:1/Arts:2/Buster:2》と癖がなく〔Q:3Hit/A:3Hit/B:2Hit/EX:5hit〕と各攻撃のヒット数も上々、Arts性能が高めでNPを稼ぎやすく、宝具もArts属性なので次発装填も狙えるなど卒がない。


スキル・宝具共に味方の支援に特化するというキャスター以外では大変稀少なサポーターであり、全体強化としてはトップ級の3種乗算バフとダメカによる優秀強力な攻防支援での味方火力と生存の引き上げ、敵の行動阻害など有用なスキルを多数備えた隙のない構成。全体バッファーであり、また攻撃マイナス補正のないセイバークラスであることから自身も攻撃に参加可能。


また、全再臨および全スキルの育成に必要な素材については全て第1部7章までで揃う(最終再臨とスキル7までなら修練場でも可)ため、新規サーヴァントの中でも比較的育成が容易なものとなっている(この仕様は第1部以降の本編追加サーヴァントでは未だに蘭陵王のみである)。


固有の保有スキルは、自分自身に2回分の無敵状態を、味方全体に攻撃力アップをそれぞれ3ターン付与する「隠美の仮面(A)」、味方単体のNPを増やしつつ強化成功率をアップさせる「勢い破竹の如し(C)」、味方全体のArts性能をアップしつつ確率でスター発生率&クリティカル威力アップを付加する「魔性の貌(EX)」、の3つとなっている。どれも味方の支援に寄与した優秀なスキルで、特に「勢い破竹の如し」はオジマンディアス以来となる稀少な「強化成功率アップ」の効果を持ち、当の太陽王の第3スキル「太陽神の加護」を味方単体に絞ったものとなっており、その分CTが軽め。


宝具は上述通り『蘭陵王入陣曲』。カードの種類はArtsで、効果は【敵全体のチャージをダウン+3ターン敵全体のクリティカル威力ダウン&3ターン味方全体の攻撃力アップ(オーバーチャージで効果アップ)+3ターン味方全体にダメージカット状態を付与(宝具レベル依存)】となっている。


敵全体のチャージダウンは敵の宝具発動を遅延させ、自陣の生存率の向上に寄与する有り難い効果。それを敵全体にばら撒けるのは数騎ほどのサーヴァントに限られる特長で、確定かつ宝具としては蘭陵王の他は諸葛孔明BBペレのみである。クリティカル威力ダウンも、クリッター系エネミーが増えた2018年時点の『FGO』では、味方全体の生存率の底上げ出来る特性である。


味方全体に及ぶ効果についても有用であり、攻撃力アップはオーバーチャージで増加し、ダメージカット(500〜1500)は宝具レベル依存となる。どちらも性能が高く、この手のサポート宝具によくある「宝具レベルの上げ損」にもなりにくいのが有難い。宝具Lv.2のダメージカット値は1の効果の倍となり、宝具Lv.5(1500カット)ともなればその恩恵は凄まじいもの。被ダメージカットについてはマシュ、スカサハ=スカディと同じ貴重な回数制限のないターン制で、複数回の通常全体攻撃を加えてくるエネミー等を相手取るときなど非常に心強いものとなる。敵全体攻撃が3回の場合、宝具LV5時は1騎につき1ターンで4500、3騎で13500カットともなり3ターン持続する。上述のArts性能の良好さから連射可能であり、重複した場合のカット値はもはや驚異の域に達する。


全スキルMAX時のCTは6・5・5であり、宝具を回しているうちに第一スキルの再使用で無敵をはり直せるなど、自身の生存率を高くする術も備えている。マシュと組ませると、Arts宝具同士かつ攻防バフの重ね掛けで自陣の生存力とアタッカーの攻撃力を大幅に底上げできる。


また同じくチャージ減を持つサーヴァントと組むなどして、敵方の宝具を完封することも可能である。強化成功率付与とカード性能バフを同時に所持するのは蘭陵王のみであり、また、アーツ性能upとNP付与を同時に行えるサーヴァントは蘭陵王とエレナ龍馬アルキャスのみであるため、周回システムにおいても役割を持つ(加えて彼の絆礼装はA性能とNP獲得量を10%up可能)。


課題としては器用過ぎて使いどころを試させる点がある。

特に「勢い破竹の如し」の強化成功率アップを何に利用するか、宝具の攻撃力アップ効果のためにオーバーチャージを狙うか、といった取捨選択を迫られることになる。あくまでも単体の強化成功率をアップさせるため自身のバフを確定で入れるために使われることが多いが他にも確率で強化が入るスキルを持つサーヴァントと組んだ場合どちらを優先させるかはかなり悩みどころ。同じ☆4セイバーの赤セイバーが強化クエストでアーツアタッカーになったことも拍車をかけている。


後に確率スキルの成功が周回システムの決め手となるスペース・イシュタルの実装によって、最適解の一員として注目を浴びることとなった(攻撃バフ・アーツバフ・強化成功率up+NP付与と必要なものを全て所持しており、Sイシュタルの特性である宝具後のエクストラアタック威力upも視野にいれるならスター発生バフ・クリ威力バフも含め非常にかみ合わせが良い。その後すぐにタイミング良く☆4サーヴァント配布CPが開催されたため未所持マスターの救済にもなった)。


同じ美形サポート型☆4セイバーのシュヴァリエ・デオンとは違って、明確に男性認定されているため、男殺しの女神たちの餌食にされてしまう。そのデオンは防御型サポーターであり、蘭陵王の宝具とのかみ合わせが良く、Arts宝具美顔パーティーを構成できる。ついでにイケメン繋がりで剣士のランスロットと組ませると、蘭陵王がランスロットに足りない攻撃バフを埋めて、デオンの宝具デバフでダメージが加速するというなかなかの連携を見せる。「勢い破竹の如し」と「魔性の貌」を使えば、切れ味鋭いランスロットのクリッター特性をさらに磨いてくれる。


運用法はArtsパーティーのサポートがメインとなる。ほか「勢い破竹の如し」を自分に利用して、Artsクリッターとなって宝具連発を狙い、敵味方を巻き込んで戦局を操作するという戦術兵器にもなれる。基本的にバフが味方全体にかかり、自身の火力も増強されることから、サポートしつつ素殴りで場を凌ぐことも可能。キャスターを編成しづらい対騎、アルターエゴ戦、それ以外でも活躍は期待でき、他クラス、他属性と組んでも性能が腐ることはないだろう。


上述のArts性能の良さから、1ターン毎に宝具をうつなど相手方の宝具遅延を図りつつ、ダメカやその間に復帰した無敵をはってもちこたえるなど単騎性能も高め。サポーターながら自らも戦い(バランス型セイバー)敵の足止めをしつつ(チャージ減)味方を守り(クリ発生減・被ダメージカット)味方を活かし(トップ級全体強化)自分も生き残り(無敵)勝利する、そのスキル宝具構成やバトルスタイルは軍略に秀で北斉の軍神と謳われた蘭陵王らしいものといえよう。


出来ることが多いセイバーであり、それをどう生かすかがマスターとしての腕の見せ所だろう。


関連人物

生前

高緯

実の従兄弟で、北斉の第5代皇帝。生前の蘭陵王が仕えた最後の主君。

非常に暗愚な皇帝で、国力を大きく衰退させ有能な家臣を悉く粛清。愛する国のため忠義を尽くす蘭陵王の名声・武勲を疎んで猜疑心を抱き、奸臣の讒言に惑わされた果てに「毒杯」を送り自害を命じた。そしてそれら暴挙のツケが回り、結局4年後に国諸々滅亡を迎えたのであった。


彼との関係はトラウマになっているようで、高緯に召喚されたら?という仮定に露骨に狼狽えていたほど。戦闘不能ボイスが幸福そうなのも、疑われることを嫌うのも、上記の事情絡み。


Fate/Grand Order

藤丸立香

契約したマスター。

彼/彼女を「若輩ながらも高い徳を備えた寛容な人物」「柔軟なる性根故に、貴人として見れば貴人として、変人と見れば変人として遇する方」と評し、忠義と愛の忠臣として誠心誠意仕える。

さらに絆が深まった際には、手向けられた厚情への返礼と、マスターのためならば火も水も、自身の死因である毒すらも障害にはならないと語るほどの忠節を顕にしている為、生前の反省に加えて主人公の素直さもあってか、バレンタイン等で素の一面を見せたり忠臣として出来心を諫めることが出来たり、顔をつき合わせて話すことに幸せを感じる等信頼関係は深く良好に築けている模様。


芥ヒナコ

中国異聞帯で自身を召喚したマスター。ライダーを召喚予定としていた。

とある縁から確固たる信頼関係にあり、その願いの成就のため蘭陵王は誠心誠意ヒナコに仕え、土壇場の覚醒の折には瀕死の状態であるにもかかわらず躊躇するヒナコを叱咤激励し、彼女の永き切なる願いを今一度思い出させ、希望の道を指し示して晴れやかに身を奉じた。


LB3の核心部分を含む詳しい縁の内容についてはこちら


項羽

ヒナコが必死で守ろうとする機兵。令呪2画目では項羽を守るための囮となる。

カルデアで出会った際には、彼を甥と言い張った項梁に無理があるのではと呆れている。


徐福

生前、彼女と親交があった者同士にして同郷の英霊。カルデアで出会った際は逃げられてしまったが、いつか徐福の献身とひたむきな優しさについて話せる日が来るだろうと語っていた。


始皇帝

第2部3章で同陣営であった、中国異聞帯の王。

ストーリーで目立った絡みは無いが、2019年ホワイトデーイベント礼装では社長役・秘書役として共演した。カルデアでは自身に仕えるよう誘われるも、マスターへの忠義と信頼から断っている。


ディルムッド・オディナ

同じく顔に関する逸話があるイケメンであり、主との不和の経験を持つ者同士で思うところがあるのか知らず気の合う予感を感じ取っている(ただし特殊会話はランサーのみ)。2019年ホワイトデーイベントではセイバー、リアル脱出ゲームイベントではランサーと共演を果たしている。


燕青

同じく美貌と称される中国系サーヴァント。彼にも「伝説に違わぬ超イケメン」と評された。

2019年ホワイトデーイベントでは蘭陵王が美の魔術師、燕青がマフィアとしての配役で共演。


武則天

彼女に生前の苦労を労われ、仕えてみないかと誘われた。

アガルタクリア後の彼女の幕間2『女帝+』では、とある商品のCMに美の男性サーヴァント代表扱いで女性代表のクレオパトラと並んで起用・抜擢されている。2019年ギル祭ではチームを組み「きまじめ武将」で先陣を切る蘭陵王に続き、3Wを彼女が「わがまま女帝」としてやさぐれ女神ひきこもり石像神と共に担当した。ちなみに彼女の夫が蘭陵王の高氏の遠縁にあたる。


ギルガメッシュ(術)

2019年水着イベントにて蘭陵王を秘書に抜擢した。

彼曰く「我をも恐れぬ生真面目さは面白みにかけるが、その分、信頼できるというもの」と彼を高く評価し、彼の仕事への真面目な姿勢を見て生前の部下であった祭祀長のようだと評していた。


エドワード・ティーチ

ライダークラスへの適性持ち仲間。自身の幕間にて、イケメン揃いのカルデアサーヴァントの中でも蘭陵王は度を越していると評し、その完璧さに何か穴がないかと尾行していた。結果、最後には自らのときめき回路を揺さぶられる事態に発展し「イケメンは心もイケメン!」と結論付けた。以降、蘭陵王が何かする毎にロマンチックイベントCG専用BGMを流している模様。


バーソロミュー・ロバーツ

ライダークラスへの適性持ち仲間。自身の幕間にて共演。

蘭陵王の前髪を下ろそう(メカクレにしよう)と提言するもあっさりかわされた。


柳生宗矩

セイバークラス仲間。自身の幕間にて手合せを行い、互いの武を学んだ。蘭陵王の太刀筋を「剣舞の嫋やかさしなやかさはそのままに剣の鋭さ重さを損なわない、実戦としての剣舞」と評した。


ペンテシレイア

自身の幕間で共演した相手。蘭陵王と会話していたイアソンの口にした名前の誤字に悪意があると怒り、潔白と謝罪を示す蘭陵王にシミュレーターでの勝負を挑んだ。勝負後は一点の曇りもない剣術を認め戦士として信用し和解に成功。さらに「仮面あるある」で意気投合した。


紫式部

マスター好みの本があるかを尋ねた際に、転びかけた彼女を助けた。あちらからは「端麗という言葉がぴったりの御方」と評され、得た感慨が使えると作品の種帳に記録していた。


荊軻

第2部3章にて共演した、同郷の英霊。

カルデアにおいては、雅な歩法、静かな暗殺術と真っ当にしていれば美しい所作を持っていながら、それらを帳消しどころか上回るほどの彼女の呑兵衛ぶりに頭を抱えている。


エミヤ(弓)

2020年水着イベントにて共演した、従者適正仲間。

要所要所において阿吽の呼吸で活躍しており、特異点解決に貢献した。


ライノール・グシオン

ペーパームーン内部におけるAI聖杯戦争でのマスター。

この時は「高長恭」として召喚されており「自分は英雄であってはならない」という理念のもと、良く言えばどこまでもマスターに忠実な、悪く言えば指示待ち人間のような性格となった。


余談

その中性的な容姿に加えて担当声優が女性であったことから、型月恒例の女体化サーヴァントで、仮面を付けているのは女性であることを隠すためではないかと予想する者も多かった。


デザインについて

キャラクターデザイン担当のho️u氏によると「普段男性の唇は塗り込まないが蘭陵王は特別に塗った」とのことである。また『FGO』4周年フェス会場では水着女性サーヴァントのパネルの中に唯一男性である蘭陵王(英霊祭装のパーカー水着ver)が混じって並べられていた。


瞳は紫と水色の幻想的な混色。hou氏の設定では、髪は史実の悲劇の表現で毒で脱色・断髪しており、生前は黒髪長髪だったかもしれないとのこと。第3衣装が舞の衣装イメージであること、仮面のしずく型の飾りも角度によって涙を流す様を思わせるなど、細部にわたり逸話、雅楽、月や花のモチーフが落とし込まれている。モチーフの一つである金糸梅の花は彼が亡くなった月に花期を迎える。宝具モーションの際に大映しにされる顔面は二度とないほどの美形を、と試行錯誤されており、最終再臨は彼の人柄の良さ、信頼の置ける人に向けた微笑みが表現されている。


関連する史実の逸話について

そもそも史実からして主君との軋轢以外にも「将軍であっても細事は自分で処理した」「朝廷からの帰りに従僕らが待っておらず、一人で帰ったことがあっても罰しなかった」「罪を犯し怯える部下に小罰を与えて安心させた」「舞踊について奇想の持ち主で胡人の踊子を指導した」「処世に苦心し、保身に窮して泣きながら膝を進めて他者の知恵を借りた」等と苦労人な逸話が目立つ。


声を担当する森なな子氏は、タカラジェンヌ男役という経歴を持っており、以前にもボーイッシュな女性役を演じていたこともあり、男性役も納得の演技力を誇る。また、京劇において、蘭陵王はその美貌の逸話から女性や若い男性が演じることが多く、歌劇での男役の経験がある森女史にとっては、まさにはまり役とも言えるだろう。ちなみに森氏の古巣・宝塚歌劇団では実装のちょうど1週間前から「蘭陵王 -美しすぎる武将-」が上演されていたりもした。また『アニゲラ』にゲスト出演した際に、やってみたいコスプレの話題になった際に蘭陵王を挙げている。


蘭陵王の容貌に対する、上記の関連人物以外のサーヴァントの反応は以下の通り。


幕間『画竜点睛を欠くべしと人は言う』の「画竜点睛を欠く」とは「物事を立派に完成させるための、最後の仕上げを忘れること」「全体を引き立たせる最も肝心なところが抜けていること」をさす。「べし」は「そうであるべき」の意。完璧なものにも欠点があってしかるべきとなる。


この幕間では黒髭が蘭陵王にも欠点があるはずだと駆け回った結果の徒労、ほのぼのとした結末を迎えるが、優れた美貌と勇壮、武功と名声、人望、おそらくは皇族直系の血筋も原因となってその欠点なき優秀さがゆえに疎まれ、主君に毒薬を送られた蘭陵王にとって、何とも苦いタイトルである(幕間後のプロフィールで彼の生前の顛末も語られている)。この生前における無念と苦悩がカリカチュアされて誕生したのが、ペーパームーン世界における『偽悪』のアルターエゴもといライダークラスの彼である。だが、元の善意性から「真性の悪」としての有り様を無意識下に良しと思っておらず、その代替として有能さを隠し、ただマスターに従う『道具(使い魔)』であろうとする極端な自制行為に走っていた。この選択が中盤において別の人物に利用されてしまう。


シンの追憶


初登場の第2部3章追加と同時実装しており、加えて育成素材が第1部の既存素材であることからLB3を自前の蘭陵王で攻略するマスターも多々おり、SNSには双方の蘭陵王が剣を交差させるスクショ等も上がった。戦闘で互いに宝具を使用した場合、仮面を外して「正真正銘の顔面宝具」である美顔を自分同士で見せつけあうというなかなかシュールな場面が発生することとなる。


ふぁてご #138 (SINちょっとネタバレ)


なお、ヒナコはある理由からライダーの召喚を希望していたマスターであり、ライダーの強敵が出てくることを大半のユーザーは警戒していたが、いざ出てきたのはセイバーの蘭陵王であった。


そのため急きょ作戦を変更したマスターが従えるエウリュアレギルガメッシュに蘭陵王は叩きのめされることになった(ただし、項羽の下半身が馬だったり、蘭陵王が馬に乗っているという形で、ライダー要素は補完されている)。なお、ストーリー内での敵セイバーに関しては円卓太陽の騎士第2部2章ラスボス殆どのプレイヤーが地獄を見たためかなり対策がされていた。ちなみに、希望クラス以外のサーヴァントを召喚したクリプターはヒナコに限らず、彼女を含むと3名が事前申告とは異なるクラスと契約している(キリシュタリアは希望していたランサーの他に現地で2騎の神霊(セイバー/???)と追加契約、デイビットバーサーカー適性を持つが別クラス)。


関連動画


関連イラスト

仮面の有無は絵師によって異なる。再臨を進めることで素顔を見せてくれる。

蘭陵王の剣や第3衣装の模様、セイントグラフに舞う花弁、最終再臨画、投稿イラストにもよく一緒に描かれる花は『金糸梅(キンシバイ)』であり、花言葉は「太陽の輝き」「煌めき」「秘密」「悲しみを止める」。味方を力づけ守ることに特化した彼の性能にも非常に似合う花である。


蘭陵王FGOログ

蘭陵王美しき軍神

蘭陵王蘭陵王


関連タグ

Fate/GrandOrder 人智統合真国シン セイバー(Fate)

中国史 南北朝時代魏晋南北朝時代) 京劇 美男子 忠臣

仮面セイバー:このサーヴァントの愛称の一つ。間違ってもライダーではない


クリプター陣営のサーヴァント

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