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「終わりは無意味ではないのです。

命は先に続くもの、その場かぎりのものではなく!

いつまでもいつまでも、多くのものが失われても、広く広く繋がっていくものなのです!」


プロフィール編集

依代マシュ・キリエライト
真名???
クラスシールダー
性別女性
身長158cm
体重46kg
出典Fate/Grand Order
地域カルデア
属性秩序・善・地
好きなもの空の色、地面の匂い
嫌いなもの特になし
設定作成奈須きのこ
ILLUST武内崇
CV種田梨沙高橋李依
ナナヲアカリ

※種田氏の療養に伴う休業のため、2016年10月から変更。


概要編集

Fate/GrandOrder』に登場するシールダーサーヴァント

本作のヒロインマシュ・キリエライトデミ・サーヴァントと化した姿

主人公の最初のサーヴァントとして契約する。


2022年のFGOフェスにて、TYPE_LUMINAにプレイアブル参戦することが発表された。

同時に月姫からは『アーキタイプ:アース』がFGOに参戦。


真名編集

眼鏡マシュ

カルデアが既に召喚が成功していたサーヴァント3体の内の1体が、物語の序盤で重傷を負ったマシュに対してサーヴァントとしての力と宝具を与えて誕生した。

元となったサーヴァント自体は既に消失している上に、自身の事を語らなかったため、そのサーヴァントの真名すらマシュ当人にもわかっていない。

真名はゲーム中では元となった英雄ではなく、マシュ・キリエライトの名前で表記されている。


その影響で真名判明以前は力を十全には発揮出来なかったが、セイバーオルタ約束された勝利の剣を防ぎきり、また他のサーヴァント達からも異常なまでの頑強さを評されている。

シャドウアーチャーがその宝具を見たことで裏にマーリンが絡んでいることに勘付き、全ての武具を記憶貯蔵する彼ですらその使い方は知らなかったというほど。


真名のヒントとしては、ブーディカはそのサーヴァントを「後輩みたいなもの」と呼び、セイバーオルタはそのサーヴァントのことを知ってるような口ぶりがあり、早い段階からイギリス圏の英霊であることを窺わせた。

また、モードレッドはその正体にいち早く勘付き、女性のマシュを「盾ヤロウ」呼ばわりし、困惑させている。

ソロモンが現れた際に心が折れそうになったマシュに対して、ロマンは「君の中の英霊は聖杯に選ばれた英霊だ! 英霊の格は決してソロモンに引けを取らない!」と口にしている。


以下、第1部第六章「神聖円卓領域キャメロット」の重要なネタバレを含みます。















ネタバレ注意編集

その真名はギャラハッド。かのランスロットの子であり、円卓の騎士の一員である。また、ただ一人「聖杯探索」を成功させている聖者でもある。

カルデアは独自の方法で英霊召喚を成功させたが、その根幹にあるのがギャラハッド召喚の触媒になった『英雄たちが集う場所』――マシュが持つ、円卓を利用した盾であった。


そもそも主人公が何人もの英霊と契約できるのも、円卓そのものであるマシュの盾が英霊召喚の触媒としても超弩級の加護を持つからに他ならない。普通に使用しても、豪傑揃いの円卓メンバーの中から召喚者と最も相性のいい奴が来てくれるという、別名・Sレア確定チケット。『Fate/Apocrypha』にて獅子劫界離は、円卓の破片によって自分と相性抜群なモードレッドを引き当てることが出来た。


しかし1.5部からは、彼女に宿ったギャラハットが魔術回路もろとも謎の沈黙を遂げた事により、サーヴァントとしての力を行使することができなくなった。

そのまま1年が過ぎた第2部で、彼女に訪れた新たなる現実とは……


能力編集

武器である宝具は手に携えた身の丈ほどもある十字架型。『TYPE LUMINA』にてネコアルクから、盾の重さが10t以上あると言われている。

長い下部を振り回して相手を斬りつけたり、盾ごと突進してシールドバッシュを叩き込んだりして戦う。

のちに第一章の冒頭で、聖杯を回収するための専用の収納スペースが設けられた。しかしフォウくんもよくここに潜り込んで、レイシフトに便乗してくる。

また、この宝具はエミヤにも投影は不可能な代物である。


マスターである主人公にも守護の力が適用され、普通の人間なら確実に死んでいる魔霧が立ち込めているロンドンの中を動くことができたり、抵抗力の無い人間を片っ端から酔わせる酒気が立ち込める京の都の中を活動することが可能。だが、守護の力を割り振りしているらしく、主人公に守護を優先している場合は彼女が悪酔いしてしまったりするなどの悪影響を受けたりする場合がある。


ステータス編集

マスター筋力耐久敏捷魔力幸運宝具
藤丸立香CADBC?

クラススキル編集

対魔力(A)魔術に対する抵抗力。一定ランクまでの魔術を無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する。防御特化のシールダーらしく、セイバー並の高いランクを有する。
騎乗(C)騎乗の才能。こちらはあまり高いランクとは言えないが、二つのクラススキルから考えるに、シールダーはセイバーのクラスに近い性能の模様。
自陣防御(C)味方、ないしは味方陣営を守護する際に防御限界値以上のダメージ削減効果を発揮するスキル。ランクが高いほど守護範囲は広がるが、自分自身はその対象に含まれない。
憑依継承(?)「サクスィード・ファンタズム」デミ・サーヴァントが持つ特殊スキルで、憑依した英霊が持つスキルを一つだけ継承し、それを自己流に昇華することができる。
魔力防御(?)上記の憑依継承によって継承されたスキル。『魔力放出』と対になるスキルで、あちらが魔力を攻撃力に変換するのに対し、こちらは防御力に変換する。あちらが魔力のジェット噴射ならば、こちらは差し詰め「魔力のバリアフィールド」といったところ。保有する魔力量が多いほど性能は向上し、膨大な魔力を保有するならばその守りは国一つをも守護する聖なる壁と化す。

保有スキル編集

今は脆き雪花の壁(-)固有スキル。使用者の精神力を物理防御に変換したもの。マシュがまだ宝具の使い方を誤解している為、その真価を発揮できていない。デミ・サーヴァントが特殊な存在故か、真名が分かっていないためか、スキルにランクはない。
誉れ堅き雪花の壁(-)固有スキル。真名判明と同時に「今は脆き雪花の壁」から変化した。
時に煙る白亜の壁(-)上記と同じくランクのない固有スキル。時に煙るという名の通り、対象の時間軸を一時的にずらす事で攻撃を回避させる。ランクが高くなれば高次元からの攻撃もスルーできるとか
奮い立つ決意の盾(-)勇気を振り絞り、誰よりも前に出て後方を守る者にのみ与えられる。これは宝具自体のスキルではなくマシュ自身の精神性が形になったスキルと思われる。

※「奮い立つ決意の盾」は四章アップデート前の未開放状態では「戦闘続行(C)」と表記されていた。


宝具編集

仮想宝具 疑似展開/人理の礎(ロード・カルデアス)編集

  • ランク:D
  • 種別:対人宝具
  • レンジ:1
  • 最大捕捉:−


「真名、偽装登録――行けます!」

「宝具、展開します……!!」


マシュの初期宝具。本来の能力を発揮しきれていない疑似開放で、オルガマリーが仮の真名として名付けた。

詳細は該当記事を参照。


いまは遙か理想の城(ロード・キャメロット)編集

  • ランク:B+++
  • 種別:対悪宝具
  • レンジ:不明
  • 最大捕捉:不明

「真名、開帳。私は、災厄の席に立つ……」

「それは全ての疵、全ての怨恨を癒す我らが故郷。顕現せよ!『いまは遙か理想の城(ロード・キャメロット)』!!」


マシュの持つ盾の宝具の真名。英霊ギャラハッドが持つ宝具。

詳細は該当記事を参照。


ゲーム内での性能編集

最大HP12,877(LV80)→14,248(LV90)
最大ATK8,730(LV80)→9,653(LV90)
COST0
コマンドカードQuick:1/Arts:2/Buster:2
宝具カードArts
スキル1今は脆き雪花の壁 / 味方全体の防御力をアップ(3T)
スキル1(強化後)誉れ堅き雪花の壁 / 同上+ダメージカット(1回)
スキル2時に煙る白亜の壁 / 味方単体に無敵状態を付与(1T)&NP上昇(10~20%)
スキル3奮い断つ決意の盾 / 自身にターゲット集中状態を付与+NP獲得量を大アップ(1T)
宝具味方全体の防御力をアップ(3T)〈オーバーチャージで効果UP〉&味方全体にダメージカット状態を付与(3T)
宝具(強化後)同上+自身を除く味方全体の攻撃力をアップ(3T)

高いHPと防御特化のスキル構成を持つ典型的なブロッカー。

唯一のシールダーで、バーサーカーが相手だろうと必ず等倍で防げるのが売り。

「奮い断つ決意の盾」のNP獲得量上昇効果は相手ターンまで持続しないので、出来るだけArtsカードがある時に使いたい所。その分効力は高く、高レベルならば宝具の連続開放も視野に入る。


欠点は盾役ゆえに攻撃力は伸びづらい事で、テコ入れ抜きでは火力がなかなか出ない。そのため、速攻が重視されるフリークエストの周回よりも、ボス戦や高難易度戦といった長期戦で輝く。

また、「主人公と共に成長する相棒役」というポジションから霊基再臨がストーリーの進行とリンクしているため、初心者はレベルが頭打ちしやすい。

スキルレベルも、1回上げるのに5個ずつとはいえ需要の多い素材が並んでいるため、在庫管理に注意が必要である。


だが、第1部六章を進める事でレアリティが☆3から☆4に上昇し、それに乗じて能力の最大値もアップした。これにより、フォウくん、概念礼装でのステータス強化を合わせれば攻撃力さえ並の☆4サーヴァントと並ぶと言う前代未聞の超強化である。


また、デッキコスト“0”は現時点で彼女だけの特権。マスターレベルが低くコスト上限の少ない初心者マスターはもちろん、現状最大レベルであってもパーティ全てを☆5で統一する事は叶わないため、コスト節約の観点でも非常に助かる存在である。


最初は盾役にもなれなかった彼女だが、多くの苦難を乗り越えた事で、「耐久パーティの鉄板」と評されるほどの地位を確立した。

まさにマシュは「人理を守護する盾の使い手」となったのである。


ただし第2部のシナリオでは、現状とある理由で一時的にギャラハッドの力が復活した6章を除いて、スキル・宝具が一新された霊衣で固定されるため、以前の形態は使えなくなってしまう。

メインストーリー以外であれば自由に選べるので、必要に応じて上手く使い分けていこう。


関連人物編集

レオニダス一世

空の境界/the_Garden_of_Order』以来、偉大なる専守防衛の先達として「盾持ち英霊に悪い人はいない」とガチリスペクトしている。

7章でも共演。先生と生徒のような関係を築いており、彼から極めて有意義な助言を得ている。


エミヤベディヴィエール

主人公以外で「先輩」と呼び慕うサーヴァント。彼女にとっての「先輩の条件」を踏まえると感慨深い。


ランスロット(セイバー)

彼女の霊基であるギャラハッドの父親。霊基に引きずられる形でマシュも「お父さん」と呼ぶ。

ただしその対応は反抗期&思春期真っ盛りな少しトゲのある辛辣さ。

なお、本来のギャラハッドは父親であるランスロットを尊敬しているのだがマシュのせいで『ギャラハッド自身もランスロットを嫌っている』という風評被害を受ける事になってしまった。


その他編集

  • 元々は『Fate/staynight』の時点で考案されていたが敢え無くボツになり、その後2006年版アニメで制作予定だったオリジナルストーリー用にデザインが描き起こされるも、こちらもお蔵入りとなる(小次郎の代理をする予定だった)。そして、『Fate/GrandOrder』の始動に当って、良デザインからこのまま眠らせるのは惜しいという理由で参戦が決定した。
  • 真名覚醒後はランスロット特攻と言わんばかりの毒舌スキルを彼に発揮しつつも「お父さん!」と呼びかけるようになり(女性に現をぬかしている場合は「穀潰し」と言っている)、彼を嬉しいやら情けないやらの凄く複雑な気分にさせている。外見に関しても、ランスロット戦時の彼の発言から察するに瓜二つだと思われる。
  • ちなみに、オルレアンでバーサーカーとして召喚されたランスロットの言葉を理解していた節が有ったが、関連性を見れば納得できる。
  • Episode 0 Initium Iterにて実験で幼少期のマシュがデミ・サーヴァントとなり、理由不明の暴走(描写から恐らくギャラハッドが原因)する場面が描かれたがその過程の中で事前に顕現させた円卓の盾を消して、別の何かを顕現させようとする動作を見せている(その動きはマシュによって止められて不発に終わった)事からいまは遙か理想の城(ロード・キャメロット)とは異なる第二の宝具を保有している様な描写があるがゲーム内では言及されておらず、存在するか否か未だ不明である。

キャプテン・カルデア

  • 上記と関連するかは不明ながら、1部6章で開放される第三再臨ではセイントグラフ・バトルグラフィックともに帯剣しているのが確認できるものの、マテリアルやシナリオ上ではその後この剣について一切言及がない(2023年7月31日現在)。その外観は後にFate/requiemで登場したセイバーのギャラハッドが所持する二振りの剣のうち一つによく似ているものの、こちらの剣も二巻現在「『ダビデの剣』ではない」「おそらく強力な宝具である」という以上の詳細は明らかにされていない。
  • 「盾を主武器にするヒーロー」ということで、憑依元のサーヴァントの真名はスティーブン・グラント・ロジャース、すなわちキャプテン・アメリカであるという言説が流布していたことがある。当然ながらジョークである…が、公式でもとあるキャラが共通性を冗談交じりに指摘している。
  • MELTY BLOOD:TYPE LUMINAに追加キャラクターとして参戦。技名にバスター、アーツ、クイックの単語がそれぞれ使われていたり、セリフに「次のウェイブ」や、「ぶおお~(ほら貝)」など至る所に原作の要素をちりばめられており、アークドライブは劇場版の戦闘シーンの再現がされているなど非常に凝った作りになっている。
  • 一方で、ラストアークに「決戦術式:アラウンド・マイマスター」という技が設定されいる。ゲスト出演時にオリジナル技が作られるのはよくあることだが、Fate作品において「決戦術式(ファイナリティ)」という枕詞がついてしまうと「他作品への出演の都合」以上の意味を持ってしまう場合があるので、発表当初マスター達が困惑していた。
  • さらにこの技の発動時、「レイプルーフ・パニッシュメント」「フィニス・キャメロット」と叫ぶので余計に「つまりこの技は何なんだ?」「宝具とは違うの?」「ハイアングル・トランスファーって他にも叫んでるいるけどなんで?」「ていうかカットライン・ランスロットもなんなんだ…?」と技関連での謎も増えることになった。

関連イラスト編集

マシュ キリエライトセンシティブな作品

マシュあなたがいる世界に私も生きてる


関連タグ編集

Fate/GrandOrder サーヴァント シールダー(Fate) ヒロイン

ぐだマシュ男主盾 / 女主盾) 盾親子 盾子

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