アーキタイプ:アース
あーきたいぷあーす
真名 | アーキタイプ:アース(アルクェイド・ブリュンスタッド) |
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クラス | ムーンキャンサー |
性別 | 女性 |
身長 | 167cm |
体重 | 52kg |
出典 | 月姫 |
地域 | 地球全般(出現地は欧州) |
属性 |
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好きなもの |
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嫌いなもの |
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ILLUST | 武内崇 |
CV | 長谷川育美 |
アーキタイプ:アース(ARCHETYPE:EARTH)とは、魔術世界において「原初の一(アルテミット・ワン)」と呼ばれる生命体。
『MELTY BLOOD Actress Again Current Code』に真祖アルクェイド(姫アルク)として登場した際に英語表記として使われたのがこの名称の初出であり、シエルに「アーキタイプ」、リーズバイフェに「原初の一」と呼ばれたほかに、『路地裏ナイトメア』に登場した際にもシアリムから真祖アルクェイドの本性と呼称されている。
『Fate/EXTRA CCC』の設定集では「原初の神性」「原始の女」とも呼ばれている。本来は「神」の上位に当たる存在でありながら「神性」と定義されているのは、彼女のマスターである臥藤門司の勘違いに起因している。
『型月稿本』においては、とある存在の真名としても表記された。
『Fate/Grand Order』において、ムーンキャンサークラスのサーヴァントとして登場した際にもこちらの名義で登場。レアリティは☆5。サービス開始7周年記念枠として実装となった。
ガチャで引いた際はクラスカードが全く別のイラストに描き変わるという、水着キアラと似た演出が行われる。
月の化身にも通ずる存在ながら「月の癌細胞」クラスに当てがわれているのは、かつてムーンセルに異物として紛れ込んだ前例や、彼女の人格自体がその純度を下げるあり得ざるものな事に起因していると思われる。
長年バレンタイン以外の出番が無かったが奏章Ⅲ『新霊長後継戦アーキタイプ・インセプション』に登場。霊基第三が「アーキタイプ:アース」名義で主人公と接触する。
本人曰くとある人物の痕跡を触媒に召喚されたらしいが…。
FGO7周年記念のスペシャルゲスト。
霊基ごとに姿・性格は違うものの、どれも同一個体である。
だが、各々時系列による精神や価値観、経験値の差異が大きく、事実上三重人格に近い。「アーキタイプ:アース」が真名となっているのも、これら全ての人格を一括りにした集合体として定義されている為だと思われる。
ファンからは霊基第一が長女、霊基第二が次女、霊基第三が三女と形容されている。
カルデアでは時と場合によって霊基状態を切り替えており、各人格によって人間関係や態度・対処法も違う。
それぞれの人格は脳内チャットルームで対話可能であり、たまに会議している。
一人称はいずれも「私(わたし)」。
霊基第一は「本来そうあるべき姿」の未来。
外交的、陽気、能動的。
霊基第二のような経験を得ることなく、平穏無事に成長した姿。
女王然とした高圧的で超然とした態度を取っており、冷酷で無慈悲。自身以外のすべてを内心見下しており、それは下記の二つの人格も例外ではない。
霊基第二曰く、面倒くさがりで飽きっぽい性格。それでいて強欲で好奇心旺盛な欲しがりさん。常にヒトの営みには興味ないという態度を取りながらも、内心ではあらゆるイベントに興味津々。
上に立つものとしての矜持を抱いているが、自身に付き従う配下等は居ないことを自嘲している。
霊基第二は「ある偶然でそうなった」月姫本編の現在。
また、『月姫 −A piece of blue glass moon−』の「とあるルート」から3年後の姿らしい。
内向的、陽気、能動的。
人間社会で暮らしていたためか三つの人格の中で最も現世慣れしており、明るく社交的で陽気なため、カルデアでも問題なく周囲に溶け込んでいる。
少々粗暴でお転婆、テンションが高く調子に乗りやすい性格。一方で負けず嫌いで拗ねやすい。
他の人格より人間社会に明るいため、結果的に三つの人格の中では常識人になりイベントや対人関係などでは困惑する他の人格をけん引する役割になる。
霊基第三は「もし間違いを侵さなかったら」なっていたかもしれない過去。
内向的、陽気、受動的。
霊基第一のように矜持に目覚めることもなく、霊基第二のように運命とも出会わない、最も純粋無垢な人格。「Fateシリーズ」世界における彼女ともいえる存在。
姫として育てられたために態度は霊基第一寄りだが、こちらは他者に対する思いやりがあり、霊基第一を高圧的な女王とするなら、霊基第三は清楚な姫君を思わせる。
箱入り娘として育ったため、世間に疎く、また「何もわからない」外界に対して興味と恐怖の両方を感じている。
他の人格同様、好奇心は旺盛なほうで、また無垢故の幼さややんちゃさを隠している。
満を持して、かつ比較的安定した状態で顕現できただけに、その能力は変わらず色々と規格外。
空想具現化が使える関係上、魔術の域を軽く通り越した神秘を行使でき、様々な自然現象を操って並み居る敵を蹂躙する。
モーション中では、光の散弾や鎖の射出、自身を中心とした竜巻や溶岩の発生、地面から生える氷の棘の形成、剣を遠隔操作しての斬撃、更には人工太陽の形成と疑似スーパーノヴァなどを見せる。
第2再臨ではアルクが好むステゴロスタイルに切り替わり、魔力を纏った蹴りや引っ掻き攻撃、地面ちゃぶ台返し、草の蔓で大岩をハンマーのように振り回す、四角い結界に閉じ込めて爆砕等々、1・3臨とは趣の違うパワフルな立ち回りで魅せてくる。
ステータス
マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
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藤丸立香 | B | B | B | A+ | B | EX |
保有スキル
対魔力(A+) | 文明によって生じた干渉術式はほぼ通じない。 |
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道具作成(A) | 自然からできるものを自由に作成できる。空想具現化と呼ばれる真祖特有の超能力。基本的には惑星上で自然発生した植物、鉱物、地形などを出力する万能プリンター。人工物は管轄外だが「元を辿ればみんな自然物と言えなくもない?」という元も子もない理屈から作る事も可能。その場合規模・精度は著しく低下するが、ホワイトボードぐらいは楽勝である。 |
陣地作成(EX) | 地球そのものが陣地と言えるため、霊脈への同調に優れている。ただしそれが強すぎて、土地の弱体化に引きずられてしまう事もある。 |
単独行動(A) | 受肉した精霊種として、一方通行ではあるものの星の内海から目的地に直で実体化できる。逆に星の内海に還るとき、肉体は霧散してしまう。 |
原初の一(D) | 地球からのバックアップを受け、敵対した相手より一段階上の出力、存在規模を獲得するのだが、筐体が世界卵ではなく霊基であるため、十全に発揮できない模様。戦闘中、各種ステータスを必要に応じて1~2ランクアップするに留まる。 |
虹の魔眼(A) | 最高水準である「虹」の魔眼。敵全体に強い行動制限をかけ、自身の攻撃力をアップさせる。 |
星の息吹(C) | 亜麗(異聞帯においては亜"鈴")真種としての基本性能。「よーし、やっちゃうか!」と気合いをいれて深呼吸をするだけに見えるが、実は周囲のマナを一息で取り込んでいる。竜の炉心に匹敵する体内魔力生成と性能向上 |
ファニー・ヴァンプ(EX) | ある故障により、彼女なりの人類愛に目覚めた結果。善良な人々を守る大気圏。咲き乱れるアースライト。パーティ全体に多大な恩恵を与える。 |
空想具現化(マーブルファンタズム)
- ランク:EX
- 種別:対軍宝具
- レンジ:30~40
- 最大捕捉:100人
「恐れを知らぬ奴だ。」
「甘受するがよい。逃れることはできん。我が手、我が爪こそ、星の息吹と知るがいい!!」
「月の光を!受けるがいい!」
「そのまま動かないで。緩やかに、涼(すず)やかに、開くように――『空想具現化(マーブル・ストラーイク)』!!」
「機嫌がよいので、特別に。」
「甘受なさい。故郷は遠く、道はなく。この城が、終の檻。月の城にようこそ。」
一時的に筐体をマナ凝縮体に変化させ、星からのエネルギー提供を万全にしてからの、超強大な一撃。魔術による自然干渉ではなく、純粋な自然現象。
肉弾戦を好む霊基第二では自身をエネルギー弾にしたバンカー・ミサイル攻撃に。
自然の嬰児、真祖の王族としての霊基第一、第三では、西暦1200年の千年城にいる“彼女”からの時空跳躍攻撃となる。
また、フィールドを一定時間「千年城」に変化(具現化)させる。
詳細は該当記事を参照。
最大ATK | 11601 |
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最大HP | 14175 |
カード配分 | Q1/A2/B2 |
スキル1 | 虹の魔眼A / 敵全体にスキル封印状態を付与(1T)、敵全体の防御力をダウン(3T)、自身の攻撃力をアップ(3T) |
スキル2 | 星の息吹C / 自身のNPをすごく増やす、自身の宝具威力をアップ(3T) |
スキル3 | ファニー・ヴァンプEX / 味方全体に無敵状態を付与(1回・3T)、〔善〕特性の味方全体の強化解除耐性をアップ(1T)、フィールドが〔千年城〕状態の時、自身を除く味方全体のNPを増やす |
宝具 | 空想具現化(Buster) / 敵全体に混沌属性特攻のダメージを与え、フィールドを〔千年城〕に変化。「今を生きる人類」特性持ちのNPを20%〜40%増やす |
非常に高いNPチャージ性能を誇るアタッカーにしてサポーター。
特に星の息吹の増幅量がすさまじく、Lv1~5で50%、Lv6~9で90%、MAXのLv10にいたっては100%(0%から使ってすぐに宝具が打てる)も増える。このため育ち切れば黒の聖杯との相性も抜群。
このためシステム周回の適性に優れ、「1T目でNPをチャージして宝具を使い、フィールド効果の千年城が続いている2T目にファニー・ヴァンプを使って周囲にNPを供給(LvMAXで30%)する」というコンボで3ターン周回編成が非常に組みやすい。「今を生きる人類」特性の味方には宝具でもNPを配布できるのでさらに自由度が上がる。
あるいは、アペンドスキル2を解放した上で、イベントで多いNP50礼装+全体NP30のサポートサーヴァントと組み合わせて、1wave+2wave担当の宝具2連射運用も一つの手。
この場合サポートサーヴァントに加えて千年城によるNPサポートも加わるため、NP獲得を一切持っていないサーヴァントでも3wave担当になりやすいのと、宝具によるリチャージを見込んでいないため宝具3連射が敵の数に左右されない(変則適性が高い)事が利点となる。
また、相性不利なクラスが少ないため、敵のクラスをほぼ問わずに組めることや、スター&クリティカルに依存しないのでカード運にも左右されないという魅力がある。
逆に言うと相性有利なクラスも少ない為、彼女自身の宝具火力が伸び悩みやすいのが欠点。
「大抵の相手に対してフラットに強さを発揮できるが、圧倒的な相性差も生まれない」というのは、ある意味彼女の設定通り。
ただし特攻対象である混沌属性の相手に対しては宝具レベルに応じてダメージが1.5〜2.0倍に伸びるため、元のバフ量も合わせて有利クラス以上のダメージも狙える。
クラススキル含め単純合計100%という非常に高い自前バフもあるため、宝具1でも一定の火力は出せるが、敵HPが多い場合には、宝具2以上またはコヤンスカヤやオベロンと言ったサポートサーヴァントによるバフサポート、もしくは黒の聖杯の装備や聖杯投入によるステータスの底上げといった工夫が必要になるだろう。
幸い破格のNP獲得も相まって黒の聖杯運用自体は非常に容易くなっているが、ボックスイベントなどで礼装6積みをしたい場合はネックとなる。NPサポートがいらない分火力サポートに振るか、特攻対象以外には1,2waveの突破に絞るのもあり。
相方として選ぶサーヴァントはバーサーカーで敵のクラスをほとんど選ばず、全体宝具かつ自前でNP50をチャージでき、また「渇望のカリスマ」で火力カバーもできるモルガンが第一候補。サポートとして借りやすいこともあってアルモルモルシステムがすぐに考案された。
月姫シリーズ
自らを決定的に暴走させた怨敵。Fate世界では出会っていない上、ある男に魂ごと焼き滅ぼされもう存在しない。
幼き姫の理解者。『MBAA』では本人も気に入っているようで、世界を滅ぼそうとした際も後述の人物と含めて残そうと考えている。
2024年の夏イベにて水着サーヴァントの1人として彼女も参戦。アーキタイプ:アースを召喚済みだと彼女の召喚時に特殊なボイスが聞ける。
霊基第二における彼女にとって一番大切な人。
直接名前が言及されることはあまりないが、台詞の節々にその片鱗を垣間見ることが出来る。
死徒二十七祖の第九位にして、真祖と死徒の混血。そしてアルクェイドにとって姉にあたる存在。
詳細は本人の記事を参照。
シオン・エルトナム・アトラシア、シアリム・エルトナム・レイアトラシア
『路地裏ナイトメア』にて彼女たちのシミュレーションにより眠りが遮られたとして介入。
「世界の代弁者」として裁定を下す。
真祖アルクェイド(『FGO』における霊基第一)として登場した際に「粗悪な祖など我が前に現れるな」と語っている。
真祖の参考元である月のアルテミット・ワン。タイプ・ムーン。
霊基第一の彼女からは「父」と呼ばれている。
Fate/Grand Order
TYPE-MOON作品、もしくはシリーズを代表するヒロイン同士。
彼女が持つ星の聖剣とは親戚に近い関係だったりする。
本作における彼女はどうやら『MB:TL』の記録を持っているらしく、「今度はこっちがストレンジャー(余所者、侵入者)」と口にした。
星の内海より生まれた妖精。こっちも親戚である。
第六異聞帯の物語を得て聖剣の基盤(エッセンス)となった彼女に「良い出会いがあった」「文句のつけようがない出来映え」と評したが、それはそれとしてそのお転婆振りには苦言を呈している。
生者と死者の境界に立つ暗殺者という前例。おそらく自分を殺した存在と似たような力を持つ前例という意味だと思われ、霊基第一の彼女をして流石に驚いている。
あの人間と同じ「直死の魔眼」を持っている事で興味を惹かれた模様。
お友達よりライバルの関係が楽しそうという理由で、セイバーとは少し違った方向の好戦的な態度をとる。メルブラシリーズの過去作では共演しており、特殊台詞もある。
根源に通じる彼女の性質を「原始的ではあるが美しくもある」と評価した。物騒に(おそらく珍しいモノを斬ってみたいという衝動に駆られて)刀を振り回す姿には疑問の様子。
契約したマスターで、彼/彼女との関係性は人格によって異なる。
霊基第一は多くの人類の1人として見下しており、霊基第二は気の許せる友人として接し(男だと「カルデアくん」と呼び女だと「カルデアさん」と呼ぶ)、霊基第三は自身を導く存在として懐いている。
特に第三霊基の彼女と一番親交が深い様子であり、バレンタインイベントではチョコを渡せるように第二霊基がサポートする(思い人の為にも渡せなかった)様子を見せた(第一霊基は面倒がって逃げた)。
グラン・カヴァッロ、という真名の方で呼ぶ。自然の嬰児でもある彼女の旅を賞賛した。
「知りたい」という欲望の元に、未知を開拓する人間の在り方の凝縮にして末路。
しかし彼女からしてみれば、この名探偵は些か優しすぎる模様。
海が苦手な自分に、今度泳ぎを教えてほしいとお願いした。
新たな人類の形である彼女を見て、これなら宙の旅に耐えるであろうと評価した。
人類悪の器でありながら自身の誇りに懸けて獣に成らなかった者を、どこか羨むように見ていた。
シエルを含めた、面識のある教会関係者と比較してもあまりに胡散臭い為、ドン引きしている。
ある要因から似た者同士な関係。
2023年のバレンタインイベントではチョコの作り方を教わる為、第三霊基の彼女に頼み込むククルカンだったが、お察しください。
第一臨曰く「私があのように能天気に振る舞うことは無い」との事(´・ω`・)エッ?
ヒトではなく恐竜が霊長となった地球におけるアーキタイプ。彼女とテペウの関係性は、彼との関係に近しい所がある。
実装について
- 『Fate』シリーズのアルトリア・ペンドラゴン、『空の境界』の両儀式と、TYPE-MOON三大メインヒロインが一斉に集う夢の共演が遂に実現。(厳密にはもう1人蒼崎青子がいるが、後のコラボイベントで実装された)
- 今回の実装を決めたのは勿論奈須きのこ氏であり、誕生秘話インタビューでその背景が語られている。
- Fesでサプライズ発表された際も、宝具以外のモーションを一通り見せた後、第二再臨での宝具演出まで披露する等、これまでに無い気合いの入れようだった。
- ほぼ同じタイミングでマーリンとプロトマーリン、そしてマシュも媒体を越えて別作品に実装される事が発表され、これら奇縁を一部ファンは「通信交換」、奈須氏自身は「等価交換」と称している。
- 島﨑信長氏は実装発表されて3時間も経っていないのに宝具LvをLv5(MAX)にした。
- 『FGO』フェス2日目に参加していた声優陣も次々に同様の快挙を成し遂げていることが報告され、翌日の午前中には「アルク宝具2」がTwitterのトレンド入りしている。
- 翌週に配信された『TYPE-MOON TIMES 2022 Summer SP』にて金本涼輔氏は、運営からの配布石を使いながら200連足らずで宝具5を達成したことを報告した。ここまで来ると結ばれてるのでは……?
- 当サイトにおいても、実装から一週間が経過した8月7日、pixivisionにて特集が組まれた。
クラスについて
所持している剣について
- 第一・第三霊基状態で、剣のような武器を使用しているのが見られる。本来の『月姫』におけるアルクは徒手空拳を中心に戦うスタイルであり剣を使って戦うスタイルではなく、この剣の由来はマテリアルにも言及されておらず、その実態はまだ謎のままである。
- 実は2002年のとあるサークル名の由来に関するインタビューで、奈須きのこが『note.』の関連内容について言及したことがあり、その時に「……実はあの話、最後の一歩前でタイプムーンってのが正体明かすんよ。んで、持ってる魔剣名がリアル・オブ・ザ・ワールド(真世界)」という言葉を残している。
- このたったの一言がやがて古参ファンの間で伝説となり、公式から何の設定も補足されていないにもかかわらず、様々な考察が絶えずに続出してきたが、20年経った今、アーキタイプ:アースが持つ剣こそ「朱い月が持つ幻の魔剣:真世界」そのもの(或いは関係する何か)なのではないかと、古い話題が再び息を吹き返すこととなった。
中の人について
演じた長谷川女史は『Fate Project 大晦日TVスペシャル 2021』にてナレーションを担当していたほか、後に『Fate/strange Fake-Whispers of Dawn-』に時計塔職員の役で出演している。
その他余談
- 志貴の恋愛感情を隠さず惚気まくっている霊基第二、マイルームやバレンタインで主人公に好意を抱いているような描写がされた霊基第三に対して「どのような運命にも出会わない」と明された霊基第一が行き遅れの喪女扱いされファンからネタにされることも。
- もっとも、霊基第三の彼女も運命に出会うことのないファニー・プリンセスとマテリアルに記載されているため霊基第一のように相手がいないことを付記しておく。霊基第一と霊基第三は同じ穴の狢であるため、過剰にネタにすることはもちろん控えるのが利口だろう
- 現状バレンタイン以外の出番が無く、月姫コラボを待ち望む声も多い。そのバレンタインのシナリオでは「世間知らず」「箱入り」は地雷ワードであるらしい。
- そして、奏章Ⅲ『新霊長後継戦アーキタイプ・インセプション』に登場した。
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※FGO7周年本当におめでとうございます! そんな素晴らしい日を私なりにお祝いしたものです。少しでも気に入っていただければ幸いです。 「彼はどうやって人理継続保障機関カルデアのマスター候補になれたのか」 カルデアに来るより以前の経歴は一切不明となっていた一人の少年の過去を、拙いIFの要素をふんだんに盛り込んだ空想具現化で綴る。 二十一世紀の日本。都市部で暮らす少年はどこにでもいる子どもであった。だが彼には物心つくより前に見えるはずのない「何か」を見る力があった。そのせいで周りからは「気味の悪い子」と呼ばれ、親からも「病気」だと勘違いされる。以来両親同士でいがみ合うようになり、怒りの矛先が彼に向かうこともあった。冷え切った家庭は何年も続き、崩壊は目前だった。どちらが先に言い出したことかわからない。だがどちらかが言った。 「……あの子がいなくなれば」 数年後。桜が咲く季節。彼は見知らぬ大人たちに引き渡された。 「……ごめん、ごめんな」 それが両親の最後の言葉だった。 少年は引き取られた後、数えきれない苦しみを味わった。切り付けられ、殴られ、焼かれ、骨も何度も折った。それは自分が受けなくてもいい実験をその検体の子どもの代わりに受けていたから。自分が苦しむよりも、苦しむ誰かを見るほうが嫌だと思って文字通り彼は見知らぬ誰かのために骨を折った。だが、大人たちからの評価は「失敗作」だった。 地獄のような日々を過ごした少年は、己が所属している場所が魔術を操る研究施設だったことを知る。魔術の扱いが上達しない彼は施設にとって「お荷物」でしかなく扱いは動物のそれであった。それでも彼は施設にいる誰よりも実験の回数をこなしていた。他の検体が悲しむ顔を見たくなかったから。 ある日のこと、施設に人理継続保障機関カルデアからマスター候補の要請が入る。アニムスフィア家が大規模な計画を実行するために最後の欠片がどうしても必要だということで、誰でもいいからマスターになりえる人員をくれないかと様々な部署に声をかけていたのだ。研究者たちは頭を悩ませた。貴族であるアニムスフィアに少しでも恩を売っておきたいが、当時の施設にマスターになれる素質を持った検体は存在していなかった。悩んだ末、研究者たちは彼を指名した。理由は単純で「いなくなっても困らない」からだった。もしマスター適性にそぐわなかったとしても、その場で処理してくれればいいと念を押し、なんの未練もなく大金と引き換えに彼は研究施設を追い出される形でカルデアに招かれる。 この時、彼は夢にも思わなかった。 捨てられるだけの人生だった自分が、世界を変える世界最後のマスターになるなど。3,695文字pixiv小説作品新宿魔女真祖禍乱③
※本作はFGO2024年イベント「魔法使いの夜アフターナイト 隈乃温泉殺人事件 ~駒鳥は見た!魔法使いは二度死ぬ~」後のお話です。魔法使いの夜のネタバレも少しございますので重ねてご了承ください。 ※さらにすでに私が書かせていただいた作品とつながるように書かせていただきました。神をも恐れぬ私の無謀を許せる方だけお読みください。 ※原作プレイ勢の一人として今回のイベントに参加させていただき原作ネタと、FGOらしさもふんだんに盛り込んだ素晴らしいイベントに心から堪能させてもらいました。とはいえこちらの作品は引き続き「こうならいいな」という妄想が多分に含まれているので、平にご容赦ください。 ※更新が遅くなったこと誠に申し訳ございませんでした。これで終わりです。全ては私の段取りの悪さと「学マス」が面白過ぎるのが悪い……いえ、私です。私です!本当に申し訳ございませんでした。 「彼はどうやって人理継続保障機関カルデアのマスター候補になれたのか」 カルデアに来るより以前の経歴は一切不明となっていた一人の少年の過去を、拙いIFの要素をふんだんに盛り込んだ空想具現化で綴る。 二十一世紀の日本。都市部で暮らす少年はどこにでもいる子どもであった。だが彼には物心つくより前に見えるはずのない「何か」を見る力があった。そのせいで周りからは「気味の悪い子」と呼ばれ、親からも「病気」だと勘違いされる。以来両親同士でいがみ合うようになり、怒りの矛先が彼に向かうこともあった。冷え切った家庭は何年も続き、崩壊は目前だった。どちらが先に言い出したことかわからない。だがどちらかが言った。 「……あの子がいなくなれば」 数年後。桜が咲く季節。彼は見知らぬ大人たちに引き渡された。 「……ごめん、ごめんな」 それが両親の最後の言葉だった。 少年は引き取られた後、数えきれない苦しみを味わった。切り付けられ、殴られ、焼かれ、骨も何度も折った。それは自分が受けなくてもいい実験をその検体の子どもの代わりに受けていたから。自分が苦しむよりも、苦しむ誰かを見るほうが嫌だと思って文字通り彼は見知らぬ誰かのために骨を折った。だが、大人たちからの評価は「失敗作」だった。 地獄のような日々を過ごした少年は、己が所属している場所が魔術を操る研究施設だったことを知る。魔術の扱いが上達しない彼は施設にとって「お荷物」でしかなく扱いは動物のそれであった。それでも彼は施設にいる誰よりも実験の回数をこなしていた。他の検体が悲しむ顔を見たくなかったから。 ある日のこと、施設に人理継続保障機関カルデアからマスター候補の要請が入る。アニムスフィア家が大規模な計画を実行するために最後の欠片がどうしても必要だということで、誰でもいいからマスターになりえる人員をくれないかと様々な部署に声をかけていたのだ。研究者たちは頭を悩ませた。貴族であるアニムスフィアに少しでも恩を売っておきたいが、当時の施設にマスターになれる素質を持った検体は存在していなかった。悩んだ末、研究者たちは彼を指名した。理由は単純で「いなくなっても困らない」からだった。もしマスター適性にそぐわなかったとしても、その場で処理してくれればいいと念を押し、なんの未練もなく大金と引き換えに彼は研究施設を追い出される形でカルデアに招かれる。 この時、彼は夢にも思わなかった。 捨てられるだけの人生だった自分が、世界を変える世界最後のマスターになるなど。5,859文字pixiv小説作品Twitter 掲載 FGO 3本
Twitterに掲載した内容です。 多少の加筆修正をしました。 一人称付けてないので、女主人公派も男主人公派も好きに呼んで下さい ※追記※ 「ぐだ男」タグを入れた方へ この作品は男女主人公、どちらとも取れるようにしていますので、「ぐだ男」タグは外させて頂きます。 ※誹謗中傷はご遠慮下さい ※誤字脱字衍字があるかもです(教えてください) ※文才力が遠出しております ※キャラが掴めてない可能性とあくまで二次創作であることをご了承下さい ※以上のことから駄文率高しです。 ※上記により添削(削除)するかもです4,527文字pixiv小説作品名前
最終再臨しているアルクェイドとマスターの話。 絆Lv高いな、多分。 FGO以外の型月作品をまともに履修していないのですが、だからこそ書けた話かもしれないです。 よくわからんの出たらとりあえずネタバレGOしてます、はい。 最終再臨姿で周回に出てもらったりしてるんですが、それでも構わず私は彼女を「アルクェイド」もしくは「お姫様」って呼んでいます。 正しくはないのでしょうけど、召喚時の二臨の姿とかも踏まえると『彼女は彼女』という認識になったので。 あと、2部7章の後編を踏まえると意地でも「アルクェイド」と呼びたくなりました。 しつこいですがFGO以外の型月作品をまともに履修していません。 ご了承ください。1,220文字pixiv小説作品- When the Moonflowers Blossom
Volume 2: TO FIGHT AGAINST FATE
Volume 2 of the "When The Moonflowers Blossom" Series.27,412文字pixiv小説作品 - ぐだアースシリーズ
遊園地ですね、わかります
お久しぶりです。時間取れるようになったのでこちらにも投稿します。今回は一本です。 元の掲示板にある方には挿絵代わりにとあるAI絵を投稿していますが、こちらでそれは使っていいのかわからなかったので無いです。 気になる人はこちらへ→https://bbs.animanch.com/board/2135755/9,905文字pixiv小説作品